美術の学芸ノート

中村彝、小川芋銭などの美術を中心に近代の日本美術、印象派などの西洋美術。美術の真贋問題。広く呟きやメモなどを記します。

2020.03.11までの呟き

2020-03-21 19:37:00 | 日々の呟き
「ネット利用者は『見たい情報しか見えない』状態となり、同質的な意見や考えを持つ者だけが共感し合う『エコーチェンバー』が容易に形成されてしまう。」辻大介氏の言葉、2月28日の毎日新聞より

「騙される人は勉強が足りないからだと言う人もいるが、それは間違いだ。…一生懸命に自分で調べる人ほど、閉鎖的コミュニティーにたどり着きやすく、代替療法に取り込まれやすい。」大須賀覚氏の言葉、2月28日の毎日新聞より

かげろふの中の義歯となりにけり (真鍋呉夫) 3月7日の毎日新聞、季語刻々で解説されていた句。
かげろふと義歯のコントラストが面白いな。超現実的でもあり、奇妙なリアリティもある。

東日本大震災より今日で9年か。
これ以降、今のウイルス騒ぎに至るまで、日本は人間中心の文明世界の脆さ、自然界の怖さやその強大な力に毎年のように直面してきた。21世紀以後の地球は大丈夫か、というのは単なる杞憂なのか。

別役実氏が亡くなった。学生時代に見た大学の演劇クラブによる「マッチ売りの少女」が懐かしい。あの当時の演劇青年たちによって支持されていたのだな。

常磐線の夜ノ森駅は仙台駅と日立駅のちょうど中間にあり、二人はここで会うことにした。
コメント
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