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昨日のつづき

2006年11月13日 | 【アクロス】 あこちゃん社長の日記
社会問題になっている虐め2
人を傷つけても平気な顔して笑っている子供や、罪の意識の無い子供・登校拒否や非行に走る子供等、その原因が親だとすれば、親は子供に何をしてあげれば良いのか・・・親はどうあるべきなのかという壁にぶつかる。

先日、精神的に病んでいる女性が部屋探しの為に来店した。彼女は結婚する事なく、出生を望まない男性との間に子供を妊娠しているとの事。彼女は、自分の中での葛藤した末、シングルマザーになる事を決めた。詳しい事情は話したがらなかったけれど、出産してから赤ちゃんと二人で住む為の部屋を探しに来た。出産経験の無い彼女は、両親や友人に協力してもらいながら子育てをすると言っていた。でも、普段は二人暮し・・・これから、どんな過酷な状況になるかを知らない彼女は、わりと平気そうな顔で話をしていた。
親自身が出産前から病んでいる状況であれば、実家に帰るの妥当であろうと思う。家庭の状況でそれが出来ないのかもしれないが、四六時中一人での子育ては、健康な母親であっても情緒不安定になる時期。その時期に赤ちゃんと二人暮しをする環境は、どても危険だと思う。
結婚出来ない男性の赤ちゃんを産むという事・・・その理由が、意地だとしたら絶対に止めるべきだと思う。意地で生まれたのでは、きっと大切に育てる事は出来ないと思うから・・・。
最近、独身女性の中には『夫はいらないけれど、子供は欲しい』という人が多い。
シングルマザーという聞きの良さげな横文字に、共感してしまうのかもしれない・・・。
人それぞれ自分の人生だから、そういう選択も有りなのかもしれない・・・でも、それはまさに自分の事しか考えていない身勝手さの表れのような気がしてしまう。
生まれて来る子供の長い一生を考えるよりも、自分は女性として生まれたのだから、子供を生みたい・・・子供が欲しい・・・そういう声をよく聞く。
子供はファッションじゃないのだから、絶対に寂しい思いをさせてはいけない。
※この寂しい思いというのは、共働きだから寂しい・・・という意味ではない。
子供を心から安心させてあげる事であって、一緒に居れば良いと言う接する時間のことでない。

勿論、中には生まれてきた我が子が、こんなにも愛しいと思える人もいると思うけれど、幼児虐待が増え続ける現代で、精神的に親になれない未熟な親から子供が虐待を受けるケースは多い。
親が子供に言葉の暴力・虐待・育児放棄等をする以上、生まれて来た事に疑問を抱いて命を粗末に扱う子供が減ることはないのだと思う。
子供は自分にとっても社会にとっても宝物なのだから、生まれて来てくれた子供に感謝し、自分にとって、どれほど大切な存在であるかを、きちんと言葉で話してあげるが大切だと思う。
今、子供にしてあげられる事は、是非直ぐに実行してもらいたい。
子供も幼稚園ぐらいになれば、ある程度の会話が理解出来るようになる。
子供に赤ちゃんの時の話を聞かせる。その時不安だった親としての気持ち・・・妊娠中の辛さ・・・生まれて来た時の様子や、どんな希望を抱いて出産したか・・・。どれ程待ち望んで生まれて来たか・・・生まれて来てくれたことが、どれほど嬉しかったか・・・。今現在も、どれほど大切な存在であるかを子供に話してあげてほしいと思う。
今、小学生や中学生の子供でもいい・・・高校生でもいい・・・。子供の頃に大切にされた話は、子供自身の安心になるはずだから・・・。
何よりも、どんな事があっても子供にとって、親は最大の壁になってあげる事が出来るという熱い思いを、恥ずかしがらずに話してあげてほしいと思う。
これは、私自身が今、中学1年生の娘と接する上で、一番大切にしている事。
子供が安心する為なら、何度でも赤ちゃんの頃の話を聞かせる。
自分の命に代えても守り通してあげたいという気持ちを伝えた時、娘達は涙を流しながら
『ママの子供で良かった・・・生んでくれてありがとう』と、号泣してくれた。
この先、どう変わってしまうかは未知な部分であるけれど、日常的には遠くで見つめ、いざとなった時には全てをかけて守ってあげる事が親の役目であると思っている。
もう一つ大切にしている事。それは、子供に尊敬される親であること。
ただ甘やかしたり、厳しいだけはなく、何処か一つ親として子供に尊敬される部分(姿)を行動で表す事。親になった以上は、子供の過ちは親の過ちと認め、全責任を負える覚悟を持つ事。
その覚悟が出来ない間は、子供を持つべきではないと思う。
あくまでも私、個人の意見ですが・・・。

子供の虐めを無くす為・克服するには、虐める側も虐められる側も、親の努力が必要です。