渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

3連3勝の心構え

2006-08-20 22:27:18 | Weblog
昨日の勝利の余韻も残る中、今日は天皇杯徳島県代表決定戦を観戦しました。午前中は曇っていたのでやや涼しいかなと思っていたのですが、なんのなんの…;午後からはキレイに晴れ上がり気温も上昇。スタジアムは家族連れを中心にメインスタンドの日陰エリアに皆退避。

平岩と尾門の2トップでしたが、先制得点を決めたのは片岡。キーパーの飛び出しを見て狙って打ったとはいえ、ゆるーく弧を描いたループシュートはややごっつぁんゴールと言えなくもない。とはいえ、早い時間帯に先制した事でリズム良く、中盤もコンパクトに守れていた感じです。

後半に入るとアレックスも動きが良くなってきて、再三自陣エリアでのプレーを許しましたが、そういった流れの中で掴んだセットプレーをしっかりとモノにする。片岡の右CKに松本が頭で合わせて追加点。その後、アレックスもセットプレーから椋田のファンブルを誘い、それを喜来が冷静に押し込んで1点を返しましたが、暑さに消耗が激しく、中盤が間延びしてなかなか双方ボールが前線まで繋がらない。

終盤には再びアマが攻め上がり再三ゴール前を脅かす。CBの行友が上がる場面も見られました。

試合はそのまま逃げ切り2-1で終了。見事初優勝を飾りました。内容としてはやや物足りなさはありましたが、要所集中力をみせ、まぁ安定した戦い方だったかなと思います。

さて。昨日の試合を改めて少し冷静に振り返ってみたいと思います。前半から動き自体はそう悪くなかったですね。先ずは受ける、守備の態勢から両サイドにボールを回し、攻め所を探る動きが続きました。

失点のシーンですが。まぁ~不用意なバックパスでしたね。もう、パス回しの段階で怖い怖いと思っていた矢先でしたので。その点は天羽も高橋もコミュニケーション不足と認めていましたが、あっさりとパスカットされ、無人のゴールに放り込まれた時には『あぁ…』と。

それだけに前半終了間際にセットプレーからハジがしっかりと同点弾を決めたのは大きかった。ここ迄この形がなかなか決まらず苦しんでいたので。エースが決めた事で気持ちが切れずに後半に向かえたというか。

後半は最初から積極的な攻撃を展開し、その結果、早い時間帯に流れの中からジョルジ→ハジという理想的な展開でのフィニッシュが決まり。

欲をいえば、目標に掲げた3得点目を決めて貰いたかったですが、内容からいうと、2得点が精一杯だったか?まだまだ組み立てが出来てない。というか、守備からの切替えがまだ遅い。湘南は中盤のプレスが速いので、前線まで有効なボール運びをするのが難しい場面も多々見受けられました。

守備面ではやはり中盤で簡単にボールを失う場面が多々あり、やや問題だなと。あと、相手のロングフィードパス1本で前線の中央やや左寄り(つまりウチからいうと最終ライン)に一気に送られピンチを招く等、マークが甘くなった部分もあり、その辺は次節以降しっかりとチェックしていかないと危険だなと。

全体としては何とか守って勝ったという感じで、やはり攻守共に物足りなさ、不安は残りました。現状ではこれが精一杯なのか?との思いも過ぎりますが、折角一勝したのだから、これを機にまたチームを成長させる方向へ繋げていって貰いたい。

そういえば、面白かった動きといえば、久々に石田が攻め上がりを見せてくれたり、イマンが何故か左サイドから上がってきたりと予想外の展開もあったといえばあったな。早い時間帯に交代となってしまったアンドレが傷んでいない事を祈りますが…。

最後に。島津選手28歳の誕生日おめでとうございます。現在はふくらはぎ治療の為戦線を離れていますが、やはり後ろから思いきりデカい声でコーチングする姿が見られないと寂しい。早く帰って来て下さい。待ってます。
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