昇格プレーオフ2回戦VSモンテディオ山形戦終了しました。
風はやや強かったものの、天気快晴で気温も上昇し、良いコンディションで試合に臨むことが出来ました。
先ず最初に遠路遥々チームの為に駆けつけてくれた山形サポーターの皆さんに感謝します。お陰で1万人を超える観客という最高の雰囲気の中で両チームの選手達がプレーすることが出来たのだと思います。
スタメンは両チーム入れ替わり、先ずこちらはは1回戦で途中交代した渡井がコンディション不良でメンバー外。代わって徳真がシャドー位置に上がり、ボランチには小西が入りました。
サブには1回戦、コンディション不良で外れた杉本が戻りました。
山形はトップの大槻が怪我で外れ、井出がトップに入りました。
サブのジェフェルソン・バイアーノも怪我で外れて結果的に外国籍選手の居ない構成となりました。
試合は立ち上がりから山形が攻勢に出て、直ぐにビッグチャンスを迎える。ショートカウンターから最後は井出が鋭いシュートを放つも梶川がビッグセーブ。
ここで失点してしまっていたら、多分かなり難しい試合になったと思う。
序盤の相手の攻勢を上手く凌ぐことが出来たのが大きかった。相手の戦略としては立ち上がりに集中して先制し、流れを掴もうという所だったので。
こちらとしては無理にバランスを崩して迄攻める必要は無かったので。先ずは守備を落ち着かせる、安定させるという所を徹底しており、ブロックも形成出来ていたので過剰な心配をする必要はなく。
攻撃においても、前述の通り守備を落ち着かせると同時に徐々に自分達の良い形を出していったというのか。
野村のスルーパスを活かし、島屋、河田と言った前線の選手達がシュートを狙う。野村自身もシュートチャンスがあったものの、決め切る事は出来ず。
守備において、徳島にとって優位に働いたのは昨日キープレーヤーに挙げた柳が前半の早い時間帯に足を痛め運動量が保てなかったこと。
激しい上下動を持ち味とする柳がベストパフォーマンスを出せずにハーフで交代。
後半も守備からリズムを作ると8分に遂にゲームが動く。野村からの縦パスに反応した河田が相手Dラインの裏に抜け出すとキーパーとの1対1の場面を作り、櫛引の位置を冷静に見極めるループシュート。
これがネットを揺らし、先制に成功する。シーズンを通して磨いてきた2人の連係から生まれた攻撃の形は如何にも徳島らしく。
その後も狭いエリアで速いテンポのパス回しを繰り返し、確実に相手の体力と時間を奪っていく。
球際の厳しさも徹底していたし、相手のシュートコースを的確に切っていく対応も出来ており、守備は終始安定していた印象。
追加点の奪取がならなかったのは課題ではあるものの、終盤の相手のパワープレーにも冷静に対応し、反撃は許さず。
1-0の完封勝利となりました。
この結果を受け、J1参入プレーオフ決勝戦に進むことに。
次がいよいよ、最後の最大の関門です。どんなにここ迄で良い試合をしたとしても、湘南とのゲームに勝ち抜く以外ない。
簡単なことではないですが、ここ迄進んだのであれば、必ずや掴み取る。その思いです。
何と現チームには湘南在籍経験者が5人も。これは相当にシビれるゲームになるのでは。
最後に、今日のゲームに足を運んでくださった皆様に、選手達の背中を押してくれたことに、そして苦しいゲームをまたひとつ勝ち抜いたチームの皆に感謝です。
キャプテンが言ったから、土曜日は平塚へ。
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