技術構造分析講座ブログ

東工大の科学史・技術史・科学技術社会論・科学方法論研究室のブログです。公式情報、研究の詳細はホームページをご参照下さい。

フランシス・ベーコンの館(中島秀人)

2007-11-27 17:39:38 | Weblog
 ロンドンの北、St. Albansには、哲学者フランシス・ベーコン(Francis Bacon)が執筆活動をした館が廃墟(Old Remain)になって残っています。かなり前ですが、イギリス人の先生に連れて行ってもらいました。
 いまでもLord Verulamの領地(?)にあるらしく、入り口で許可を得て、車でしばらく走ったところにありました。その奧には巨大な領主館も!
 Verulamというのは、ローマ時代のSt. Albansの名前Verulamiumにちなむそうで、Wikipediaによると、当時はブリテン島で3番目に大きな都市だったとか。今ではロンドンからテームズ・リンクで確か1時間もかからずに行けます。
 しかし、この廃墟を見ることができて、ラッキーでした。
 

小林さんの書き込みに賛成

2007-11-18 13:08:38 | Weblog
中島秀人です
 私も小林さんと同じ印象を受けています。結果、教員としてはりきっちゃいます。
 今後は、科学実験装置の歴史の研究会なども立ち上げて、いっそうがんばりたいですね。

 唯一問題は、大学院の受験生が従来よりかなり少なくなっていること。科学史、技術史、科学哲学、科学技術社会論(STS)の「院生募集中」!!とみなさんも募集ごに協力ください

最近の院生室(こばやし)

2007-11-14 00:17:23 | Weblog
個人的な感想です.

最近の研究室の学生の活動ですが,ここ5年半の中で,もっとも活発になってるように思います.

またまた個人的な感想レベルでいくつか理由を申し上げますと,

1,院生各個人の学力のレベルが全体に年々上がっている(あくまで私が他の院生と話して感じる感想です.また前の院生を非難しているわけではありません)
2,授業・ゼミの出席率が高い(これは事実)
3,各院生が,院生室に在室する時間が長くなっている.結果,各院生の研究上の交流の機会が増えている.さらに,2との相互作用によって,授業・ゼミの内容を院生室に持ち込んで,掘り下げて議論することが多くなっている.(私がここ5年半,院生室で他の院生を観察した感想です)


私が博士課程に入学したとき,火曜の朝の授業に出席していたのは3人でした.そのときとくらべると,今は月鼈の差があると思います(繰り返して断りますが,私の個人的な感想です.それに前の院生を非難しているわけではありません!).

まあ,この調子でがんばり続けるのは,大変かもしれませんが,「継続は力なり」でがんばりましょう.
東京工業大学 科学史・技術史・科学技術社会論・科学基礎論 研究室が,ますます発展していくよう努力しようではありませんか!