津田一郎著「心はすべて数学である」に「脳とは集合的な心を個々の心に落としこむための生物学的な器官である」との言葉があることが、昨日の新聞に紹介されていた。
プラグマティズムは、「20世紀後半と21世紀に2度の復活をとげ、その都度パワーアップして現代最も有望な立場となっている」とある本の書評に述べられていた。
阿川弘之についてのラジオ番組で昭和30年代、氏が志賀直哉にインタビューしている録音を聴く。志賀の声も初めて聞いた。当代の作家は、短期間のうちに大量に書いていますねと阿川が話しかけていた。阿川の時代に比べ現代作家はさらにその何倍も大量に書いていると思う。読者は減っている時代だが。