借りてきた猫？

連勝の興奮もさめやらぬ中（←しつこい位に喜んでいる）本日はNHKローカルで《月刊ヴォルティス》がありました。今月のゲストは小峯隆幸選手。

番組冒頭の紹介画面ではFAX・MAILの送り先テロップに両手で指差しする余裕っぷり、なかなかTV慣れしてます。

本編では先ず試合の様子のVが流れスタジオへ。今日の出で立ちは（どの位需要があるか分からんプチ情報ですが）クシュっとした縮緬皺加工のグレーのTシャツ、お気に入りかよく着用。インナーは白シャツの重ね着風。

最初にアナウンサーから「あと残り16試合となった訳ですが？」と振られ「えっ；16、そんなになってますか。知らなかった」とやや驚き風味。

続いて選手略歴の紹介。埼玉県出身の31歳、サッカーの名門校帝京高校で2年生からレギュラー、その後順天堂大→東京ガス→（昇格して）FC東京→ベガルタ仙台→柏レイソルを経て現在に至る。「（帝京→順天堂は）正にサッカーのエリートと言ってもいいんじゃないですか？」とのアナウンサーの持ち上げに「いや、そんな事ないッス」といつになく謙虚な姿勢。

続いては開幕戦からのV。第1節仙台戦へのスタメン起用について監督は『やはりアウェー開幕という事で経験の豊富な小峯の落ち着きを買って』とのコメント。期待に応え、以降着実にレギュラー定着していった様子が紹介され。

次に1月の高知合宿の様子も流れシュート練で『決めて喜ぶトコ迄が練習なんだよぉ～』と自らやってみせて周囲の爆笑を誘い。とにかく彼のいる所笑いが絶えない。J経験の無い若い選手達にアドバイスした事は？という視聴者からの質問にも「技術的な事は出来てるんでサッカーを楽しんでやるって事を伝えたい」と。

次に小峯選手をデータで振り返る《DATA DE Q》いつの間にこんなコーナーが？先ず、0.571という数字。「何だか分かりますか？」との問いに「いや、さっぱり分かりません（そりゃそうだ）」何かというと出場16試合における勝率だそうな…分かるかーーー！が、しかし、出たら2試合に1回は勝つ計算。「これ見たら監督も使わざるを得ないですよねっ？」と振られ照れ笑い（苦笑い？）

2つ目のデータは＋3・－7　　これ又分かりにくいデータにコミさんもやや困惑気味…こちらが何かというと出場した試合、しなかった試合の得失点差らしい…ウォ～、益々分かりにくいわっ！ですが；何が言いたいかというと出た試合では失点が少ないと。

どうも微妙なデータ構築の後は今月のゴールを振り返る。全8ゴール、圧巻は大場のヘッド。試合後に駆け寄ったコミさん、すかさず「利き足は…頭？」きたーっ、ツッコミ番長炸裂！以前トークで大場が言ったのを覚えていたらしい。

他にトークで印象的だったのが「一時引退を考えられていたそうですが」との問い。これに「そうですね、指導者になりたかったんでだったら早い内に辞めて準備始めた方がいいかなと思って」と。プロ生活の厳しさを垣間みました。「でもやっぱりサッカーやりたくて」現役続行を決意、今は1日、1年でも長くプレーしていたいそう。目指すは“あと10年”だそうです。

あと目指すサッカーについてですが【セクシー・フットボール】だそうな。一言では言えない位の色んな意味を凝縮してのこのネーミングはFC時代、サポーターとの会話の中で出て来たらしい。コミさん曰く「（ヴォルティスメンは）皆大人しいんで。練習前から積極的に声出していこうってアドバイスしました」との事、これからはセクシーを皆に伝授していくそうな。うん、もう何処までもいってくれ！！

こういうツッコミどこを与えてくれるのが彼の魅力です。番組では終始リラックスムードなものの発言はいつもよりは大人しめ。又チームに戻ってきたらビシバシツッコミ入れてくれると思いますが。

目標は昇格、10連勝狙いますとサラッといってのける頼もしさ、期待してます。あ、あとJでは得点経験がないそうですが、そろそろ狙おうかな？と。その際には“阿波踊り”踊ってくれるそうな。んな、アホな？