賃貸国分寺|不動産賃貸マンションの国立情報

中央線・国分寺線・多摩湖線・京王線の物件は随時情報満載です。アクロスのスタッフ日記や出来事等随時話題を提供します

10年ぶりの再会。

2009年04月01日 | 【アクロス】 あこちゃん社長の日記
 今日、出産の時に同じ部屋の隣のベットに入院していたSさん(お母さん)と、

約10年ぶりに再会しました。

私が双子の娘を出産した1週間後に1800グラムという小さな体で生まれてきたEち

ゃんの体には心臓に3つも穴が開いていて・・・通院する度に自宅と病院の途中に

ある私の家にEちゃんと一緒に遊びに来てくれました。

数年間・・・通院した後、年賀状のやり取りだけになっていたSさんと私。

この10年間の間に最愛のお父様が他界し優しく子煩悩だったご主人も突然他界さ

れ、お父さんが大好きだったEちゃんは、ご主人が他界された後に不登校になり

現在Sさん自身は乳癌と闘っている。

Sさんのお母さんが体の不自由な為に、近隣市に住むお母さんを頼ることも出来

ず、大変な苦労の連日だったとか・・・。

10年間の間に・・・こんなに沢山の苦労をしたSさんの話を聞いて、思わず涙が

出てしまった。

【苦労】と一言で言っても命に関わる苦労が重なり・・・それでも前向きに生きて

行こうと決意する彼女はとても素敵だった。


明日は手術前の検査があるというのに、途切れる間もない程10年分のおしゃべり

をしてしまった。

疲れたのではないかな?・・・と心配していると、元気いっぱいのメールが届い

た。

早く健康な体を取り戻して・・・今度旅行でも行こうよ♪と明るく

話すSさん。

一つ一つ大きな試練を乗り越え、今から目の前にある試練を乗り越えようとす

るSさんが、とても偉大に見えた。

いつも会えば励ましてくれて、『頑張ろうね!』と言いながら病室のベットでは、

よく泣いていたSさん。

人には、いろいろな人生があるけれど、前向きなSさんを見ていると健康な私が

甘えてはいられないという気持ちになる。

辛い抗がん剤治療を繰り返しても、大きな声を出して笑える姿は言葉で表現し難い

程立派だった。

『必ず治って元気になると信じて頑張って!』Sさんにエールを贈ります。