渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

薄氷を踏む思い

2007-05-13 00:19:03 | Weblog
第15節VS鳥栖戦終了しました。爽やかに晴れ上がり絶好の観戦日和…にもかかわらず観客数は2500人強と若干寂しい感じ…。

試合は前半の内容が非常に悪く、安定している筈の守備もバタバタしてしまう。今日はこれ迄数試合左サイドバックに入っていた青葉が右サイドに戻り、ヒキが左サイドに入っていたのですが、その本来の位置に戻った筈の青葉が精彩を欠き…別に手を傷めている事は影響して無いと思うのだが。何ともピリッとしない。あんなに動きの定まらない青葉はウチに来て初めて見た。心配である。

始まって直ぐにハジがシュートを1本放つが枠外。その後は序盤から鳥栖にペースを握られるといい様に振り回されてしまう。守備に時間を割かれ攻めていくどころでない。徐々に押し込まれ、右サイドペナルティエリア近くでファウルを取られるとFKを与えてしまう。

これをキッカー高橋義希に直接決められ失点。太陽光が眩しくて上手く合わせられなかったという事もあるのでしょうが、壁全く機能せず。

この後も守備が宜しくない。失点こそ許さないものの拙い場面しばしば。それに加え今日はジャッジにも泣かされる。ウチは事毎くファウルを喰らいリズムが作れない。結局攻めらしい攻めも出来ずに折り返す。

流石にこれでは拙いと監督も指示を出したのだろう、後半は序盤からしっかりと攻めにかかる。左サイドのクレベルを上手く使いながら攻撃を組み立てる。何度もゴール前に攻め込む場面を作るが、決定力を欠く。時間だけがジリジリと過ぎていく中、リズムを変えようと監督は岡本⇒片岡、丹羽⇒アンドレを投入。2人は精力的に動き回り徐々に押し上げていく。

チャンスは片岡の粘りから。中央やや左寄り相手エンド深く迄ボールを持ち込むと右サイドから走り込んで来たタクトにパス。これを受けた所(ペナルティエリア少し内側)でタクトが相手DFに倒されてPKを得る。これには鳥栖イレブン猛抗議していました;が判定は覆らず、更に遅延行為でイエローが出る。

このPKをハジが落ち着いて決めてやっと同点に追いつく。その後、何とか逆転しようと攻め続けるが決定的なチャンスを掴めず。40分頃には相手が2枚目のイエローで1人退場処分に。数的優位になった事でようやくパスが自由に通りだすがやや遅かったか。最後のチャンスはロスタイムに左サイドで得たFK。前日も入念に練習したという片岡が蹴るがボールはバーの遥か上…あぁ無情。結局追加点を奪う事はならずドローで終了。

全体の印象をいうとやはり攻め方が拙い。前回の対戦もあんな感じで抑え込まれてしまったのだろうが、何とも…。試合の入りから守備がしっかりしていないと攻撃の展開が出来ない。後半の終盤になってようやく形になる様では複数得点は厳しい。まだまだ、攻撃面での課題は山積していると言わざるをえない。

ズルズル失点しなくなったのが救いですが。これからもっとチームとしての力をつけて行く為にも、更なる意見交換と攻撃イメージの共有を図っていって貰いたいと思います。
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