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こんな部屋に誰がした!

2010年11月24日 | 【アクロス】 あこちゃん社長の日記
 先日のお部屋の原状回復工事の打ち合わせの為、オーナー様と現地で待ち合わせをしました。


※ほんの一部を紹介・・・この玄関の汚れは何だと思います

呆れて言葉もない状況・・・。




玄関からガスが発生しているようなペットの強いアンモニア臭が充満。



玄関の土間に貼ってあるタイルも猫の糞・尿・ペットフードが踏み潰され・・・
まぁ~~~酷いなんてものではありません。



そして・・・玄関ホール。
間接照明で演出した玄関ホールも台無し・・・。
ここにペットのトイレを置いていました。
玄関のフリーリングが土間のタイルと同じ状態です。



あまりの強烈な悪臭の為に、何処もかしこも臭いが充満していて、DKも居室もどの位の臭いが付着しているか判断出来ない程・・・。
DKの床は、何かの焦げ後なのか?ゴミを放置した為に腐った水が染み込んだものなのか?染みだらけ・・・。



クロスの臭いを嗅ぐと、やはりペットの糞・尿の臭いが着いている。
エアコンのフィルターには1年しか生活していないのに、信じがたい程のペットの抜け毛がビッシリと詰まった状態。


キッチンのシンクの中はゴミが詰まったまま。
調理台は、普段、こんな汚い調理台で何を作っていたのか?と疑いたくなるほど、ベタベタ・カペカペ・・・。
ガス台の上も油汚れと零れた材料もそのまま放置して乾燥したまま。
換気扇は、この1年間の間に一度もお掃除をしたことが無い・・・勿論、油とホコリでベタベタのまま。




洗面所・・・ここはそれほど汚れは目立っていませんでしたが、バスルームは使ったまま放置。毛だらけ・・・石鹸垢でオレンジ色に変色した洗い場。
トイレも使ったまま放置。
便器の中も、外も尿が跳ねたまま放置状態。
手洗い付のタンクも、つかったまま放置。

入居者は新婚さんでしたが、猫ちゃんの病気と奥様が妊娠・出産され、お掃除に手が回らなかったとの事ですが・・・。




驚いた事に、こんなお部屋に赤ちゃんが一緒に生活していたとは思えない程の荒れ用。



説明している間、黙って頷いていたオーナー様が重い口に力が入った様子。
『ペットをこんな風に飼って、部屋をこんな状態にされて返されてしまっては、とても次の入居者さんには、簡単な工事をして引き渡す事は出来ないのですから、大家にとっては財産を傷付けられたのも同然です!
床の下地が痛んでいなければCFを貼って、綺麗出来る部屋も、下地までペットの糞・尿の臭いで取り替えなければいけないなんて、許しがたい事です!
ペットが起因で修理や交換する箇所は、全て請求してください!』




確かにおっしゃる通り。
正直に申し上げて、オーナー様が気の毒な程の通常の使用方法に反する使用です。
写真を見れば・・・いくら綺麗になります!と説明したところで、この部屋に住みたいと思ってくれる人がいるか?と思うほどなのであります。



しかも・・・お引越しの前、オーナー様が隣のテラスに生えた木の伐根の為にアパートを訪問した時、カーテンの隙間からチラッと見えたこの部屋の中は、ゴミなのか?物なのか?分からない程の荒れていた様子。
確かに出窓だけを見ても、物置のような使い方をしている状況が伺えました。



根っから、だらしが無いのであります。
立ち合いの時に、
『猫が水を飲みすぎて下痢をしていて・・・』と、猫ちゃんの体調をいい訳にしましたが、
『ペットのせいではありません!ペットが下痢をしていたらトイレを掃除をするのも、汚した床を掃除するのも飼い主の責任なんです!』




ペットを飼育するという事は、動物を飼育していない人よりも小まめにお掃除をする必要があるのです。
ペットが病気にかかったら、病院へ連れて行くのも飼い主の責任です。
このような入居者の為に、必要以上の書類作成が必要となるのです。




幸い、このアパートは2部屋共お申し込みを頂く事が出来たので、オーナー様も前向きな気持ちになってくださいましたが、ホントはもっともっと怒りをぶつけたかった事と、心境をお察し致します。



くれぐれも、ペットは安易に飼うべきではないという事・・・。
このブログをお読みになられた方だけでも・・・考えて頂きたいと思います。


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