いつでも夢を

久しぶりの雨降りの中、チームはミニゲーム等で動きを確認する軽めの調整。

第2クールに入り、監督はより守備ラインを上げて高い位置からプレッシングをかけ、時間をかけずに攻撃展開するアグレッシブなサッカーを目指していくと宣言。その為に補強したのが他ならぬ塩川な訳で。前節も試合後に、その辺りの『パスの出し所』というか、パスを出せる場所に動き出す選手の存在の必要性を強くフィードバックしていましたが、これ迄よりももっと攻守の切替えを早くして、ダイナミックに攻める、或いは攻撃の起点としての守備行為といったよりポジティブな戦術への進化というものを目指しているのかなと。

そんな中迎える第18節VSヴェルディ戦ですが。3連戦の最終という事もあり、先に述べた様な戦術的な冒険がどの程度可能なのかは未知数です。というか、疲労もピークである事を考えると、ひとつ戦略としてはメンバーを入れ替えていくという選択肢もなくはない。

実際に片岡や島津は前節負傷している事もあり、出場するかは流動的。代わりにポジションに入る選手も居ると監督は断言していますし、ひょっとしたら、替えてくるかもしれません。更に小林もやや状態が良くないとも言われていて、その辺りはどうなるか、メンバー構成には注目しています。只、バックスに関しては変更なさそうな感じですが。

古巣との対戦となる青葉はとりわけ力が入っている様子。明日はとても厳しい戦いになる事には違いありません。相手は前回の雪辱を誓って臨んでくるだろうし。

ただ、こういった厳しい条件の時にしっかりと結果を出せれば、チームとしての力は確実に上がっていくだろうという気はしています。PR用に配布された招待券も早速効果を出している様で、周りでも明日は足を運んでくれるという話がいつも以上に入ってきております。

そうして何かのきっかけでスタジアムに足を運んでくれる観客をもれなく巻き込める様な密度の濃いパフォーマンスが出来るのを期待しています。明日は相手には悪いが手ぶらで帰ってもらおうか。