本講座の山崎正勝・現東工大名誉教授の著作『日本の核開発: 1939~1955-原爆から原子力へ』(績文堂, 2011年)が,日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト賞2012」で,「科学ジャーナリスト賞」を受賞しました.
1次審査を通過した12作品のうち,5作品が今回の原発事故関係でした.ジャーナリズム業界への今回の事故の衝撃の大きさを物語っています.
『日本の核開発』は今回の事故とは直接の関係はないですが,問題を歴史的に研究することの重要性が理解されたということでしょう.情報が溢れている今日,本書のような冷静で地道な実証的歴史研究が評価されるのは,ひたすら地道な研究に取り組む本講座にとっても,たいへん喜ばしいことです.
1次審査を通過した12作品のうち,5作品が今回の原発事故関係でした.ジャーナリズム業界への今回の事故の衝撃の大きさを物語っています.
『日本の核開発』は今回の事故とは直接の関係はないですが,問題を歴史的に研究することの重要性が理解されたということでしょう.情報が溢れている今日,本書のような冷静で地道な実証的歴史研究が評価されるのは,ひたすら地道な研究に取り組む本講座にとっても,たいへん喜ばしいことです.