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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

なぜ女性を専業主婦から外で働かせたいのか  以下の計算が一つの参考になると思います

2014-07-29 17:25:13 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論

なぜ女性を専業主婦から外で働かせたいのか  以下の計算が一つの参考になると思います

  今、日本を動かす計算根拠の中でGDPは突出して、目立ちます。全ての価値を貨幣価値でとらえて数値化するという考え方ですが、分かりやすいこともあって廣く国民の理解を得られています。
 
しかし、計算を重ねると明らかにおかしな結果にいやでも気が付いてきます。
たとえば、今、手入れがされなくなって、資源として活用が困難な日本の森林木材を素材に検証します。
日本の国土の2/3が森林の国が日本国です。ここに戦後植林して50年経過した杉があったとします。市場価格はいくらでしょうか。実は何と1本150円以下です。しかも木材市場に持ち込まれて初めてつく価格です。びっくりします。
これだけですでに、千葉県でも茨城県でも、森林の木材は、殆ど1銭の金も生めない状態であると理解されます。

国内材を使った木材市場は日本では微々たるもので、木材は世界中から大量に輸入されています。市場があっても国内林業は
いろいろな事情も重なって、現在は産業の形態をなしていないとされています。

 ところが、ドイツを例にとると、森林面積は日本の1/2しかありませんが、なんと木材産業の出荷額や雇用力は、ドイツ国内で自動車産業に拮抗した巨大な産業として成立しています。
 この事実は本当に驚きです。大いなる希望をもたらしてくれます。
 
地域創生の重要なテーマになるかと思っています。
これにつぃては改めて詳細に触れたいと思います。
話を戻しますが、

 コンビニエンスの取引先会社で、女性がおにぎり(150円)を握ると、1日200ヶは作れます。最終売上げは、1ヶ150円として1日3万円 女性が1年で200日働くとして600万円、50年で3億円の売上げの貢献となります。これは木材と比較して、150円と3億円との単純な比較となりますと、200万分の1となって、評価では、投資などまるで対象外です。単純に言ってそれが日本の森林が放置されて不振を招いている現状の一端です。

 大手がおにぎりを作ると、配達する会社、コンビニエンス、袋紙製造会社などを介して、ありとあらゆる方々の所得に配分されて付加価値が上がります。
でも、考えてみたら、コンビニエンスの仕組みから見てみると、お金を使って始めてGDPを介して社会に貢献しているのだという、周辺すべてこの理論で動いていませんか。女性が外部で働くということは、結果としてあらゆるところから所得が取れ、税金の対象とされるという意味です。
 家庭の専業主婦がおにぎりを握ると、だれからもどこからも税金の徴収ができません。
財務省から見たらこれは最悪です。これが女性が外で、会社で働け働けという根源です。しかもできれば大企業で、中小企業では評価が低く、所得の発生が限られます。なりわい(生業)の場では徴収のしようがないという判断です。
 ここにもこの計算には根本的な勘違いがあると考えています。


千葉県の里山は存在し続けていますが、生活する人々は消えてしまっています。

2014-07-29 16:46:00 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 子供が少なくなった.村内で子供の声が聞けなくなって久しくなった.地域の平均年齢が毎年1歳ずつあがる.バスや学校などの通学バスが廃止されて,県や市町村から提供される公共サービスが消滅してしまった.

 小学校に行くのに里山にあった学校が統廃合されて消滅してしまい,通学だけでも何時間もかかってしまうことが分かって,それまで里山で有機農法等を農法として頑張ってきた若い夫婦も子供の学校のことでは,涙を呑んで都会地へ移住する.

 多くの地域では家族単位の生活を支えるインフラがすでに生活できるレベルの限界を超してしまっていると思う.その地域で生まれ育った若者が,都市部のマンション等に居住し,両親の住む里山に戻るの戻れない状況となってしまって,いやおうもなく家族がバラバラに崩壊をしてしまう.

 さらに,里山に生きる方々が,特に子供を育てている若夫婦こそがまさに里山ごとの個体群として絶滅危惧種Aランクに該当をするような状況になっていることを認識する必要がある。

 人も、生物多様性を考えるうえでは生き物のひとつにすぎない,里山も生き物.その観点が忘れ去られている現状がある.

 残念ながら、人も生物多様性の一部であり,慣行農法で生きもののいない田んぼで露呈している生命そのものの枯渇は,順番に巡って,とうとう里山での人々の消滅が避けられない状況になって戻ってきている.

 どうしてこのような事態を招いてしまったのかを改めて考えなければいけないとおもう。

 千葉県内の里山を相当数実地に伺って、その評価をまとめて居るがいるが、里山での生き方は,普通の生活レベルでいうどうしようもない状況にあって、今ここにある危機として、人が生き物の絶滅曲線そのものに重ねられる状況に堕ちいっている現状はそれこそ緊急に対策を、特に法的レベルからの対策が望まれると思う.

 

戦後の農地解放問題がまだ整理はついていない。-地域創生の最大の問題点となる

2014-07-29 15:51:59 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 
 戦後の農地解放の折に千葉県下では里山は畑と解釈されて、農地解放が進められた。その時に払い下げを受けた農家は、何よりも税金を払わないで済むように、徹底した里山の所有地の分筆を行った。

 分筆は親類縁者を主体に行われた。分筆の意味は一口が小面積で、税額が3000円以下であれば、国の事務手数料の関係から免状された。従って税金を払わない、当然相続もなく、里山は手入れもせず放置することが選択されて、現在に至っている。

 千葉県茂原市だけで、分筆の結果5,000口座以上におよび、いかにそれを整理するかで今でも呻吟しているという。
問題は税金の支払いがなされていないことの結果として、里山を所有する農家とも、この面ではで行政との接点もなく、里山はしっかりとした測量さえも行われないまま、時間経過で分筆された先の貴人が所在不明や死亡したなど所在不明のまま現在にいたっている。

 しかし実際問題、日本では公共工事では道路工事ひとつでも、地権者全員の署名捺印がなければ工事に取り掛かれないという現状から、行政側や建築会社側に対して地権者として、足元を見て法外な買収費用の要求が出たとして、多くの場合にそれを尊重せざるを得ないという事態を招いているという話です。

 今回の3.11の東北大震災でも、宮城県等で海岸から高い台地への町ぐるみの移転などは、その里山の部分の買収と全員の署名捺印を必要とする法体系のはざまで、手続きが今になってもほとんど成立できないという話を聞く。

 結果として測量や建築工事設計などを経て、入札日程などが組めない状況と聞かされている。
 しかもそこで相対する行政側が、地権者をないがしろに扱ったり、少し無理な動き方をすると、かっての成田空港工事での三里塚闘争のごとく、全くの不条理な騒動が発生しかねない。
 
 現在、里山は千葉県では全体の86%以上が、主体は農家が個人所有地として存在をしている。そのため工事が遅延しっぱなしの事態がいたるところで生じてしまっている。

 逆説的言えば、その結果として

  行政側の思惑通りには公共工事に取り組めることができないために、戦後の高度経済成長時点での過度の公共工事を抑制することができ、結果として環境破壊が地域にとって致命傷になることをぎりぎり拒んできている。

 また、お蔭で江戸時代から連綿と続いてきた里山景観の保全にも結び付いてきていて、その面ではいままでは存在価もあったとみなせることができる。

 しかし、改めて地域創生という言葉が意味する地域再生を本気になって感が出すとすると、たちまちこの土地の所有権の問題でニッチもさっちもいかないことが予測されます。

 地域創生に関わる部分として、土地の所有に関する法律の改定を必要としている事態と想定されます。
いかにして、残された里山の所有者に協力をいただけるのか、その仕組みの整備が事前に必要と思われます。

2番目に若い女性の減少率が高いとされた多古町では

2014-07-28 17:55:18 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 香取郡多古町は、千葉県では第2位とのことでした。こちらは成田から南の続く総武山地の中にあって、低い山々が貫き、俗にいう里山が、この町だけで100ヶ所以上あるとされています。
 その一角の里山4haが、大規模な産業廃棄物センターにされる恐れがあるということで、その反対運動に参画をして、いろいろと支援した経過があります。

 10年ほど前からですが、市道や県道から外れると、千葉県の典型的な里山です。山の天辺から見下ろすと谷筋は水田となって下流域につながり、延々と段々畑となっていて、見事でした。でも里山に入るとどこまで行ってもhじとっこ一人に出合いません。人がいませんでした。
 でもその時でも、ご案内をいただいた、すでに亡くなられていますが、Aさんからは、農業経営に関して2つの深刻な話を聞かされています。

 一つが農業用水のことで、Aさんのところは日本で唯一と言っていましたが水源を自分で管理できているとの話しでしたが
地域の方々は、用水を巨大なポンプで上げたものの水を買わされているとのことでした。

 その負担金が各農家の実収入を超えるために、地域の責任者の息子が、責任上もあってサラリーマンの収入から相当額を補てんしていると、それだけでなく耕作を放棄して離村した村内の農家の土地をまとめてボランテアとして耕作を引き受けて頑張って、国へ支払っているとのことでした。

 はじめは話が信じがたいことでしたが、さらに現場に案内されて愕然としました。
 2月の最も水の乏しい時期にかかわらず、里山からの絞り水がとうとうと流れているではありませんか。水に乏しいということもなく、県や国が推し進めて利根川の水を導水して、かつ販売するために工事と導水を押し付けられた結果だとのこと。

 工事のミスか何かで当初予算の数倍に工事コストが跳ね上がり。その義務的な負担金がのしかかってきているとのことでした。何ともならない話として今でも気になっています。

 さらに2つ目の話として、集落内での犯罪にかかわる話を、ここでも栄町でも、そのほかの村落でも親しくなると聞かされて往生しました。
 これは、昼間に野良仕事で家を空けなければならない生活であることで生じる空き巣に話です。
家に侵入されて、荒らされた話が多いのですが、10年前の話でも、その誰が犯人かは皆わかっているらしい。しかし、警察は民事不介入、そして現行犯逮捕が原則であるために、うっかり名指しして訴えたりすると、逆に脅されてしまって、ひどい場合は村八分とされる恐れがあるとのこと。最近は農業用のトラッタが丸ごと盗まれてしまうので2重3重に鍵を買って、納屋の奥に隠してあるという話などなど。

 地域での生活がいかに非条理な世界になってしまっているのかを垣間見てしまった気分です。そしてこのような場所に若い女性が愛着心をもって、地元で結婚していこうとするか。はなはだ疑問を感じていました。

 最後に産業廃棄センターができかけて、最終的には計画を中止に追い込めましたが、それは集落の中の一軒の農家の跡取りが
町を出ていくときに、さっさと所有していたかっての入会地を業者に金で売却して立ち去ったことが原因であったとのことです。
 
 

荒尾のフイールド調査は、千葉県内の里山。ここを中心に話を進めます。

2014-07-28 17:07:44 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 千葉県印旛郡栄町。日本創世会議の報告書で、千葉県内で最も若い女性の減少率がトップの街です。
現状から70%減だとされました。
 この町の専業農家の方ととても親しくしていますが、最近あった時に、この話を中心に
意見を交わしました
 本人もすでに、この意見書の内容は良く知っていて、あまり驚いた様子もなく、当然のことと理解している模様でした。

 まず、数年前に平成の大合併という機会があって、隣の本埜村も合併して消滅しています。栄町だけは隣の成田市との合併の話があったらしいのですが、大規模住宅団地やもろもろの公共工事にかかわりすぎて莫大な借金を抱え込んでしまっていて、そのためもあって、せっかくの大合併による相手にも断られたということのようです。

 水田耕作の農家が主な産業で、印旛沼の干拓で払い下げを受けた地所が、考えられないほどの高騰によって、 田んぼ1反歩が億の単位にまで値上がりをして、それでも買い手が後を絶たずだれもかれもが舞い上がってしまって、本業を放り出して不動産屋になってしまったという話でした。

 その後、バブル崩壊によって現在は一反歩50万円もいかないと。しかそのうちからも30万円ほどは自動的に印旛沼土地改良区に渡さなければならない義務があるとのことです。土地を利用して水田耕作した結果の米代金の収益からいえば、この数字が現状では本来の価格だろうということです。

 その方も400年以上も歴史のある旧家に婿入りしたことで、今までが頑張ってきたが、やはり巻き込まれて手痛い目にあったとのこと。

 さらに土地改良との関係性をいろいろとつぶさに聞かせていただきましたが、なかでも土地改良区が裁判権をもっていて、管理費等の支払いに関して村落単位で疑義を申請したが、いうことを聞き取らずに結果として却下されてしまった。との話しなど
都会と違って数百年という年月の中で培わされてきた自律的な農家の組織が、ことごとくと言っていいほど壊されてしまって、農家のかたがたは沈黙を余儀なくされているという現実でした。

地域創生-戦後70年、壮大な勘違いがはびこっていました。

2014-07-28 15:07:28 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
地域創生という言葉は、戦後では最も重いしかも方向性を固めるには最適な言葉です。
一言でわかりやすい。キャッチフレーズはもっとシンプル。
何せ50年後に日本人の人口が大幅に減る。
しかもその現象は市長村レベルで、地域ごとにこれだけ違うよというを報告された。

若い女性の減少率が70%以上がいくつも。1/2以上とされた地方公共団体が多数とあって、それを読んだ地域の責任者の方々も大いに驚き、うろたえもしたようです。

 その後開催っされた全国知事会議でも、さっそく中心議題とされて、地域にとっての「死に至る病」として、改めて認知され
改めて国と一緒になって「地域創生」に取り組むそうです。

 国としても、日本国の全人口が1億人以上をしっかりと確保していきたいという明確な目標が描けるようになって、一気に地方を活性化させようという意気込みをもって、阿部内閣の重点施策にとして取り組まれることになったということ

 そのため現状で2040年換算で、子供を産める若い女性が人口比どのくらい地域ごとに生活をしてくれているのかを統計的に出してみたという話が多く、今回の試算づくりの切っ掛けになったということです。

 今まで数年間も、このblogでもカテゴリーでいえば14カテゴリでも全く足りないような多面的な意見を営々と掲載してきましたが、考えてみたら地域創生とは、若い女性が地区別に何人くらい定着してくれているかという話で、お金よりももっと大事な全てを乗り越えた価値観だと思えてなりません。
 カテゴリーを一つにまとめてみるのも、なりわい(生業)という観点と、生産に参加するというをセットすれば大事なことと考えています。
 
 戦後の日本、特に農村地域においては最も大きな出来事は農地解放であったと思っています。大地主が所有していた農地を、小作の方々に無償で引き渡されたという土地の所有権の移転の問題です。

 で、結果として現在はどうかといいますと
 江戸時代は国民の90%近くが農業関連に関わってきていました。10%とは武士、僧侶などなどとされます。90%の方々がなりわい(生業)として農業関連にかかわってきたわけです。
 それが戦前でも60%まで、昭和30年代後半からの高度経済成長前で40%以上ありました。私たちの世代は平均して2人に一人は農業の現場で、親の背中を見ながらモノ作りに携わる両親から、親の背中を見ながら、仕事の仕組みなどを原体験しながら育ってきたのだと思っています。
 ちなみに私の妻も、岩手県花巻市の農家の出です。
 でも、気が付いたら、農家は現在はたった4%を切り、さらに農業に従事する方々の平均年齢も70歳近くまでに届いてしまいました。なりわい(生業)によって何にでもモノづくりが取り組めたのが、お百姓さん。生きていくために100もの仕事を技術としてマスターしなければ一人前になれなかった農家のありよう。農業では田圃を分ける(田分け)ができないため、長男を残して自三男は都会に嫌でも出て行って、商業や工業に従事する仕組みとなっていたのが戦前までの日本のありようだと思います。
 そのなりわい(生業)の源泉であった農業技術が、国が決めた慣行農法の普及とともに実質消滅し、そこから長男までも都会に出かけてしまう仕組みが組み込まれたとも言われています。

 その過程があっての現在です。
 地方では、子供たちがほぼ全部に近く都会に出て就職を行い、しかも定年後も田舎に帰るという話もほとんど聞いたことがありません。
 地域に残った両親は、いつかは地域に戻って、後をついでくれるものと固く信じていたようですが、これこそ大いなる勘違いでした。
 そして、地域に残された方々も、今となって特に身の回りで、子供の数が決定的に少ない。
 ということは若い女性が少ないということに気が付いていますが、どうしようもないということが本当のところでしょう。

 

地域創生-若い女性が子供を育てて地域に定着できるのか?という単純明快な話から

2014-07-28 14:15:57 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 日本政府は50年後に1億人を維持することを数値目標として掲げて、
 その策として「地方創世本部」を設置することになった。
名称を「まち・ひと・しごと創世本部」とした。専任の大臣を置いて本格的に取り組んでいこうとしています

 政府としては、このような人口を数値データとして掲げていくということは画期的なことだとされています。
多分阿部総理を取り囲むブレーンが起案して、阿部総理の承諾のもと一気呵成に話を展開したものと思います。
としたら、トップダウンによる意思決定の見本みたいな話にもなります。

 そこで、このBLOGではいままで多数のカテゴリにわけて、掲載をしていましたが、これではBLOG上での起債が内容的にばらばらとなってしまって整理がつかないくらいになってしまって居ましたこともあって、自分でBlog運営を仕事として取り組んでみようと考えたのが当初。


 今回地域創生 そのためには人口減が生じないで地域創生につながるべき話に絞って、たった一つの新しいblogにて書き連ねていこうと思います。

 まず、総合的な環境を生成していくために、以下の3つの分野に話を絞ります
  1 環境政策 環境・農業・市民活動を、①農林・建築土木 ②医療・福祉 に次いで番目の環境・農業・市民活動による   「地域創生公共事業」として成立させる。

  2 農業政策としては、地域創生公共活動の一環として。
   中山間での生物多様性オフセットの具体化構想として、
   地域自立のための地産地消公共事業として、地域の方々が一緒に参画できるる工法などの導入
   冬期湛水・不耕起移植栽培農法など、の大規模な導入など

  3 地域創生を支援できる
   規制改革
   新たな雇用創生や、景観保全と、付加価値のアップなどの公共工事など
   不在地主に関すること、耕作放棄水田や里山・谷津田などの法体系の整備による資源化

 などなど
 でも、最大の課題は、若い女性が地域に定着して、安心して子供を産み育てられる地域を創世していくこと。

 話を整理するために、この10年間千葉県の里山の再生運動に参画をしてきていました。
 「里山に託す私たちの未来」というキャッチフレーズですが
 今回、この創生会議での報告書に千葉県内の深く付き合った市町村が多数掲載をされていて、内容的には納得できる部分が多く、これから連載をする、この「地域創生-人口減を喰いとめる総合論」では実際に原体験のある千葉県での里山再生の話を基盤として申し述べていきたいと思っています。


 間違いなく、今後の時間経過とともに千葉県の里山は人がいなくなり、外来種が主体で野生鳥獣がはびこる、「もののけ姫」の世界になると思っています。
 結果として、土地の価値は限りなくゼロとなり、所有権にこだわってきた農家の方々は、ある面で土地の所有権という魔物に取りつかれて、何もかもなくしてしまう結果に陥ってしまうことにならざるを得ないのかもしれません。
 とんでもない思い違いをしてきたことによって、自分だけでなく地域全体をも巻き込んでしまっているのだと実感します。
 とてもうら淋しい思いがしております。
  
   
     
   
 


任意団体、NPOそして指定管理者制度下、直面している現実とは

2014-06-11 22:01:10 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
任意団体、NPOそして指定管理者制度、ともに、国から,市町村から強烈に自立しろと、急に立てられている思っていいとおもいます。それは想像以上に厳しいものです。

設立して10年、組織として安定期に入ったまま、だらだらと活動がされ、メリハリも乏しきまま、新人、特に若手へのバトンタッチもうまくされていないとしたら、ある面でその評価がそのまま表れてきているのだと思います。

自立するだけの、生活力が確保されているのかが問われているのだと思います。
同時に、世代交代を、企業という生き物ですので円滑に後継者を育てていけているかをも問われてしまうわけです。

スポンサー側から見て、組織として、設立から現況までの実績や将来性に関して、当然シビアに見ているだけでなく、会員に参加する市民側も、結構しっかりと見つめています。

また、今まで日本の行政組織も、一言で言ってみれば平和ボケというか。
仕事の取り組み方も、前例踏襲で横並びで、本質的には言葉は悪いですが適当にやっていればそれなりに日々が流れていけた時代であったと思います。

今それが、あらゆる角度から、緊張を強いられ、評価され、選別別される。市町村単位でも、いままでの暢気でもよかった平和の時代から、突然あらゆる関係先とが競争関係にはってきている。しっかりと仕事のできる一人ではなくチームわーくで仕事をする時代に入ってしまった感覚。
生きていくことがそんなに簡単でない時代に、すでに入っていると思っています。

私が調査にかかわりあってきた白鳥の話を参考にさせていただきます。

渡り鳥の白鳥類は、5年ほど前までは、ここ20年間、全国的に順調に個体数を増やしてきました。その大きな理由は地域ごとに餌付けされてきたことにあります。
そして、60年前には5,000羽が、全部で8万羽近く。15倍にも増えているのですから。

しかしここに至って、”鳥インフル”にかかわって,ハクチョウやカモ類への餌付けが”鳥インフル”感染への強い危惧から全国的に、一気に下火となり、今まで秋にシベリアからわたってきて、各地でぬくぬくと、まさに三食昼寝付でふゆを満喫してきた白鳥たちが、餌付け離れさせられて、見ていても、とても苦労しています。

まさに、ある面では同様な事態に至っているとしか、任意団体、NPOそして指定管理者制度の事は、餌付けが終わった時として、考えられるのではないでしょうか。

地域により、白鳥たちが引き連れてきている子供の数が決定的に違っています。
実は、最高に子供の比率が高いのは、千葉県いすみ市に最近飛来するコハクチョウのファミリーの実例で、35%から70%というようなケースまで所持ています。平均して親や若鳥が65羽、この秋に育ってきた当年生まれの幼鳥が35羽以上ということです。ここは今後どんどん増える可能性が
日本全体の平均が13%程度といわれ、最も少ないのが福島県猪苗代湖の個体群で8%程度。毎年減っています。群全体が年寄りグループだといわれています。

NPO活動や指定管理者制度のこれから 

2014-06-08 17:15:06 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 NPO活動や指定管理者制度のこれから
  
 はじめに
 
 現在、日本の区内では阿部首相による、俗称アベノミクスに迎合して日本中が最も大事な”人の気分”が、短時間で画期的に切り替わってきているのは実感としてよくわかります。
 ある面で、今までの日本ではなかなか感じられなかった行動力のある首相として評価できます。

 "戦後レジュームからの脱却" まさにその通りだと思います。
 しかし昨今は、あまりに早い速度に突っ走りすぎられて。
これでいいのかと考える暇も与えられていない感覚もあり、今後を考えていくと、この先に何が待ち構えて入うのだろうかと洞察することで、欠かせないと思います。

 世の中が大きく動き出しているという感じすら受ける昨今であります。今までの行政指導型ではいま考えられていることが>具体化するまでには、少なくとも5年後でしょうという手続き論で時間がたっぷりかかる国情から、たとえば日々変わる株価のごとくは次のステップへの移行を、日時単位で考えることが可能な時代に移行中だといいう感覚です

 どのような内容で、スケジュールで、どれだけの効果を測定してと。良くも悪くもスピード観が欠かせない。ひびの情報源としては株価があります。今、株価は次のステップを催促して早々と催促をはじめています。現在14,000円代を維持していますが、なかなか15,000以上へは進めないようです。
 でも現実に、その中でこれからの産業変革への予感が強く感じ取れ出しています。たしかに社会的な雰囲気がガラッと変わってきだしていることを強く感じる昨今です。


 その中で、市民活動という観点から、NPO法人や指定管理者制度の分野から意見を少し述べてみたいと存じます。
私見ですが、かいつまんで言いますと、エヌNPOとか指定管理者制度とかは
 行政が市民に向かってこうした市民の皆様の力を活用させていただきたい。応募いただければ若干の費用やいろいろな面倒を見ることとします。

 という動機づけを行うことからはじまって、市民からの自発的な力を引き出して、最小の投資で、費用をかけないで、最大の効果を上げて、全体を一歩一歩前に進めてくという役割を担わせる、発足ほっそくから12年、まだまだでしょうが、ほんの一部ですが担い出しているという実感がある。同時にまだまだという感覚と、一部の暴走と、県や市町村の定年退職者の天下り先のごとき役割を担わされること等もあって、

 いずれも、行政組織を市民や個人がボランティアとして支援をしていくという所に存在意義があって、今から12年以上前に法整備がなされたもうというか、まだというか、はや全国に膨大な組織が成立をしてきていると思います。
 
 しかし、現実には長期的に頑張ってきた組織であればあるほど、今に至って、さらなる迷走の中に入ってしまっているように感じられてしょうがありません。
 
 その根本のひとつは親元というか、行政組織の存立基盤そのものが揺らぎだしてきだしていることにあると思います。
 行政組織がNPOや指定管理者制度、そして任意団体等、市民活動を果たしてどこまで必要とされるのか。どのように今後取り組もうとしているのだろうかと考えざるをえなくなってきています。

 警察や消防、そして環境や福祉、などなど現実に国でなければならない組織はともかく、TPPによって、全世界的に共通な情報の公開とその流通がしっかりと行われだしてくれば、それはおのずからはっきりとみてくることだと考えます。
 
 すでに、ITやインターネット上の分野から、その一部は国民全体にもわかりやすく見えてきていることです。

 いくつかの角度から、考えてみたいと思います。

NPO法人や指定管理者制度 運用の現場から

2014-06-08 15:42:11 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
小学校時代の同級生との定期的な会合を持っている。
そこで、NPO活動や市民活動に関しての意見が活発に出た。


Aさんの話し 都内でも、
 スポーツ振興のために、
 市内の小学生など子供たちにスポーツを、という交流会を行ってきているが、月1回3,000円を市からもらって、年間36,000を一方的に2ケ月分召し上げられたた。
 6年ほど継続して活動を行ってきているが、今回ははじめて交通費として必須だとしてクレームを付けたが、予算削減なので協力してくれと言われるばかり、さらに近々打ち切ることになるのでよろしくと通告されている。
 

Bさんの話
 別の県でも、NPO活動が正式にはじまって12年以上、本年度は、当初からはじめた県内の有力な組織が相次いで休止に追い込まれているようだ。
 NPO法人を12年前に最も早く立ち上げて現在に至ってきているが、それぞれ2011年3月11日の東北大震災前には、事業規模が年間7,000万円から1億円を超すような規模で、頑張っていたNPOである。
 、いずれも大手企業の退職者で、特定大学の教授を中心に据えて、かつ市町村からの定年退職者を天下りとして毎年受け入れてもきていたが

「7,000万円の収入があった」が、本年度は「50万円以下」となった。そこで賃貸していたOFFICEを解約し、専従者を退職させ、会そのものを会費も徴収をやめてしまって、活動を実質停止させる。とのこと。
 何があったのかを聞いてみると、現状では県や市町村側でNPOや指定管理制度への総額予算を大きく削減していく。そして何事にも資格制度をもとに、かつ入札で行う。5年以上の継続で複数回の予算執行先を選んで意図的に排除し、新規参入を目指す若者主体に切り替えていく仕組みとる。

Cさんの話 同様に環境系のNPOでも、年間1億円程度の事業規模を発足時に戻して、office、専従者をやめさせて、会の大きな鞄に書類を入れて戻して、毎月1回は持ち回りで喫茶店で打ち合わせに戻すという。手持ち資金として500万円程度の残額があるのでこれから数年間は、そのお金で活動を継続できる人が活動する組織とする。そうです。 

 いずれも共通なことは
1 10年以上の活動歴の中で、NPO活動の参加者が固定化し、若者が入ってこない。しかもいずれも高齢化してしまって、イベントを開催しても
同世代のばかりで、先細りしている。会全体が毎年年をとってそのままという仕組みで

2 特に3.11以降は予算執行上からはずされることが多くなってきている。
 昨年までは市町村の定年後の天下り先とみなされての予算計上もあったそうだが、業務継続に関する打診も途絶えた。

3 さらに、NPO活動を積極的に支援してきた企業先からも、相次いで支援継続を打ち切られていること。
 財団法人、社団法人からは、そこで専従していた方が定年退職して、在任中の業務関連の引き継ぐ形でNPOの主要メンバーとなっているような組織では、それらの支援を本年度から打ち切られて立ち往生というケースも多くなっていると、特に環境系統では厳しいと聞いています。

4 新たな若手の方々のNPO参加希望者が見いだせないこと。NPOの会員からの年会費収入だけでは活動母体があまりに乏しいこと
 など複合した原因が重なって、現実に本年度(2014)からの事業縮小に取り込まざるを得ない模様です。

5 そういった場合でも、任意団体等であれば比較的簡単に対処できるとしても、なまじNPOなどに登録済みの団体は、簡単には解散もできないという問題がありそうです。
 特に解散時に赤字を抱えてしまっているNPOに関しては、 逆に株式会社や有限会社では、行政とのかかわり方が第3者的で薄いこともあって構造上、株式の発行範囲や、連帯責任の範囲で解消できる問題が、NPOや管理者制度などでは、理事の共同責任行為として、全人格的な角度で、無限に責任を問われる部分がありそうです。



 


、  

この2014年5月の連休中に思うこと。 生き物が大きく姿を消していること。

2014-05-03 17:18:50 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
 東京都文京区本駒込4丁目の街角をウオッチングし続けて、
生態系の悪化に慄然としている。

 今年の春の異常さはかってないこと。

 静かな街角に立つと、気がつく。
町中に車の音と、子供の騒ぐ音ときどきは聞こえても、耳をそばだてる小鳥の声がない!
ヒヨドリの甲高い声と、キジバトの鳴き声、鴉のだみ声はどこでもいつもに聞けたのに

この半年か、1年を通じて
生き物がいないという事実に慄然としている。
蟻がいない。ハサミムシもダンゴムシも見たことない。
はえ(蠅)を見た記憶がない。考えるとこの界隈でハエをここ2年ほど見ていない。
家庭内に侵入してくるゴキブリがいない。見ることがなくなった。
はじめはおおがたのゴキブリが急に姿を消した。代わりに小型のチャバネゴキブリが爆発的に増えて
困ったものだったが、いまはどちらもいなくなった。

野良猫を見たことがない。数年前までは近所に結構生息?していたのだが
これも考えてみたら驚きである。
鴉は最近、時に姿を見せるくらいに激減。
生ごみの積まれた箇所は例年と変わりがないが、鴉が餌をあさりにきた姿を見たことがない

をはじめとして、公園にっても小鳥がほとんどいない。
雀はひとにぎり。土鳩と一緒で毎日餌をまいている一人のばあさんのところには来ている。
虫を食べるシジュウカラからを全く見ない。
ヒヨドリも時に見るだけ、数年前までは庭先の灌木で子育てするほほえましい姿が
あちこちで見られたが。どうなったのか
キジバトもここ1年で姿を消したひとつ。かってはマンションの玄関前の植木に巣をかけてくれたのに。

蝶々もまるでみない
この4月から5月にかけて観察できたには
ナニアゲハが2回、2匹
ツマキチョウが2回、2匹
ヤマトシジミが1回 のみ
いままでありふれていた、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、キタテハ、アカタテハ
ルリシジミなどなどが数年前からほとんど見ることができなくなったが、昨年今年は皆無に

文京区でも、小石川植物園内は別格であるが、その内側だけは健全なように思われるが。

どうしてこのような事態になってきたのか、
なにか深刻な環境変化が背景にあるように考えるが、想像もつかない。
分かることは、虫がまったく観察できないのだから、それを餌にする小鳥が
いなくなるのはよく分かる。



日本のコウジカビの凄いはなし。NH特集で

2014-03-06 14:58:24 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
2013年12月16日

昨晩のNHKスペシャルは、凄い話であった。
 まず、東大農学部の北本教授の論文で明らかになったこと。それはコウジカビのこと。
世界になく日本だけに生息するカビであること。というより牛や馬のごとく家畜化された
カビとのこと。アスペルギルス・オリゼ(A. oryzae)は原種あ、A.フラブスを無毒化し、
かつ多核化された種とのこと。京都には1,000年以上、このコウジカビとのつながりがあり、
お酒やだし、醤油、味噌など全国に4,000件の得意先を持つ「種麹屋」までもがあって、
しっかりと何百年も続く原株を管理している話し。市場のコウジカビが弱ってくると
原株から1株程度を足すとたちまち回復するという話も。話はとても納得できると同時に、
コメコウジこそが日本の農業がこれから世界へ飛躍するときのsourceになるだろうと
改めて感じた。

 和食の原点にコメ麹などのカビや微生物の発酵によるウマミやコクの存在があることが
世界に知れわたることこそ大事。日本の農業がこれからの日本を支える最も最先端産業に
育て行くであろうことを改めて確信した。

国が設置。京都に新たに出来た「京都迎賓館」。NHKの特集30分映像

2014-03-06 14:51:14 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
2013年12月14日
荒尾稔
いまNHK衛星放送で、2008年に誕生した「京都迎賓館」のお披露目番組を見終わった。
9時からちょうど90分間、妻と2人で、まさにじっくりと番組を、目をこらして味わえた。久し
ぶりに内容に没頭できる至福の時間でありました。
今まで日本には、東京・赤坂にある迎賓館が唯一の存在だったそうですが、京都府京都市の強
力な働きかけと、京都の観光にかかわる組織が一体になって、京都御所の一隣りに広大な敷地と、
それなりの費用をかけて出来上がったとのことです。
京都に営々と蓄積されてきている総合的な文化の蓄積、それを1,000年以上にわたって維持で
きてきた仕組みがあった。
それが京都御所の構築にいかんなく発揮されていて、もともとが地元京都の関係者の方々の
熱心な誘致活用が実って、この京都迎賓は設計の段階から、綿密に関わり合っていたそうです。
天井の全長20m以上の杉の1枚板を同じ1本の木から見出すために、樹齢が400年を超す杉の
大木を探して、吉野の山林で1,000本ほどある対象の木から絞り込んで1本を決めるまでの話し。
などなど
京都迎賓館には、建築や内装などでのつくり込みの過程、そして実際の運営には京都というな
かで、市民レベルで構築されている姿。あらゆる関係先が持ち回りの形式で、「おもてなし」を
する運営方法という事でとても素晴らしい仕組みだと感心しました。
この10月に来訪されたルワンダの国民会議議長の一行を「おもてなし」する流れを逐次解説を
いただきしっかりと見させていただきました。
改めて京都のこととしての精錬された仕組みと同時に、高度の文化遺産の存在を見せっけられ
た感じです。

一例が、ルワンダの国旗が「ホオジロカンムリヅル」と知って、京都の作家で「枯野に番のタン
チョウヅル」の絵画を某美術館から借りてきて玄関にさりげなく飾る。京都郊タトの野生種の小さ
な秋の花を1日限りでしぼんでしまう、それを専門に育てている花やさんがあって、一輪挿しに
80ヶ所飾り付ける。接待側は京都市内の高級料亭の和食料理やホテルマンや仲居なども含め、生
花も市内20流派の持ち回りで行うしくみとか。建築、内装か始まって、豊臣秀吉の聚楽第ができ
たときのプロセスはよくわからないが、たぶん同じ仕組みなのだと思う。
京都の文化の奥深さは、それを総合的に支えられる人材をしっかりと支えていける京都の中で
循環される優れた仕組みを、この1,000年間でも持っていることの強みだとっくつく思う。

いま、日本文化そのものの存在価値を再評価を重ねて、観光立国を目指すという政策プロセス
があって、富士山やユネスコによる和食の世界遺産化と、さらに2020年のオリンピック招致とが
重なってきています。
その流れもあって、今回、日本野「おもてなし」とはいかがなものかという国民的な関心を拾
い上げて企画されたものだろうと思います。
このNHKの「京都迎賓館」が出来上がって稼働しているという話とが、連動していると思いま
す。
限界にまで落ち込んでいる地域文化を再構築して、地域ででお金を回して、地域の文化を支え
られるワンセットの技能者集団を、活動を支えられる仕組みを改めて深く考えていく必要があり
ます。
そういう過程で考えると、この京都市での「京都迎賓館物語」は、全てにわたって考えさせら
れる、まさに教えられることが多々あります。
その中で、先日から和食の再評価という観点も重なって、日本の和食の見直しという事で、北
大路魯山人の作品集を「青空文庫」で見出し読んでみました。なかなか和食に関しての素材から、
職人の育成、和食と人の心の問題など奥深い、かっ含蓄に富んだ内容です。
そこでこれらを広く紹介することも大事と考え、青空文庫の著作者別ランキングでも常に6話
程が上位にあります。そこで上位6話だけで1冊。食に関するほぼ全部が100話にまとまってい
ましたので、それらをまとめて1冊。kindleに掲載をしておきました。ご関心があれば、ご覧
ください。