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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へ(7)お問い合わせ

2006-12-03 17:06:36 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
「パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へ」として、今回、7項目でこのブログ上への書き込み登録を致しました。
 そこで、具体的に変換テスト等をご相談させていただきます。

■1 写研製電算写植機器 関連での変換テストや情報
(1)旧8インチ版テーブルデータFD。ビジネスとしても変換サービスも1枚いくらという費用で、いくらでも変換は可能です。お問い合わせ下さい。
 対象は、オリジナル及びフアイナルFD(ソート済みは不可)であること。但し、8インチレベルでも「ページ16形式」は不可です。

(2)旧3.5インチFD、グラフET等はテストでも実務でも変換対象となります。但しグラフページ16では、写研テキスト引きはがし済みが前提です。バイナリーでも結構です。

(3)MOを介して、サイバートPやシンギス、サンプラス等の写研txtデータを変換いたします(ページ16は写研txtを引きはがした内容で)
(4) 現状では、数式、学産等の写研データは原則として対象外です

(1)(2)(3)(4)とも、変換サービスとしてもご利用下さい



■2 TEXの医学書等数式の入力されたフアイルを変換対象としてテスト変換を受けております。
 まずTEXから、wordへの変換を行います(正当なTEXデータでは実用的な変換可能な様です)。Word上では、mathtypeの形式に、数式は変換されています
 そこで、原則Word上で入力フオーマットされたmathtypeデータを、㈱モリサワ製MC-B2にほぼ1:1出変換を致します。
 そのテストを引き受けております。
印刷見本及びtex、あるいはWORDデータを添付フアイル等で送信下さい


 株式会社 トータルメディア研究所
荒尾 稔 tmlarao@tml.co.jp
 開発部
まで、よろしくお願いいたします。
〒113-0021 東京都文京区本駒込4-38-1 富士ビル
TEL:03-3824-6071 FAX:03-3824-5980
E-mail:tmlarao@tml.co.jp HP:http://www.tml.co.jp


 
  
 

グリーンツーリズム大賞とシンポジウムのご案内

2006-12-03 16:51:14 | 組版プロの思考からXMLを考える
グリーンツーリズム大賞とシンポジウムのご案内

毎日新聞社主催の都市と農山漁村の交流や地域活性化を推進するグリーンツーリズムのシンポジウム「農と食で地域を元気に」が開催されます。ぜひおでかけください。

日時 12月21日(木)午後1時~4時半 入場無料
場所 如水会館(東京都千代田区一ツ橋2-1-1)
電話03-3261-1101http://www.kaikan.co.jp/josui/
・地下鉄東西線 竹橋駅下車 1B出口 徒歩4分
・地下鉄半蔵門、三田、新宿線 神保町下車 A8出口 徒歩3分

●午後1時~2時   グリーンツーリズム大賞表彰式
●午後2時~4時半  シンポジウム「食と農で地域を元気に」
・午後2時~3時 鼎談
榊原英資(早稲田大学教授)
加藤一郎(JA全農専務)
徳岡邦夫(京都吉兆嵐山本店総料理長)

・午後3時10分~4時半 パネルディスカッション
金丸弘美(食環境ジャーナリスト)
本田 節(農家レストラン「ひまわり亭」)
下條正己(農水省農村振興局都市農業地域交流室長) 
四方 洋(ジャーナリスト)
        
主催:毎日新聞社

《後援》農林水産省、国土交通省《協賛》ANA、キリンビール、
JR東日本、東京電力、東芝ソリューション、トヨタ自動車、
日本生命、ベネフィット・ワン
参加希望者は、はがきかファクスに郵便番号、住所、氏名、
電話番号、年齢、職業、参加人数を書き、
〒100-8051(住所不要)毎日新聞社「GTシンポ」係、
またはファクス03・3212・0405へ。
「MSN毎日インタラクティブ」
(http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/travel/green/)
でも受け付けます。締め切り12月13日消印有効。
応募者多数の場合は、抽選で200人に参加証を送ります。
問い合わせは03・3212・2272(土日祝日除く10~17時)。

第3回里山シンポジウム報告書の作成と印刷

2006-12-03 16:45:22 | 組版プロの思考からXMLを考える
里山シンポジウム委員会からの報告書「里山とゴミ」発刊に関しましては、いろいろと皆様にご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ありません。
 ここまでこぎつけられたのは、委員の皆さま方の多大なご支援と辛抱をいとわないで、お付き合い頂けた結果と感謝しております。
 じつは、本年度版報告書は、昨年度版「里山と子ども」とのセットで、いくつもの実証実験の元で作成されて来ています

目的 目的は、里山シンポジウム実行委員会のごとく、webや公式HPを立ち上げられる一方で、正式な報告書までを予算のない中で、どのようにまとめ、結果を出し、印刷から製本まで最小のコストで、出来たらメンバー内の力で作成出来るかを、実際の作業を介して、楽しみながら作りあげていこうと行く事にあります。
 NPOは、行政等からの予算獲得に当たり、結果として必ず報告書作成の義務を負っています。そこで、どれだけ責任者の方々が印刷物作成で呻吟しているのかをつぶさに見てきました。予算がない、製作指導してくれる方がいない。IT技術のギャップなどに原因があります。

 同時に印刷産業が、その大量処理機能をもってしては、NPOレベルでの小ロットへの対応策に設備が適応出来ていないことも原因の一つです。
 それらの事態への解決策であり、同時に企画→実行→報告書作成までを、俗に言う”ワンライティングでの作業環境の整備”ということで、解決策を模索してきた結果でもあります。
 田んぼで「ゆみずたんぼ、冬期湛水・不耕起栽培」を始めた時の農家の皆様と同じ、試行錯誤な感覚の再確認でもあります。同時に、このプロセスはまた、次年度テーマ「里山となりわい」にも通じた、ものつくりの基本的な考え方にもつながります。

版下作成
 まず、委員の皆さま方には、何度も報告書内容に関して無理をお願いして申し訳ありませんでした
 中堅の出版社ベースレベルで、出版のための監査がされたと考えています。大変ありがとうございました。
 版下は、すべてのプロセスでWORDを使いました。フオントもwindows対応のフオントを使いMS明朝、MSゴシックを主体にしています。
 
印刷等、製作方法
1 この報告書はすべてフルデジタル複写機による印刷にて作成されています。
 いままで、版下はword等で作成しても、最終的には印刷業者への発注という形で、アナログの方式での印刷機 → 製本機にて作成されています。今回、これを全てデジタルで作成し、印刷自体も市販されている高機能デジタルカラー 複写機で作成しています。表紙はデジタルフルカラーです。本文はモノクロです
(費用さえ合えばフルカラーも可能)。
(1)昨年度の「里山と子ども達」では、本文が40p程度で収まった結果、中綴じで帳合いを取って印刷し、製本は手作業で出来ました。
(2)本年度の「里山とゴミ」では、本文が84pもあるため、A3×2つ折りでの帳合いで 印刷しています。製本は無線綴じの方式をなぞって、手作業で行い、最後に製本業者に 委託して、3方向から断裁して仕上げました。 従って、A4の規格(210×298mm)より、上下左右が5mmほど小さくなっています。
(3) 帳合いを取って印刷してしまいますからヤレは出ませんが、従来の製本方式が使えない(試しが出来ない)

特徴 エコ印刷ということで、無駄なゴミは一切出ません(原則としては)
(1) 必要な部数だけ、いつでも印刷できます。従って、ペーパレスに限りなく接近出来る方法です。従来の印刷技術では、印刷段階で、製本段階では随所で(印刷の試し刷りをする。紙を折る、ホチキスやのりで固める、四方を断裁する等)あらゆる作業分野でやれ(ゴミ!)が生じます。大量処理を前提にしていますので、印刷値段が1,000部以下では値段が変わらないという事になってしまいます。
(2) これは、パソコン上ではデジタル処理(光の三原色:RGB)で処理したものを、印刷というアナログ環境 *1(CMYK)に変換して、従前でのオフセット印刷をするために生じるメカニック上での問題です。
(3) 総合的に、印刷までは目処が付きましたが、製本に難があって、手作業になってしまうところが問題点です。 でも、ゴミが出ない、少部数でも可能(50部でも500部でもほぼ同じ値段)。デジタルデータの改訂がいつでも出来る。1部から増刷出来る事はメリットです。
(4) 何よりも、NPOや市民団体が、自らの手でしっかりとした出版物をも内製化出来ることが最大のポイントです。
 今回の、里山シンポジウム報告書は、その為の実証テストでありました。
(5) 今後の課題としては、手作業となる製本部分での合理的な改善方法を見いだすことにあります。
 小口用の手動の断裁や紙の折機も販売されていますので、調査を行いたいと考えています。

今後の課題
多くの解決を要する課題が見いだされました。
 同時に、アナログカメラが、あっという間にデジタルカメラや家庭用印刷機器の普及で衰退し、すでに10%を切るまでになってしまった経過からみて、NPO等の現場環境から、順次環境に優しいエコ印刷方法として、また報告書とWEBなどを組み合わせられる、デジタル印刷方式が、 ペーパレスにも結びついて、 市場そのものが、従来のアナログ印刷方式から、デジタル印刷化するのは時間の問題だと、良く理解出来たことは研究所としても、大きな成果となりました。

里山シンポジウム実行委員会のもつ社会的な意味あいは、あらゆる部分が、革新的な実験の実証の場に、結果としてなっているのだと言うことが、実感として分かってきました。
 業務改善案をも、実際に皆さま方と実証しながら、それをもって、社会貢献と改善策を具体的に提案していけるように考えていけたらと存じます
 次のステップを、また、さらにいろいろと検討し、模索していこうと考えています。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社 トータルメディア研究所
荒尾 稔 tmlarao@tml.co.jp 

*1 色の表現方式の一つ。藍色(Cyan)、深紅色(Magenta)、黄色(Yellow)、黒(blacK)の配合比率を変化させて、すべての色を表現する。本来はカラー印刷で利用されていた方式である。 理論的にはCMYの3原色ですべての色を表現できるが、黒を美しく印刷するために黒も原色に加えられている。


パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へアプローチ(5) 

2006-12-03 16:35:29 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
 会社発足後24期目ですが、その前からを含めて、永年にわたって、良くも悪くもフルバッチシステムの支援を中心テーマとして取り組んできています。
(4)で書きましたごとく、組版を考えても、プロの、特に印刷部門でのプロの執念と思い入れの凄まじさをさんざん見てきています。一般企業ベースで使われているHtmlやかってのワードプロセサなどの情報量を1とすると、印刷業では、その100倍は軽く超してしまいます。その観点から考えたときに肝心な事は双方向性にあると断言出来ました。
 そこで、MC-B2にはその双方向性を求めてきました。

 その上で、写研のSAPCOLとよばれる組版言語と、mc-b2と、そしてXMLの3つ関係をもって、XML環境をもって中間フアイル的な考え方で、位置付けることで
 XMLを中核とした、フルバッチ環境を構築し、やじろべいではありませんが、
芯はxmlによるXML、右にsapcpl、左にMC-B2としてみました。

 そのための全体的な運用環境が、コンバータとエディターと各種ユーティリティで構成される「パルナ/WIN-mcb2」となります。

 
 

パルナ/WIN-mcb2によるXMLへ(6) 即時更新されるデータ

2006-12-03 15:21:08 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
この説明会で強調しましたのは以下の3点です
私どもが関与してすばらしいと評価している、㈱モリサワ製の組版エンジン MC-B2に関するコメントです。

1 フルバッチ組版データが、TXTベースで完全な双方向性を担保していること
 組版した結果を、即座にtxtとして外部に排出出来ることです。
(1) 印刷ベースの組版データが、校了して組版された結果が直ちに取れること で、監査され、校正され、会社としての最終結果が印刷物です。最も正しいデータであり、データベース化には欠かせません。
 いままで、一般会社のシステムではこの部分で、皆2重構造となって、データの信頼性とリアルタイムが崩れ、コストが倍に膨らんでいます。

2 構想的に、かっての写研製SP313同様にして、修正データを投入すると、修正箇所の後ろを一気に更新をしてしまいます。従って最新情報は常に更新済みとなり正しい一致にデータが格納されています →データベース化に必須
同時に極端に軽いことで、生産性の角度からはすばらしいスピードと採算性を発揮


3 印刷レベルの情報が外部に取り出せるので、印刷会社では、データ管理は単にwindows対応上でのファイリングすることで良いことになります。
 ここから、コンバータ技術、エディター利用技術、ドキュメントプログラム技術、その他ユーティリティを駆使することで、顧客要望によるXMLデータ、HTML、電子出版対象等、txtを多面的に利用可能となります


パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へアプローチ (4)

2006-12-03 15:20:59 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
この説明会で強調しましたのは以下の3点です
1 ㈱写研の組版環境と、㈱モリサワのMCB2の環境は驚くほど類似している。
 いずれもフルバッチで組版をする仕組みを開発(途中から写研はDTP化の部分)構造的に写研とモリサワは根っこが同じで、一つの開発元から2つに分離したもの(関東と関西)であり、日本の工作機械がMM規格で出来ているために、欧米野インチ規格と異なり、mm規格による級数を使用した手動写植機器の時代からの根元的な部分で互換性がある(仮名詰めなども)。
 今回も、いずれもフオントメーカであり、組版とフオントが一体化している環境
で、禁則処理などの類似性など。従って両機種を比較対照して並べてみる
 数式など、同じように専用フオントを準備しています。ただ違いは写研が、数式書体を1MMの1/16歯で制御するに対して、モリサワが本文フオント同様にピッチで管理するための、違和感が、実は最後に残った部分の一つかな……。
 逆に言えれば、そこまで共通化が進んでいるという証しでしょうか。

2 それに、写研とモリサワ製品である、フルバッチ製品を2つ並べて、コマンドを比較しただけでは、よく分からないが、そこにXMLによるフルバッチ環境を配列してみると、3つの比較軸の中で段々見えてくるものがあります。
 現場での原体験から導き出される固有な観点と言えるものです。

 今回のこのテーマを「XMLの開発現場から」と呼んだ所以です

まず、写研の組版データは、トップにスタイルシートデータ部、テンプレートデータ部、そして本文に本文コマンドがびっしりと配列され、それが繰り返される仕組みです。テーブル方式ではスタイルシート部分から明確であり、ニモニック方式ではテンプレート部分のみになっている感覚です。
 変換時に、例えば見出部分を抽出して、見出を分けて
見出11
見出31、見出32、見出33、等のコマンドを出力させています。
 見出31、32、33等は殆ど変わりません。
 そこで、文芸書版で実行した「大見出10-遍」「中見出20-章」「小見出-30」
と比較すると、写研のデータの合理性と、今後のコマンドの設定方法が見えてきます。
 それは、本文中にわずかな「見出」等の設定と、ルビや傍点みたいな指定のコマンド挿入等を、WZエディター等のテキストエディターでも対処していけることを表していけることになります。逆に言えば、本当に簡素なプレーンなtxtで、何でも対処出来る方法論が確立出来る。
 それぞれ狭い業界内の部分かも知れませんが、加工性が高い。

 こう見るとXMLの優位性と、機能性がはっきりと掴めた初めての感覚です。
まさに3つの輪を描いて、中心点を掴む手法です。

 ひるがえって見ると、会社発足後、進めてきたことはドキュメント間での標準化手法でした。各種専用のWPからのデータ抽出には標準化した環境としてMS-DOSを採用しました。
 次は一気に飛躍して印刷レベルのフルバッチ環境を標準化できるとしたら、何も組版機能の存在しないMS-DOS環境からフルバッチで支えられるXML環境に飛んでしまったと言う感じです。
 その中間点はあり得ないと考えています。

 同時に、XML環境を駆使する、論理で組版が出来るフルバッチこそが、これからの組版の本命の世界であるとの確信をますます深めています。
 翻って考えて、DTPは工業製品の世界ではなく、手作りの世界だと考えられませんでしょうか。



 




パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へアプローチ (3)

2006-12-03 14:46:47 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
 数式に関して、以下の実演を行いました

(1) Word上で、MATHTypeによって作成された数式を含んだ文書フアイルを準備します。それ以前に、TEXで制作されたフアイルは米国製ソフト「tex to word」にて
Wordされたフアイルです。標準規格内で作成されたTEXフアイルであればほぼ変換出来ます(表形式フアイルを除く)。TEXフアイルは、数式部分がMATHTypeに変換することができます。
 シエァウエァソフトウェアとして、約15,000.-でWEB上で購入可能です

(2) これはTEXからのWordを介して、MCB2へダイレクトに変換出来ないかと考え、昨年度は㈱モリサワとの共同で開発をした環境です。
 
(3) ほぼ本文(word)+数式部分は、そのままMC-B2に取り込まれています。
 このmc-b2上で取り込まれた数式データは、タグで一杯になりますが、txtとして外部に出力が可能です。
 また、㈱モリサワではこの11月から、Word上のmathtypeと非常に感覚が似ている
数式作成環境を、出荷開始しています

(4) この数式コンバータは、㈱モリサワ社内で高い評価をいただきました。但し市場出荷は、たまたまwindows環境がビスタに更新され、Wordも2007に変わります
 その変更内容を見てから、正式に出荷したいとのことで、当方も了解しています。現在は特定先の、開発にも協力頂ける先へのサンプル出荷をしている段階です



 




パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へアプローチ (2)

2006-12-03 14:31:10 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
 ㈱写研の電算写植機器の「がちがちの生データ」から、数タッチで㈱モリサワの
組版エンジン「MCB2」の画面上への表示には、皆様本当に驚いていました。
 でも、
 この2つのデモで、ご説明したかった内容は簡単に話すと以下となります
(1) 写研のフルバッチ環境で作成されたフアイルは、そのままでは外部に取り出せませんが、「パルナ/WIN-mcb2」では
 ① 写研のサーバー、イマージュを介して、onlineでwindows対応XP上でフルバッチtxtにコンバートできる事。(写研のグラフETの1台として認識されます) 
 ② グラフETのフアイルは、写研テキスト変換ソフトを介して、写研Txtに更新すれば、同様に「シンギス」や「サイバートP」などは、そのtxtを、写研規格のMOに出力されたものであれば、windows対応XP上でオプションで取り付けたMOで、読み書き出来る

(2) 写研の組版ファンクションやsk-72/78切り替え、 欧文書体、各種記号等は、windows外字(1,880文字)機能を使って振り替え的に画面表示出来る機能をもっていることなどを解説しました。

(3) ついで写研ファンクションや文字コード等は、過去20年以上の経験で整備されていて、すでにSKデータ → CIDフオント(adobe1.4)までは整備済みであることを解説しました。

 



パルナ/WIN-mcb2によるXMLの世界へ(1) 

2006-12-03 14:10:51 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/12/2
 名古屋の中堅の印刷関連の会社内で、3社15人ほどが参加をいただき、勉強会とご要望先から受領した写研製の組版データをそのまま使って実演デモを行ってとても好評でした。
 まず、印刷業界では、かって一世を風靡し、いまでもでメジャーでもある電算写植機器メーカ、写研製の組版ソフトで作成されたフアイルを、「パルナ/WIN-mcb2」で読み込んで、windows対応XP上のパソコンで、フルバッチ情報として画面表示、それを一瞬にすり替えて、㈱モリサワ製の組版エンジン、MC-B2のフアイルとして、各種のテンプレート(サイズ違い、縦・横組み、段組など)に、カット&ペーストすることで、そのまま画面表示出来る機能を紹介。
 まず、今回のご要望先から前日夜に受領した写研製の組版データをそのまま使って 写研のフルバッチデータが、ほぼそのまま(勿論各所の制限あり)で、MC-B2にて画面表示出来ることを、複数の仕様、及び訪問した会社先であらかじめメールで添付頂いた資料でも公開しました。
(1) 写研のフアイルのヘッダー部分を解析してスタイルシートを作成、さらにテンプレートを自動生成した上に、本文部分を流し込みます
 参加者は一様にびっくりされ、その機能解説で質疑応答が大変でした。最後は納得頂かれたと存じます
(2) 次いで、㈱モリサワと当社、そして㈱デジタルコミニケーションズの3社によって、文芸書版として製品化された「XMLコンバータソフト」を紹介しました。「B2-Wordxml」ブランドで、Word上に組み込まれた、文芸書用のスタイルシートを使って、各種の見出しやの遍、章、節、項目1~5など、及び複合ルビ、傍点、
割り注などを、タグ付けすることで、極めてピユアなxmlデータを出力できます。
 これをmc-b2搭載のxml-autoを介してmc-b2に取り込むと、文芸書版用のテンプレートとスタイルシート上に自動的に組版結果が表示されます。
 この2つのデモを介して、かなりのことがご理解頂けました



日本野鳥の会茨城支部からの提案 改良型鳥害防除網

2006-11-07 20:55:21 | 組版プロの思考からXMLを考える
2006/11/3-4 ジャパン バード フェスティバル2006が我孫子市で開催されました。
日本雁を保護する会の主催者の一人として、参加しています。
今回、会場に日本野鳥の会茨城支部のコーナーがありました。そこで「霞ヶ浦の霞網」と称される、鳥害防除網に関して、県へ提案された内容を伺いました。
 万全ではありませんが、現在の茨城県・霞ヶ浦・土浦市等での実態から見て妥当な提案として伺いました。相当苦労された形跡です。
 写真のごとく、編み目の間隔を広げ、ピンと張って、鳥が跳ね返される仕組みとなっています。これならどうかなという感じです。
 でも、霞ヶ浦の霞網そのものは公共工事として設置されていますので、これからの設置はこれでとしても、従来の網は後2年程度張られたままという状況かも知れません。
 ある面で、水鳥が学習して被害にかからないように願うしか無いかも知れません


フルバッチ。㈱写研や㈱モリサワとの相対(19)

2006-10-29 10:21:09 | 組版プロの思考からXMLを考える
 当方は、写研とは格別の関係はありませんが、写研のやらないtxt/エディター処理、コンバータ関連、文字環境のunicodeと写研コードとの一帯管理、写研のサーバー・イマージュ(製品名)とのオンライン環境によるバッチコーディング・タグ処理、フアイル管理などを開発。東京圏の大手・中堅の会社中心に600社以上でご利用いただいてきた経過があります。
 ここ4年ほど、写研顧客が、新たには一切の周辺を含めて投資をしなくなって、売れなくなり、たしかに打撃を被りました。

 それと、各社で技術を支えてこられた最も重要視しなければならない技術職の方々が退職を強要され、MACのデザイン思考の若手に入れ替わってしまった状況をつぶさに見てきています。
 MACのによる業界技術標準化は、大きな違和感を感じました。

 印刷業は、メディア・ミックスの中で変身できるのか。電気産業が強くなるのか、新聞系かまでは分かりますが、少なくとも印刷産業とは、あらゆる媒介からの情報を収集して、それをグーテンベルグの「活版組版理論」に基づいて、限定された空間内に如何に情報を統合し、組版原則で融合するかの技術体系であり、その技術こそが、抜きんでていたからこそ、現在までの繁栄が得られたと理解しています
 その中で、全世界の媒体上で、シエア10%程度の、特定メーカの技術に依存するとは何事ぞ、と言うのが本音でした。

 ここ4年ほど、この業界から離れていたのはそこに一つ大きな原因があります。

 もう一つ、㈱モリサワ製MCB2が6年前に出荷開始となり、丁度5年前に大阪から開発担当者が、ご相談に来社されました。拝見して、汎用フルバッチ機器としての
強い可能性を感じ、5項目ほどの要求事項を出しました。

 これは、良くも悪くも、写研の名器SP313に惚れ込んで、それをとことん参考にした事は申しあげておきます。
 なにせ、写研のデータを外部輩出してデータベースを構築する仕事に長く携わってきた経過から、sp313以降は堕落しっぱなしという部分があります。
 サイバートpでは、なぜか改頁機能が逆変換出来なくて、索引作成が大変困難に
なったこと、それ以降は悪くなる一方でしたから
1 TXTでの100%、双方向性。これが肝心。
2 数式までのタグでの双方向性。 数式のデザイン処理可能化には必須
3 写研のsp313の設計思想。フルバッチ。そして画面表示とバッチの双方向で
 稼働出来る事。最も重要なこととして、バッチで更新をかけたら、その後ろ側を
 配列し直すこと。更新済みデータの正確性を担保する
4 文選・植字の完全分離の原則の確立。
5 バッチコーディングでは、極力個人差のでないようにする工夫。

 この双方向性だけでの容易なことではなく、直ぐには出来ないと分かっていましたので、できあがりを待つことにしました。
 ここからの㈱モリサワ社内での、長い開発があり、昨年春までに一応の目処が付きました。

 その後は特に、Wordからの取り込み方として、XMLを介しての
(1) 文芸書版
(2) 数式版等、2点の開発を これには、㈱モリサワ、㈱デジタルコミニケーションズ(DC)、株式会社 トータルメディア研究所(TML)の3社で共同で提案・仕様確定・開発に協力して参りました。

この2006年8月末で、基本開発部分は完了と見なしました。
従って9月からは教宣活動に入り、組版の現場からの技術開発での積み上げを開始しています。





  

フルバッチ。XMLの意味は何か。違う観点から(18)

2006-10-29 09:35:05 | 組版プロの思考からXMLを考える
印刷業界には、現在、危機が一遍に重層的に来てしまったと感じています
 まずは、業界及び関連業界全体がMAC環境に特化して、最も肝心の媒体(メディア)戦略として、windows環境に距離を置いてしまった事。
 結果として、差別化すれば逆差別される結果を招いている。

 特に論理的な思考の出来る技術畑の社員を減らして、デザイン感覚を重視した社員を増やしていく、その傾向を哀しく見てきました。環境の整備が目処がつくまでということで、ここ4年ほど、印刷市場から離れて別の分野へ切り替えていました

 久しぶりに戻って改めて危機の重層化と、対応策を取るまでの時間がないと言う切迫感を強く感じています。
それは、以下の4つから
1 本質的に市場を喪失しかけている危機
 マーケットの主体から遊離してしまった。10%程度のMACにものつくり環境を合 わせることで、主体的な市場から外される。ネットワークからの遊離など
2 ものつくりの本質から離れてしまった危機
 創造性を発揮した新製品の開発と製品化努力が不断に必要。工業簿記で運用される製造会社で、技術者不在では何が出来るのかを考えれば分かることです

3 システムを制御出来ない。メディアミックスの意味が分からないでいる
 かって、凸版印刷/写真製版技術/初期のCTPレベルまでは、肝心の技術者職を
印刷業界内に囲い込むことに成功していた。
 しかし、いま業界内にIT技術者が、どれだけ活躍をしているのか。殆ど不在か、教育不足、訓練不足、そして役職を軽く見ているために会社内で機能しない状況。
 新たなメディア環境には、囲い込めるどころか、これから担える若者が育っていない状況に陥っています。

4 活版印刷からオフセットへの移行によって生じた事態と、まったく同様にし  て、メディア・エクスチェンジであること。媒体のコントロールが出来なくなっ てしまった事。かっての、凸版 → オフセットへの変換とまったく同じ経過に
 見えてしまいます。

5 フオーマット提案型で、標準化したフオーマットを業界別に提案すべきである に係わらず(xmlの本質)、枝歯的な要素に取り込まれて、本質を見失っている。

6 長期的・戦略的な対応を求められているにもかかわらず、即物的な世界を追求している

7 フルバッチがプログラムの世界にかかわらず、アナログ的発想に留まっている

8 新しい人材を求める。
  しかし、企業としての目標設定を誤ると正に教育機関と化してしまう。育つと 退職される繰り返し。多くのソフトウェア会社と同様にして、一定レベルの企業 としての魅力としっかりとした企業倫理を設定できないと、優秀な人材は定着出 来ない。

9 社会的なステータスを得られないと、技術者は居心地が悪い.
 そこに問題点が凝縮。印刷人の常識は非常識になりかけていると考えるのは? 
  
 

フルバッチ。印刷会社の立場からXMLを考える(17)

2006-10-29 00:45:46 | 組版プロの思考からXMLを考える
XMLの環境は、従来型の印刷会社にとって諸刃の剣であります。
強いて言えば、このままではアナログカネラ(フイルム) → デジタルカメラへの
メディア・エクスチェンジに近い感覚と考えています

まず、欧米の印刷会社では
工業簿記と連動した生産会社に徹してきています。特定の市場に焦点を絞った専門企業化が一般的です。当たり前のことですが、印刷会社も特定マーケットの深堀による方法で、受注と言うより、特定のパーツ等の継続的・安定的な供給に徹しています。特許や特定用途用の印刷機や関連機器を開発して、さらに安定供給、最新の情報提供などに凄みを発揮する企業が強くなります。
 日本の電機メーカや鉄鋼メーカに感覚的には近い。
 日本の受注産業としての印刷は、世界的に見て特殊です。
それは歴史的文化的な背景があってのことで、そこをしっかりと見極める事が、いま最も重要なことです
 まあ、取り組み方との関連で、受け身で何でも受けるか、挑戦すべき市場対象かで、印刷会社のイメージが異なります。
 新聞社も大手出版社も、製版・印刷分野までの内製化は遙か前から進んでいます。特に最近は、印刷までをも包含したIT化ということで、現業機能との一体化が進んでいると聞いています。

 XMLを印刷会社からの視点で理解することの困難さは、受け身と働きかけの立場の違いにあると考えられます。
 それは、xmlの機能の最大は標準化した印刷レベルでの、出力フオーマットからワンライティングで入力フオーマットまでを整備して提案(XML形式)することが可能か否かに係わる事項だと考えてみたらいかがでしょうか。 XMLに関して多様な意見と考え方があります。でも印刷会社から考えたら多分、ここが最も大切なことでしょう。
 特定業界に絞らない限り、必要十分な情報を組み込んだ業界単位の汎用化した出力フオーマットを作成することは困難です。
 同時に顧客先への、説得力のあるプレゼンが出来るとは思えません
 医薬品のレーベル
 証券取引関係及び上場関連
 各製造メーカ毎の製品添付用マニュアル(各国語対応)
 各銀行、保険会社での契約書や約款など
 辞書・辞典作成(各国語対応)
 国内法に係わる法令様式
 各種学参関係  分野

 何でも受注します。→ では、これから印刷企業は成立しません。
それではまさにアナログ → デジタル化と同様のメディア・エクスチェンジに適応出来ないことは明白です。
 特定分野での業務に精通したスペシャリストが求められ、その分野での人材確保と、各顧客先の情報処理担当者との連携業務が厳しいIT技術情報の相互連携を前提にして成立する。
 中堅印刷会社になればなるほど、そのあたりの、顧客先との関係がこれから厳しくなり、あちらに妖怪、こちらに女帝が、今までの商法では通用しないと言うことを宣告されて、立ちふさがられる事になりますでしょう。
 TEXや文芸書版での、クライアントの要求に適応出来ない。というか、情報提供が対等に出来なくなってしまった、そしてこれが全域に広がる可能性が高いと考えています。
  

 

フルバッチ。写研で制作した印刷物が機能が高すぎて(16)

2006-10-28 14:33:24 | 組版プロの思考からXMLを考える
 日本に於いては、sapcolが作りあげたフルバッチの世界が確立しました。
その結果。SGMLやXMLレベルでデータファイリングを考えたときに、どうしても写研の印刷レベルを参考にして、案をまとめようとすると、情報量過大でうまく出来ません。入力側に過大な条件設定が多数は入り込む為もあります

 なまじ、写研等が高精細な印刷技術をを普及させてしまったがために、いざXMLをベースにして、標準化した印刷フオーマットからワンソースマルチメディア対応で、入力までのワンライティングを達成しようとすると、とても設計も大変、入力手書き等の原稿が実質作れない事態に、さらにバッチでのデータ入力はもっと大変になってしまします。その為になかなかSGMLもxmlも普及出来ないという事態を招いてしまったと考えています。

 でも、XMLを印刷レベルで理解することの困難さは、受け身と働きかけの立場の違いにあります。標準化した印刷レベルでのフオーマット提案(XML形式)が当該会社から提案が可能か否か、判断の分かれる所です。大きな大きなキーワードです
 第2は、顧客先との技術対応で、コンテンツ発信に係わる事項です。最も大切なことであります

フルバッチ、写研システムの功罪。とても深い罪かも(15)

2006-10-28 14:32:14 | 組版プロの思考からXMLを考える
 それは、XMLの機能が組版レベルの標準化した環境を生成する機能であること、写研のsapcolが果たしてきた役割は、まさに支援体系が整備されたことにあります。 写研のシンパと言われようが、そのフルバッチ技術が背景にあってこそのビジネスであったことを、きちんと認識すべき時代に至ったと知るべきです。
 
 私どもはその現実を見据えて、写研や㈱モリサワが、印刷産業のステータスの要の一つであった事を改めて思い知らされる分けです。

 フルバッチがプログラムの世界にかかわらず、アナログ的な発想に留まっている。印刷の世界は最高度の論理的思考を要求される分野も含む。ものつくり技術の分野であるという社会的なコンセンサスに、どのようにして答えられるのでしょうか。

 写研の社長が、なぜ、現在のような撤退戦略を組んでしまったのかは、不明です。でも、そこに「原罪」を感じ取っているとしたら、全てをブラックホールに持ち込んで、俗に言う「フオントまで」が正しいのだとの、確信を持たざるを得ない、深い状況があるのかも知れません。
 そこまでは分かりませんが。
 写研のsapcolの表現力こそ、今になって本領を発揮してきましたが、誰も、どの会社も技術的に凌駕出来なかった事実の事です。
 ある面で、そのために高品質な文書管理の標準化が諸外国と比較して大変遅れてしまった原因を作りだしてしまった責任を感じているとしたら見事です。

 かって、諸外国で行政の方々が報告書を配布した折り、相対した欧米の方々から
「印刷された資料の品質は世界一」しかし、行政マンやNPOの報告資料は「世界最低」とまで揶揄された、技術ギャップこそが、いま話した印刷技術ギャップを生じてしまった日本の姿でした。

 その間を埋めるべく、印刷産業全体がもっと顧客先と協力すべきであったとの
感覚は痛切です。