渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

燃やし尽くして。

2019-12-14 22:51:00 | Weblog
J1参入プレーオフ決定戦VS湘南ベルマーレ戦終了しました。

天気快晴で風も無く、気温も上がり最高の環境の中での試合となりました。

朝9時半過ぎにスタジアムに到着したのですが、既にまぁまぁの数のサポーターが待機列に並んでおり、それが時間経過と共にみるみる列が伸びていき。

気がつけば最後尾が全く見えない位の人数となりました。当然ゴール裏はサポーターでほぼ一杯。メインとバックもこちら寄りのサイドは青に染まりました。

スタメンは2回戦を踏襲。サブには離脱していた渡井が戻ってきました。

システムは互いに3-4-2-1。ミラーゲームになれば堅い展開も予想されましたが、試合は序盤にやや相手の攻撃を受けたものの、落ち着いた対応で相手にペースを渡さず、逆に時間経過と共にボールを保持して自分たちのペースを掴む。

守備でもタイトに寄せて相手の攻撃の芽を摘み取り、相手のプレスは冷静に躱してボールをキープし、敵陣に押し込んでいく。

そして20分。セットプレーのチャンスを得ると左サイドCK、野村からのファーへのボールを石井が頭で折り返し、中央に飛び込んだ徳真がボレーで合わせて先制に成功。

ゴール裏のボルテージも一気に上がる。

その後も前半は攻守にわたり、相手を圧倒。追加点を取るチャンスがあっただけにリードを広げられなかったことは悔やまれる。

後半になり、相手が交代カードを切ってきたこと、そして修正をしてきたこともあり、自陣深く迄ボールを運ばれ、シュートを打たれる。

ここは梶川が踏ん張ってセーブし続けたものの、やや相手のペースに。

そして19分に右サイドからボールを運ばれると折り返しをゴール前で粘られ、D陣の隙間を縫うように前へ入り込んだ松田に合わされて同点に追い付かれてしまう。

この失点の場面だけ、やや中途半端になってしまった印象があり、もったいない。他の時間帯は集中出来ていただけに。

しかし、その後まだ時間はあったので追加点を取る所迄持っていけただろうし、実際にチャンスも作ったので。決め切るという所があと一歩足りなかったのか。

攻撃カードを3枚切り、最後迄攻め抜く姿勢は見せたものの、追加点がどうしても奪えず。

1-1での引き分けとなり、レギュレーションにより、敗退となりました。

勝つという思いで臨んだので、何というのか…どう表現したらよいのか、未だに分からない。

正直、このチームでJ1に上がりたかったというのが本音です。だから、とても悔しいし辛い。気持ちの整理はつかない。

ただ、今日まで懸命に駆け抜け、道を拓き、光を見せてくれた選手達、チームに対しては感謝しています。今日も試合中に何度も、この満員に近いスタジアムでプレー出来る幸せを噛みしめたし、景色が素晴らしくて、美しくて、感動しました。

それだけに共に喜びを分かち合えない今が悲しい。

今シーズンの闘いは確かに、今後のチームの財産になった筈です。このフルメンバーで闘えることはもう2度と無いのでそれが寂しいですが、来シーズンにこの思いをバネにしてもっと、強くならなければいけないのだと思い知る。

チームの皆、この1年本当にお疲れ様でした。そして3年間チームを引っ張り続けてくれた岩尾キャプテンには感謝しかないです。

選手達の涙に泣きました。


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