チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

保護猫クロちゃん

2014年10月30日 | ネコの話


2、3日前から家の回りで猫の鳴き声がします。子猫ではない、成猫の声です。猫は本来鳴かない動物です。猫の声というのは闘争時のうなり声とか繁殖時の呼び声のみで、あのニャ~は猫が人間と暮らす前にはなかった声で、猫は人間とコミュニケーションを取るためにニャ~と鳴くようになったそうです。と言う事は、あの声は猫が何か訴えている声ではないか?近所で猫を飼い始めたのだろうか?声が聞こえる度、窓を開けてキョロキョロ声の主を捜しました。

今朝は6時ごろから窓のすぐ下で声が聞こえました。
出て行ってみると、この辺りを縄張りにしていつも家の庭を通るクロちゃんがうずくまっています。野良猫のクロちゃんですから、厚手フリースを着て肌を守り革手袋をして近寄りました。ヨタヨタ逃げようとしますが力なく、簡単に抱きかかえられてしまいました。腕の中で爪を立てたりシャーも言いましたが「大丈夫だよ、怖くないよ」と声をかけながら抱いていると腕の中でぐったりしています。

少し臭いです。猫は密かに隠れて獲物を狙う動物で、あまり臭いません。オス猫の匂い付けスプレー以外はオシッコも臭わないくらいです。クロちゃんは具合が悪くて臭くなっているのかな?もう死にかけているのなら、冷たい土の上ではなく、腕の中で看取ってあげようとそのまま2時間ほど抱いていました。

体はほっこりと温かく、スースー寝息をたてて寝ています。毛艶もきれいで、黒い毛は真っ黒、白い毛は真っ白です。大丈夫そうです。さすがに疲れてきたので、クロちゃんを抱いたまま、前の家に声をかけ、物置に仕舞ってあったケージを出してもらいました。前の家のご夫婦も動物好きで、クロちゃんもいつもそこの靴脱ぎ石のうえに座っています。

ケージにタオルを敷いて寝かせ、水と猫パウチのエサを入れて、さて、これからどうしよう?
ネットで動物病院を探しました。近所の病院は木曜休診です。24時間対応動物センターは診察代が4万円程度ですと明記してあります。ぎょえーーー!とても連れて行かれません!ケージの中で休養してもらって、すこし元気になったら出て行ってもらうより仕方ありません。

すこしも温かい所と、二階のベランダの日当りにケージを置いて、落ち着くように毛布ですっぽり覆っておきました。夕方覗いてみたら、クロちゃんは起き上がって、水を飲んでいました。よかった!頑張れクロちゃん!


大きくなあれ!

2014年10月29日 | 菜園日記



太陽の位置が低くなり、我家の庭は前の家の影になり、朝夕の一時しか陽がささなくなりました。いつもは冬期休業の菜園ですが、今年は時期を大きく遅れた安納芋とタマネギがあります。タマネギは12月末に収穫の予定なのに、葉っぱがピンと立たず、日陰のモヤシのようで、このままでは大きなタマネギは期待出来ません。

「2階のベランダに上げるか」と思っても80x30x30の特大プランターで、見るたびにめげてしまってました。でも先月同サイズの安納芋を持ち上げた事だしと今日は一大決心をして、上がりがまちにバスマットを置き、プランターをその上に担ぎ上げました。マットをズリズリ引っ張り階段下まで、階段を一段ずつうんとこしょ!と持ち上げ、2階に用意したマットの上に、そしてまたズリズリ引っ張り、なんとかベランダまで運びました。

息子が出てから息子のベランダはいつの間にか菜園となり、安納芋、タマネギ、試しに植えてみたエシャロット(ラッキョウ)、ニンニク、夏を越したシクラメン、芽を出したサンチュとコリアンダーなどが並んでいます。

上げる時は欲と道連れで上げたけど、収穫後にあのプランターを持って下りるのはイヤだから、2階に置きっぱなしにして、何かを植よう、冬を越して育てる「空豆」なんかいいかなぁと思いは膨らんでいます。

どうしても欲しいもの

2014年10月28日 | 菜園日記
昨夜は冷たい風がゴーゴーと吹き荒れました。木枯らし1号だそうです。
今朝はそのおかげで雲が吹き飛ばされて素晴らしく良い天気です。冷たい空気が残っているものの、体を動かすには丁度良いと、マレットゴルフに行ってきました。そろそろ顏を出さないと仲間に忘れられてしまうし、それに、どうしても運動公園に行きたい訳があったのです。『落ち葉』です。

プランターの土を使い回して野菜を育てるには、土に多量の落ち葉を漉き込んで土壌改良しなければなりません。昨秋も大きな袋いっぱいの落ち葉をもらって、土と半分半分くらいたくさんの落ち葉を混ぜたおかげで、今年のキュウリはとても良い味でした。

公園の係員が毎朝落ち葉を掻き集めているはずだから、落ち葉を分けてもらおうと、袋持参で行きました。仲間とプレーをしながら、キョロキョロと係員を捜しましたが、今日は一人も出ていません。それに第一、葉っぱがほとんど枝から落ちてしまっています。「遅かったなぁ!」

桜の落ち葉は嵩高く大量なので、集めて業者に引き渡すと言っていました。でも、ゴルフ場の芝を刈ったものなどが積んである場所を知っています。「あの刈り取った芝をもらおうか?」行ってみると芝に混じってケヤキやクヌギなどの落ち葉が積まれています。「やれ嬉し!」と袋に詰め込んで貰って(無断で)きました。明日も袋持参で行って貰ってこよう、係員が出ていれば声を掛けられるし、と袋を自転車のカゴに用意しておきました。

プランターの土はひっくり返して残っている根っこやカナブンの幼虫などを取り除き、枯れ葉と米ぬかを混ぜ込んで、またプランターに戻します。軒下に来春まで置いておくのですが、このプランターにお茶ガラや野菜屑など生ゴミも埋めます。春までには全部土に戻って、自己流の有機栽培です。

カワセミ

2014年10月27日 | ふうりんの音


これはお気に入りのブログに載っていた他の人が撮った、カワセミの写真です。無断でお借りしてしまいました。ごめんなさい!
どうやったらこんなに身近かにこんなに美しく撮れるのでしょう?
望遠レンズと三脚に加え、じっくりと腰を落ち着けて写す『根気』が必要なのでしょうね。

他の人の写した写真を見て、あんまり綺麗だとダウンロードしてときどき開いて見ています。あんまり綺麗で、私も、という気にはなれなくて、私には出来ない!と諦めてしまいます。どうもわたしは芸術家にはなれないようです。

リハビリ訓練見学会

2014年10月25日 | なすびの花


病院の父のベッドの上に「ご家族さま」と書かれた見学会のお知らせがありました。「テラスを散歩するだけらしいから来なくていいよ」と父は言いましたが、ご家族様宛に案内が来るのだから行かなければと娘と息子と3人で行ってみました。

リハビリ病等の40人近くが家族に車椅子をおされて屋上テラスに集まりました。最初に全員で手足の運動、その後10人づつの4チームに分かれてゲーム、そしてジュースとゼリーのおやつ。若い療法士さんたちが熱心に手を取り足を取り、全員を参加させてくれます。すでにリハビリを終えて退院した人も案内をもらって参加していました。今日は晴天でしたので、1時間半屋上にいて、父の鼻の頭がすこし赤く日焼けしました。家族の人達も大勢参加していて、やっぱり行って良かったと思いました。

その後息子と二人で実家の母の様子を見に行きました。母の方こそ医者から「すこしでも歩く努力をしないと本当に歩けなくなって、寝たきりになるよ」と脅かされているのに、相変わらず痛いから、息が切れるからと座ったままです。リハビリ訓練には父より母を参加させたいと感じました。弟に「姉さんが行くと、甘えて全部やってもらって動かないから、頻繁に行くな」と言われてしまいました。しばらく泊まりがけは止めて、日帰りで様子を見に行こうと思っています。