チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

保護猫に逃げられました

2018年05月01日 | ネコの話

 

保護猫の鈴ちゃんは私には慣れなくて、近寄ると耳をペタンと下げて、まるで耳なしドラえもんのような顔で、シャーとか犬みたいにウーとか威嚇するのですが、家には慣れてきて、午前中はガラス戸越しに私の庭いじりを眺めていたり、昼過ぎには猫ちぐらでお昼寝、晩御飯の後は絨毯の上で腹を出してゴロゴロしたり、タンスや鴨居に登ったり降りたりしていました。

くつろいでいる時は「鈴ちゃん」と声をかけると、尻尾パタパタで返事したり、「にゃ」と面倒くさそうに鳴いたりするようにもなっていたし、時には奥の部屋から出て私の足元まで近寄ることもありました。私が動けば逃げてしまうのですけどね。

昨日ガラス戸を開けたまま庭に降りた時、振り返ると鈴ちゃんが開いた戸の前にいて、慌てて近寄ると奥の部屋に逃げて行きました。アブナイアブナイ、家に慣れてきたから油断できない!と思っていたのに、今朝またうっかりガラス戸を開けたまま外に出て、外から部屋を覗くと鈴ちゃんの姿が見えない!

あっ!と後ろを見ると、鈴ちゃんの黒い尻尾がぴょこぴょこと家の角を曲がっていくところでした。反対側に回って「鈴ちゃん鈴ちゃん」と呼んだけど、隣家を伝って姿を消してしまいました。

お昼寝の時間になれば帰ってくるかな、お腹がすけば晩御飯食べに戻るかなと、ご飯を用意して暗くなるまでガラス後を開け放しておきましたが帰ってきませんでした。

3ヶ月、毎日トイレの掃除をしてご飯を用意してあげたのに! クッションを敷いた猫つぐらで眠って、絨毯の上でくつろいで、雨風に当たらず外よりずっと快適と思うのに、猫の気持ちはわからないから仕方ありませんが寂しいです。

 

 

 


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