渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

正直ホッとする

2012-10-22 00:29:18 | Weblog
第39節VS富山戦終了しました。

スタジアムは風がなくて過ごし易かったです。途中迄は暑かった位です。助かった。

今日のスタメンは前節とほぼ変わらずでしたが、右サイドの太田がコンディション不良で外れました。

太田のポジションには花井が入りました。

システムは3-4-3。やはりここの所、良いフィーリングを感じさせている3バックを採用した様です。

試合は序盤から攻勢に出て、上里のミドルシュート等、いきなり見せ場あり。アイディアは面白かったですが精度がもうひとつ。

久し振りにサイドハーフに入った花井の動きがどうかなと思いましたが、いやぁ…ヒヤヒヤもの。

何せボール受けても直ぐにボランチに返す超省エネっぷり。ワンツーといえば聞こえが良いが、とにかく球離れが速い速い。

アレックスとの連携もまだまだという感じで。動きとしてはまだ相当に改善の余地ありでしたが…まぁ、意気込みだけは買っておこう。フル出場出来た事の意味を考えて次に生かして貰いたい。

話戻って。序盤からの攻勢が実り、アレックスを軸に次々とダイナミックな展開が。

ドウグラスが右サイド深く迄切れ込んでクロスを上げれば、すかさず津田が飛び込んで、とスピードのある攻撃展開。

惜しくもオフサイドではあったのですが。シュート迄の一連の流れを掴めていた事に関しては良い傾向なのかなと思いますが。

ただ、攻撃の詰めの部分に関しては若干甘さもあり。

肝心のシュート、の段階で急に雑になってしまったり、クロスの長さが合わなかったりと細かいミスが出る。

その分、効率が良くない印象でしたが。攻めている時間が長いというのは悪い事ではないので。

今日はセカンドボールに関してはかなり意識的に中盤での奪取を試みていた様に感じました。

ボランチの2人も相当素早くチェックに走り回っていたので。

その分、若干バタバタした印象を受けたのですが、先ずは中盤で競り負けないという意気込みは感じさせており。

前半22分、右サイドからの花井のクロスを上里が軽く反らし、それをペナやや外の左サイドで受けた那須川が切り替えして利き足からミドルシュート。

低い弾道のシュートはキーパーの体の少し手前で絶妙にバウンドし、キーパーの体の下をすり抜ける形でゴールに吸い込まれる。

このシュートで先制に成功したものの、前述の様に細かいミスもあり、追加点には至らず。

ただ向こうにもパスのミス等が多く、思う様に攻撃を組み立てられないといった感じだったので随分助けられました。

前半は1-0で折り返す。

後半もペースはこちらが握り攻勢をかける。

ドウグラスを軸にした攻撃展開を左右から仕掛けて押し込んでいくと。

ゴール前でドウグラスがしっかりと潰れて相手Dを引き付け、サイドにパス。

これを右サイドに詰めて来たアレックスがキーパーの動きを冷静に見極めてかわし、ボールをゴールへ流し込む。

ようやく追加点の奪取に成功。

その後幾度となくチャンスを作り、波状攻撃を仕掛けるもなかなかゴールを割れず。

守備においてはワントップの黒部にはしっかりと張り付いて仕事をさせず。

パスを送るシャドーの選手には人数を2人、3人と掛けてスペースを消す。

ゴール前のシュートコースを徹底的に切ってシュートを打たせず。

打たれたシュートも勢いを削いだ分、スンフンはしっかりとキャッチ、またはパンチングと的確な判断で凌ぐ。

交代は今日は若干ダメージを受けた選手を早目に変えるという感じで。

直前に至近距離からのボールを受けた衛藤に代えてジョンミンを。

次にポジション替えで津田に代えて徳重。

徳重が高い位置に入ったと同時にドウグラスを左のバックライン迄下げるという大胆な戦略に。

高さもあるドウグラスが向こうの攻撃を跳ね返し、前線ではフレッシュなジョンミンと徳重が運動量を上げて相手Dにプレッシャーを掛ける。

3枚目は疲労の濃かった上里(途中痛んでいた事もあり)に代えて青山。

後半ロスタイムには右サイド濱田からのクロスを徳重が叩いてスペースを作り、ジョンミンがシュート。

これが綺麗に決まって駄目押しの3点目。

ジョンミンはその前にも非常に良いシュートを放っていただけに感触も良く。

守備は最後迄集中を切らさずに失点を防ぎ切りました。

終わってみれば3-0でしたが、スコア程に楽な感じではなかった様な。

内容としては決して楽観出来るものではありませんでしたが、結果に繋げる事が出来たのが何よりの収穫です。

ホームでは実に久々の勝利に心底ホッとしたというのが実感です。

喜び方も忘れていた位で…。

試合後のインタビューに出て来た福元の清々しい笑顔が全てを物語っていた様な。

先ずは一勝。待ち望んだ一勝。次に生かしていきたい一勝。です。
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