即戦力とは

今シーズンの始動日や開幕までのスケジュール等も発表になり、いよいよ21シーズンが始まるといった所ですが。

この1週間余りの間に追いきれてなかった契約関係の話題をおさらいしておこうかと思います。

岩尾憲選手を始め、昨シーズンのレギュラーとして出場していた選手達が次々と契約更新。

最後まで粘っていた上福元直人選手も更新。そして、昨シーズンは貢献度としては今ひとつだったドゥシャン選手も契約更新しています。

どう読むのか微妙な所ですが。CBの補強が進まなかったとみるのが正しいのか。J1のリーグ戦でローテに組み込めるだけのコンディションをシーズン中保てるのかという所が気がかりではあるのですが。

一方で若手選手が次々とレンタルに出ることに。

武田太一選手は秋山選手と同じJ3のAC長野パルセイロに。昨シーズンは結果としては大怪我からのリハビリに1年間費やし、リーグ戦への出場は叶いませんでしたが、先ずは実戦経験が積める環境に身を置き、少しずつ感覚を取り戻して行ければ。

久米航太郎選手はヴェルスパ大分に。地元出身者なので、何とか経験を積んで大きく成長して欲しいと願っているのですが。

もう1年武者修行と言えば。坪井清志郎選手は高知からアルビレックス新潟シンガポールに行くことに。過去には河田選手も在籍していたこともあるチームなのでご存知の方も多いかと思います。

幾ら新潟の名前を冠しているとはいえ、言葉も文化も違う環境の中では難しい部分も少なからずあるかと思いますが、結果を出せばJへの道も開ける筈。

そして森田凛選手は奈良クラブへ行くことに。ルーキーイヤーの昨シーズンはリーグ戦への出場は叶わず、本人としてもメンバー入りを勝ち取る為に自分に何が必要なのかをしっかりと見据えて、先ずは公式戦に確実に出場するという経験を積んで来て欲しい。

綺麗事に聞こえるかも知れませんが、我々ファン、サポーターはずっと見守っているので。1日も無駄にすることなく、必ずチームに戻ってくるのだと強い意志を持って、今年1年間それぞれの場所でサッカーと向き合って欲しいと願います。

若手選手以外にも、梶川諒太選手が古巣であるJ2の東京ヴェルディにレンタル移籍することに。昨シーズンは本人としても納得のいくシーズンではなかっただろう事は想像に難くないし、ファン、サポーター側から見てもイメージしていたのと違っていたなと何とも歯痒い気持ちもあったので。

自分の特長を良く知る古巣でもう一度、感覚を取り戻すというのか。ニュアンスが難しいですが、安心させて欲しいなと。

そして。押谷祐樹選手はJ3の藤枝MYFCに完全移籍する事が発表になりました。移籍にあたっての本人のコメントを読むにつけ、本当に昨シーズンはしんどかったのだなと。ファン、サポーターとしては何とかフォローしてあげたかったなという気持ちが強い。

リーグ戦出場自体はそう多くはなかったものの、印象的なシュートが目に焼き付いているので。チームを離れていくのが寂しい。

今迄ありがとう。そして藤枝での活躍をお祈りしています。