今日は09年第2回サポーターズカンファレンスに参加して来ました。ざっと概要レポです。
参加者は事前申込の40人に当日受付の10人を合わせた50人。机を四角に並べ、クラブの人も参加者も互いに顔が見える様な配置。
会は定刻の午後1時にスタート。クラブ側からは新田社長、冨本取締役を始め事業部、営業部、総務部のスタッフが出席。中田強化育成部長は飛行機の遅れで途中参加。
今回から入場時にカンファレンスの資料と意見用紙(チームへの意見、サポーターを増やす為の意見、その他の意見)が配られ、会の冒頭15分間に参加者はそれぞれ記入しクラブ側が回収。
先ず社長から挨拶とクラブの現状の説明がありました。いつもの様にクラブの発展と相互理解の為、忌憚のない意見を聞きたいとの挨拶でした。
クラブの現状については配られた資料を元に説明。ここ迄の1試合平均の観客数は3568人で平日の試合数が昨年より2試合多いにも関わらず微増している点を強調。
その後、四国ダービーのPRDVDの上映がありました。これは記者会見の際にプレス用に準備されたもの。
四国ダービーの歴史を試合のダイジェストと選手へのインタビューで総括したもので、こんなシーンあったなぁと思いながら昨日の事の様に感覚迄思い出したり。
DVD上映の間に中田強化育成部長が到着し、改めて挨拶とチームの現状報告。
今季の目標は6位以内なので、そういった意味では現時点の順位には不満がある。
しかし、これからのシーズン、チームの力はまだまだ伸びていく可能性があり、チャンスがあれば、3位以内に入る事を目標に、上を目指してやっていく。
チームは生き物であり、刻々と状況は変わっているが、力が落ちるという事はあってはならない。これからも成長を続けていく。
どの様なチームも先ずベースになる部分が出来て初めて大きな目標を達成出来る。
今はプロチームとしての真の土台固めの年。それに今年はホームでのゲームでかなり頑張っている。地元の観客に先ずは良い試合を見せる、これを続けていく。期待して欲しい。
との説明の後、先程回収した意見を元に意見交換が行われました。
Q1.今後のシーズンを見据え、FWの補強はあるのか?
A.中田部長(以下NA):チーム力の底上げの第1段階として、柿谷を獲得した。ベテランの徳重と同じポジションで働ける選手という意味での補強。
実際にチームに合流後、直ぐに質の高いプレーを見せている。練習を見に来て貰えば一層良く分かって貰えると思うが、現在チームの中心として存在感を発揮している。
今季末から移籍のシステムがFIFA基準になり、移籍金が撤廃された事や、手続き期間、査定日の前倒し等によりリーグ全体として、やや混乱している所もある。
外国籍選手の移籍に対してもそうだが、移籍自体が慎重な動きになっており、具体的な補強を今直ぐにするのかというと難しい部分がある。調整は続けている。
新田社長(以下NI):資金力が潤沢では無いチームは不利との見方もあるが、健全経営を続けて来たクラブにとっては、チャンスも十分にある。
NA:今居る選手達も前所属チームからすれば年俸という点ではかなり下がっている場合もある。
しかし、我々はクラブの練習環境の整備に力を注いだ事でリーグでも屈指の練習環境を整える事が出来た。そうした施設の充実といった部分が選手達の心に響いた面もある。
外国籍選手の補強に関しては7/1~8/12迄が獲得の期限なので、その辺を踏まえ、必要に応じて対応したい。
Q2.ベテラン選手達に疲労が感じられるが、監督は若手を積極的に登用していくという考えは無いのか?
NA:ここ迄大きな怪我人を出す事無く、シーズンが推移しているのは良い傾向だと思う。
ある程度、チームとしてのベースになる部分が出来る迄メンバーを余り動かさずにやって来たメンバーある。確かにベテラン勢はここ迄ほぼ毎試合フル出場という事もあり、疲労が溜まっている。
若手にとってはチャンスといえる。最初はGWの連戦中、次は夏場。大卒ルーキーを中心に若手の起用というのも十分にある。
現在もより高いレベルに向け、日々練習を行っており、決して著しく質が劣る事は無い。
これからの暑い時期、今まで出場機会の無かった選手達が登場し、更にチームが面白くなっていく可能性はある。
今季はこれ迄対戦相手によってシステムやメンバーを変える等、選手のコンディション以外の部分でもフレキシブルな対応をしているのでその辺りも見て欲しい。
Q3.今年の目標はシーズン当初通りAクラス入りか?
NA:6位というのは最低限の目標であり、チームの成長に合わせ、もっと上を目指すという事。
Q4:周りの反応を聞くと去年より試合が面白くないという声が少なからずある。又、チーム名に『徳島』を冠しているが、その割には地元をPR出来ていないのではないか?
NI:会社としての立場で言うと、我々が扱う商品は試合であり、今季我々は先ずホームで地元の観客に良い試合を見せるという事を念頭にチーム作りをスタートした。
良い商品を作りお客さんに来て貰う事でより良いチーム作りをしていくという好循環を生み出そうとしている最中。
クラブ自体が良いものとなり、注目される事で初めて徳島をPR出来るのではないか。
Q5:石川選手の近況を知りたい。
NA:リーグ戦では右サイドバックとしてほぼ全ての試合に出場し、リーグを終えた。
8/26迄に再登録しないとJリーグで後半戦に出場する事は出来ないのだが、現地で様々な事を吸収し確実に心身共に成長している。
日本へ帰って来ても試合に出られる可能性がほぼ無いのであれば、もう暫く現地に残ってチャレンジしたいとの意欲も見せている。
本人とも良く話し合い、チーム状況も踏まえ最終的な判断をしたいと思っている。
Q6:来季ユースからの昇格はあるのか?
NA:下部からの昇格は現時点ではまだ未定。ユースの選手に関しては今後行われるクラブユース選手権でのプレーを基準にと考えている。
クラブとしては常に上から見ながら、プロチームに上げていく為には何が必要なのかを年代に応じてトレーニングさせたり、指導している。育成でもプロとトータルした一貫性を持たせた指導をしている。
NI:将来地元出身の選手がチームの大勢となる様、生え抜きの選手を育てる為の努力を続けている。時間は掛かるかも知れないが、長い目で見て欲しい。
Q7:スタジアムグルメや選手別のグッズを販売しては?
A:具体的に徳島にはどういった名物があるか教えて欲しい。
(ここでサポーターから出された意見)
徳島丼。
A:検討していた所です。ご飯ものならスープの廃棄といった手間もかからず、導入出来るかもしれません。
派手なもので無くとも地元の農産物や特産物を生かす形で良いのではないか。あとスタジアムの売店で何処に何が置いてあるのか分かりづらい。もっと表示を工夫しては。
A:表示に関しては直ぐに改善します。
選手の意見を取り入れた弁当等を作ってみては?又、ダービーだけでなく徳島バーガーを扱ってみてはとの意見も。
グッズに関してはメガホンはサッカーの応援にそぐわないので、そろそろ販売を止めてはとの意見も寄せられ。
実はメガホンは売れ筋商品なので直ぐに販売終了とは言えないのだが、検討はするとの事でした。
他の要望として、選手別の背番号入りタオルマフラーが欲しい、ネクタイのニューバージョンが欲しい、子供用にチーム名等を上手くあしらったTシャツ等の衣類を作ってみたら、女性向けの身につけるもの(アクセサリー類とか)、マスコットキャラのぬいぐるみ、という意見が出ました。
その他の部分では、チケットの種類を増やしてはどうかという意見やオフィシャルの会員ページの拡充、個人会員で長期加入している人への特典を考えては、との意見も出ました。
2時間はあっという間で、少々足りない位でした。まだまだ取り組める点は沢山あるなと感じた会でした。
参加者は事前申込の40人に当日受付の10人を合わせた50人。机を四角に並べ、クラブの人も参加者も互いに顔が見える様な配置。
会は定刻の午後1時にスタート。クラブ側からは新田社長、冨本取締役を始め事業部、営業部、総務部のスタッフが出席。中田強化育成部長は飛行機の遅れで途中参加。
今回から入場時にカンファレンスの資料と意見用紙(チームへの意見、サポーターを増やす為の意見、その他の意見)が配られ、会の冒頭15分間に参加者はそれぞれ記入しクラブ側が回収。
先ず社長から挨拶とクラブの現状の説明がありました。いつもの様にクラブの発展と相互理解の為、忌憚のない意見を聞きたいとの挨拶でした。
クラブの現状については配られた資料を元に説明。ここ迄の1試合平均の観客数は3568人で平日の試合数が昨年より2試合多いにも関わらず微増している点を強調。
その後、四国ダービーのPRDVDの上映がありました。これは記者会見の際にプレス用に準備されたもの。
四国ダービーの歴史を試合のダイジェストと選手へのインタビューで総括したもので、こんなシーンあったなぁと思いながら昨日の事の様に感覚迄思い出したり。
DVD上映の間に中田強化育成部長が到着し、改めて挨拶とチームの現状報告。
今季の目標は6位以内なので、そういった意味では現時点の順位には不満がある。
しかし、これからのシーズン、チームの力はまだまだ伸びていく可能性があり、チャンスがあれば、3位以内に入る事を目標に、上を目指してやっていく。
チームは生き物であり、刻々と状況は変わっているが、力が落ちるという事はあってはならない。これからも成長を続けていく。
どの様なチームも先ずベースになる部分が出来て初めて大きな目標を達成出来る。
今はプロチームとしての真の土台固めの年。それに今年はホームでのゲームでかなり頑張っている。地元の観客に先ずは良い試合を見せる、これを続けていく。期待して欲しい。
との説明の後、先程回収した意見を元に意見交換が行われました。
Q1.今後のシーズンを見据え、FWの補強はあるのか?
A.中田部長(以下NA):チーム力の底上げの第1段階として、柿谷を獲得した。ベテランの徳重と同じポジションで働ける選手という意味での補強。
実際にチームに合流後、直ぐに質の高いプレーを見せている。練習を見に来て貰えば一層良く分かって貰えると思うが、現在チームの中心として存在感を発揮している。
今季末から移籍のシステムがFIFA基準になり、移籍金が撤廃された事や、手続き期間、査定日の前倒し等によりリーグ全体として、やや混乱している所もある。
外国籍選手の移籍に対してもそうだが、移籍自体が慎重な動きになっており、具体的な補強を今直ぐにするのかというと難しい部分がある。調整は続けている。
新田社長(以下NI):資金力が潤沢では無いチームは不利との見方もあるが、健全経営を続けて来たクラブにとっては、チャンスも十分にある。
NA:今居る選手達も前所属チームからすれば年俸という点ではかなり下がっている場合もある。
しかし、我々はクラブの練習環境の整備に力を注いだ事でリーグでも屈指の練習環境を整える事が出来た。そうした施設の充実といった部分が選手達の心に響いた面もある。
外国籍選手の補強に関しては7/1~8/12迄が獲得の期限なので、その辺を踏まえ、必要に応じて対応したい。
Q2.ベテラン選手達に疲労が感じられるが、監督は若手を積極的に登用していくという考えは無いのか?
NA:ここ迄大きな怪我人を出す事無く、シーズンが推移しているのは良い傾向だと思う。
ある程度、チームとしてのベースになる部分が出来る迄メンバーを余り動かさずにやって来たメンバーある。確かにベテラン勢はここ迄ほぼ毎試合フル出場という事もあり、疲労が溜まっている。
若手にとってはチャンスといえる。最初はGWの連戦中、次は夏場。大卒ルーキーを中心に若手の起用というのも十分にある。
現在もより高いレベルに向け、日々練習を行っており、決して著しく質が劣る事は無い。
これからの暑い時期、今まで出場機会の無かった選手達が登場し、更にチームが面白くなっていく可能性はある。
今季はこれ迄対戦相手によってシステムやメンバーを変える等、選手のコンディション以外の部分でもフレキシブルな対応をしているのでその辺りも見て欲しい。
Q3.今年の目標はシーズン当初通りAクラス入りか?
NA:6位というのは最低限の目標であり、チームの成長に合わせ、もっと上を目指すという事。
Q4:周りの反応を聞くと去年より試合が面白くないという声が少なからずある。又、チーム名に『徳島』を冠しているが、その割には地元をPR出来ていないのではないか?
NI:会社としての立場で言うと、我々が扱う商品は試合であり、今季我々は先ずホームで地元の観客に良い試合を見せるという事を念頭にチーム作りをスタートした。
良い商品を作りお客さんに来て貰う事でより良いチーム作りをしていくという好循環を生み出そうとしている最中。
クラブ自体が良いものとなり、注目される事で初めて徳島をPR出来るのではないか。
Q5:石川選手の近況を知りたい。
NA:リーグ戦では右サイドバックとしてほぼ全ての試合に出場し、リーグを終えた。
8/26迄に再登録しないとJリーグで後半戦に出場する事は出来ないのだが、現地で様々な事を吸収し確実に心身共に成長している。
日本へ帰って来ても試合に出られる可能性がほぼ無いのであれば、もう暫く現地に残ってチャレンジしたいとの意欲も見せている。
本人とも良く話し合い、チーム状況も踏まえ最終的な判断をしたいと思っている。
Q6:来季ユースからの昇格はあるのか?
NA:下部からの昇格は現時点ではまだ未定。ユースの選手に関しては今後行われるクラブユース選手権でのプレーを基準にと考えている。
クラブとしては常に上から見ながら、プロチームに上げていく為には何が必要なのかを年代に応じてトレーニングさせたり、指導している。育成でもプロとトータルした一貫性を持たせた指導をしている。
NI:将来地元出身の選手がチームの大勢となる様、生え抜きの選手を育てる為の努力を続けている。時間は掛かるかも知れないが、長い目で見て欲しい。
Q7:スタジアムグルメや選手別のグッズを販売しては?
A:具体的に徳島にはどういった名物があるか教えて欲しい。
(ここでサポーターから出された意見)
徳島丼。
A:検討していた所です。ご飯ものならスープの廃棄といった手間もかからず、導入出来るかもしれません。
派手なもので無くとも地元の農産物や特産物を生かす形で良いのではないか。あとスタジアムの売店で何処に何が置いてあるのか分かりづらい。もっと表示を工夫しては。
A:表示に関しては直ぐに改善します。
選手の意見を取り入れた弁当等を作ってみては?又、ダービーだけでなく徳島バーガーを扱ってみてはとの意見も。
グッズに関してはメガホンはサッカーの応援にそぐわないので、そろそろ販売を止めてはとの意見も寄せられ。
実はメガホンは売れ筋商品なので直ぐに販売終了とは言えないのだが、検討はするとの事でした。
他の要望として、選手別の背番号入りタオルマフラーが欲しい、ネクタイのニューバージョンが欲しい、子供用にチーム名等を上手くあしらったTシャツ等の衣類を作ってみたら、女性向けの身につけるもの(アクセサリー類とか)、マスコットキャラのぬいぐるみ、という意見が出ました。
その他の部分では、チケットの種類を増やしてはどうかという意見やオフィシャルの会員ページの拡充、個人会員で長期加入している人への特典を考えては、との意見も出ました。
2時間はあっという間で、少々足りない位でした。まだまだ取り組める点は沢山あるなと感じた会でした。
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