TOTO

お気楽主婦のお気楽な日記

びっくらこいた

2009-09-14 10:27:13 | 日常あれこれ
ダーウィン映画、米で上映見送り=根強い進化論への批判(時事通信) - goo ニュース

読んでびっくりしたニュース
進化論のダーウィンを描いた映画『クリエーション』が、
アメリカでの上映を断念せざるえないんだとか…

映画は、ダーウィンが『種の起源』を記すに当たり、
キリスト教信仰と科学のはざまで苦悩する姿を描く内容なんだとか。

これが「米国民にとって矛盾が多過ぎる」からと配給会社が拒否。

「米国人の多くが「神が人間を創造した」とするキリスト教の教義を固く信じている。
 ある調査では、米国で進化論を信じるのは39%にすぎず、
 ダーウィンにも「人種差別主義者」との批判があるという」

私が無心論者だからなのか?
ダーウィンの進化論が神への冒涜だって本気で思ってる人達が多いなんて???
しかもアメリカ人の半数以上???
これを愚かなりとは思いやせんが…
う~~~む。
宗教って複雑なのね。
『ICWR』もキリストを思わせる内容。
公開国が未だ日本、韓国なのも頷けるのかも…?




もう一つ、こちらは気持ちのよい「びっくらこいた」

朝のワイドショーで園田天光光さんのインタビューがあった。
天光光さんは女性初の衆議院議員。
御年90歳。
すご~く凛とされた美しい老婦人。
この方に現在の政治を聞く、という内容だったのだけど。
素晴らしく品が良くてキリっとしてる。
そして、可愛らしい。
この方が立候補されたなら、
他にないから仕方ないという気持ちではなく、
この人ならば任せられるっていう願いを持って投票できそうだ。

天光光さんの旦那様は故園田直氏。
自民党議員で、水俣病の公害認定をされた厚生大臣。
この方との結婚時のエピソードも楽しい。
不倫の末の結婚。
旦那様はバツ1で、子どもは1人だと言ってたくせに、
実はバツ2で子どもは5人もいた。
それを旦那様に問いただしたら、
「5人もいたなら結婚しなかったろ?」ってうそぶいていたとか…。
豪放磊落な方だったろうが、そんな旦那様についていく奥方も大変だろうに。
公害認定に当たっても園田大臣にはかなりの圧力、いやがらせがあったらしい。
それを天光光さんは「私がすべて受ける」と旦那様をフォローされた。
『女は胆力』という著書があるが、
まさに驚くべき豪胆な女性。

天光光さんの言葉。

「地獄極楽は我が心一つ」


「自分で選んだ道だから自分に負けるわけにはいかない。
 情だけで結ばれていたら、とっくに別れていたでしょう」





すみませんイタイヲタ心が疼きます。
30代半ばにして老成していると言われるあの方。
「地獄極楽は我が心ひとつ」って心境にまで達してらっしゃるんじゃ?
他所から見れば地獄なような状況でも自分の心ひとつで変わるって…
もちろんそれを不健康に後ろ向きに捉えるんじゃなくて…
どのような境遇でさえも、己のベストを尽くすのみっていうんじゃ…
「自分で選んだ道だから自分に負けるわけにはいかない」
まさにこれのような気がして…
それが良いんだか、悪いんだかなんだけど、
それは彼の道なんだからして…
彼もまさに胆力の男でもあると思うのだが…
「負けてもいいのよ」って声をかけたくなる時もあり…

すまん、私は胆力がないっす。
肝に脂肪はついてそうな気がしますが…
肝っ玉母さんになりたいっす。


先週の『わっつ』

射抜いてやれ~っ!
思いました。
目を覚まそう。
自分を俯瞰で見ることは大切ですぜ、女史。

釜山…一番嬉しいのは、「映画撮影中につき無理」だな