マレットゴルフは18ホールを持つミニゴフル場で、マレット(槌)と呼ばれるスティックと大きなボールを使うスポーツで、長野県が発祥と言われています。ボールもスティックも重くて飛ばないので、狭いゴルフ場でもドライバーを振る醍醐味が味わえるのですが、専用ゴルフ場が少なくて、一般には知られていません。舗装道路を一人で歩いて運動するよりいいかと「マレットゴルフを楽しむ会」に籍を置いています。メンバーの年齢層は高くてもやたら元気です。
スマホに万歩計アプリを入れています。このアプリが毎朝8時半になると、ブーと鳴って「歩数を確認してください」、今日は歩いてないよ! さっさと歩きなさい! と言わんばかりに催促します。グズグズイヤイヤゴルフ場に行くと70代80代の人が15、6人集まりプレーを始めています。
「えーー!この暑さでムリっしょ!」と思っても、クーラーの効いた部屋でテレビ見ているよりずっといいそうです。風のない日は幾ら下が緑の芝生とはいえ照り返しがきつくて目が回りそうになります。その中で東コース西コースと2ラウンド回るのです。早く上がると「もう半ラウンド回ろうか」というツワモノもいます。私は1ラウンド回ったところで、用事があるようなフリをして帰ってきます。とてもかないません!
そんな不真面目な私にも「今年は参加してね」と合宿の案内が回ってきました。長野県佐久市で一泊二日の合宿です。「10月1日ですが、今週中に参加費を添えて申し込んでください.....」
参加費をもって今日は行かなくちゃ、と思っていたけれど、夜更かしして朝起きたのが7時、すでに室内気温は30℃、外は太陽がカーッと照っている。それでも日焼け止め塗って支度を始めたが、赤いパンツに黄色の小花Tシャツ、紺のソックスが信号機みたいだと気づいたらまた椅子に座り込んでしまった。明日にしよう......
マレット仲間からもらって育てていた鈴虫が昨晩から鳴き始めた。体長1センチくらいしかないのに、羽を広げて鳴いている。スマホで鳴き声を録音して子供たちに送った。
「鈴虫とゴキブリとどこが違う?」と宣う長女は無言返信、長男は、うじゃうじゃいるのを見ているので、一斉に泣き出したら大変!と心配してくれる。実は少しずつ庭に放して数を減らしているんだけどね。