Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

深見東州“御神示録”

2013-10-17 | 寺社と歴史、私論
深見東州の本には物足りなくとも、彼の“御神示録”に触れてワールドメイトを信用してしまう層っていたと思うんですよ。
これは、深見東州が“師”の植松愛子さんに学んだ若い時代に受けた神の言葉をまとめたもの。
わたしがいた頃は、携帯用の文庫版で白いビニールの装丁でした。

一般向けの布教には使われていませんでしたが、会員が勝手に非会員への布教のために見せてたと思う。
それなりにいいんです。あるキリスト教徒の人も結構評価したとか。

あの、植松愛子さんは信長姉のお市で崇神のお母さんにあたる人、と書きましたけど。
わたしはね。
深見東州は、最澄だとか光明皇后だとか言ってましたけど、真っ赤な嘘だと思う。最澄は安倍総理だし。
僧侶だったことがあるとしたらインド中期仏教。

崇神のお母さんというのは、崇神朝の時代の白山の神。
それ以前は、スセリヒメの養母だったオキキリムイ(男神アマテル)の妹。
この二人がいつしか習合するようになったんだと思う。

崇神のお母さんなら、当然崇神のお父さんの奥さんですよね。
崇神のお父さんというのは、役行者を導いた吉野の勝手の前世。
ということはガイアの生まれ変わり。
わたし的には。

つまり植松愛子さんは、少なくとも当初は、役行者と同じように導かれていたんだと思う。
無色界心以上の神々をキャッチできないレベルばかりの日本人のために、根の国から導く神だったんですよね。勝手は。
もう救われましたけど。

植松愛子さんは、天武改心のために勝手童子から選ばれたのね…きっと。
だから、御神示録はいいの。
勝手とその周辺から出てたんだと思う。当初は。

陰のス神が植松愛子さんなら、陽のス神は勝手にならなきゃいけないはずなんだけどね。
深見が自分で仕切るようになってからは、アトゥムとかセトとかだと思う。
国常立も天武とかだと思うし。

今、植松愛子さんがどうなんだかしらないけどさ。
お市なら明智光秀とも縁あるし。
これで行っちゃったんだけどね…まぁ根の国は根の国。
チベットやスリランカ仏教には及ばないよね…

その後、植松さんまでアトゥムやセトにやられた可能性はあるけどさ。
どうなんだろうね?
それでもお市縁でとどまってた人も、植松さんが隠居化した時点で去ってると思う。

忠長には別に用ないもんなぁ…
家康公(川面凡児)や家光の方がいいや。

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