TOTO

お気楽主婦のお気楽な日記

レッドカーペット

2007-05-28 16:35:39 | ドラマ・映画
河瀬監督、パルムドール受賞おめでとうございます。
ネットとかでダイジェストしか見てないのだけど、
予想通りって感じです。
テイストがカンヌにピッタリ合っていると思ったし。

カンヌといえば赤絨毯。
レッドカーペットが栄光の象徴のようにされてる。
木村っちも『2046』で歩いたし。
でもこれって普通に普段から敷いてあって、
記者さんも記念撮影しちゃったりするそうだ。
もちろん上映の時は出演者や監督だけが真ん中を歩くことが許されて、
関係者は端でなきゃらしいけど…。

でも、このレッドカーペット=俳優としての目標ってのはどうなのよって思う。
国際映画祭で正式上映される作品に出演して、
レッドカーペットを歩くことが俳優として最高か?
それは一概には言えないと思う。
特にカンヌでは上映される作品、賞を受ける作品に傾向があるからね。
前衛的で実験的な監督作や、政治色が強かったり、
カルト的な魅力があったり。
だからこそカーワイ監督は人気があるんだろうしね。
お祭り的にはハリウッド映画大作が招待される。
しかし、コンペ作品には絶対にならない。
良い映画を作り続けていたら、国際映画祭で賞を獲得することはできるだろう。
しかし、世界のマーケット(特にアメリカ)で成功することは望めない。
その二つが相容れるのは稀なのだ。
どうしてもどちらかに傾く。

ブロックバスター的な映画に出て、興行的に成功するか?
個性派監督の作品で国際映画祭で喝采をうけるか?

それはどちらも俳優として否定できる方向ではないだろう。
しかし、
木村拓哉にはその両方を求めている人が多いんではないかしら?
というか、押し付けているイメージがある。
興行的にいまひとつだと人気の凋落。
大ヒットだと人気先行のアイドル扱い。
どうしろってんだって叫びたくなる時もあるだろうな~。

「(道路と映画祭会場を仕切る)柵を越えるとか、
 レッドカーペットの色とかではなく、カンヌから発信したり
 コミュニケーションをとれたりできることが大切。」

これは木村っちがカンヌで取材を受けたときの言葉。
そう、彼は観客の方を向いている。
欲しいのは賞賛でも名誉でも地位でもない。
観客の笑顔。受け取り手の反応。
そのための現場の充実とやりがい。
そこへの挑戦。

外野がとやかく言うことじゃない。
彼の芯はぶれてない。
決して現状に安穏としているわけじゃない。
過酷な環境の下で戦っている。
それにちゃんとエールを送るのが先達の役目じゃないのかい?
彼はもっと遠くを見ているのだよ。

旅の終わり♪

2007-05-28 09:05:57 | 木村っち
おめめをキラキラさせて横断した木村っちのヨーロッパの旅。
モナコで完結しましたね~
カンヌから始まりモナコで終結。
映画祭からサッカー、F1と、その世界の頂点を堪能した。
バカンスともいえるんだけど、やっぱりお仕事でもあって…
お疲れ様でした
こちらとしても楽しい日々を過ごさせてもらえたわん。
こっちは完全にバカンス気分♪

アホアホ可愛くて仕方ないって木村っちや、
なんなのその精悍さはっていう木村っち。
職人の世界を真剣な顔で見入っている木村っち。
色気炸裂な木村っちにものけぞらせていただきましたわ。
ごちそう様。美味でした。

ゆうべのモナコ決勝。
リアルタイムで見ちゃった。
眠い…
サーキットだと単調で、あのマシン音が眠りを誘うんだけど、
モナコは市街地コースだからハラハラする。
アロンソに肉薄するハミルトンも凄かったし。
姉がセナ様ファンだったから、昔はわりと見ていたの。
今回のは見ごたえがありましたわ。

で、で、で、なんですの、あのタキシード!あの蝶タイ!
あのシャンパンゴールドの蝶タイには絶句。
(カマーバンドもそうだったような?)
1秒で慣れたけどね。
他の男じゃ漫才師だよ。
ジャケットも大きいような?
他のおぢさま達が普通のだから、一人だけ七五三の僕だよぅ
そのくせお顔は端正で貴族的なもんだから~。
カンヌで着たのだと色っぽすぎてダメだったのかしら?
でも…なして夜?なしてパーティ衣装?
どちらかにおでかけ前に収録したのかしら?
シャンパン持っているのがお似合い
嗚呼、七五三みたいなタキシードでも素敵ってのはどうよ?

ファンの夢のようなバカンス気分も終わりで、通常モードになるのかな?
6月には「スマスマ特別編」で放映されるのよね?
楽しみ♪



ここからただの妄想。ただの私の願望ざます。

上海国際映画祭に『武士の一分』が出品されるとのこと。
どこかの誰かさんの意地悪い難癖じゃないが、
まさに“招待”されるのだから是非行って欲しい。
招待というよりゲストの目玉として熱望されているんじゃないかしら?
『2046』の時だってメインゲストとして呼ばれていたけど、
事務所がゴタゴタするもんだから行けなかった。
今回はそんなのもないはず。
ヨーロッパの次はアジアキャンペーン。
近いんだし、ぜひとも行きましょうよ♪

ヨーロッパ、アジアときたら、次はアメリカ。
スコセッシ監督の新作は遠藤周作原作の『沈黙』だとか。
というか、30年位前の篠田監督の映画のリメイクらしい。
カナダでクランクインして、来年くらいには日本でも撮影があるそうだ。
江戸時代のオランダ人宣教師の苦難の物語。
隠れキリシタンの弾圧の話だったよね。
昔に小説を読んだっきりでウロ覚えだけど。
宣教師を裏切る転びキリシタンや、
夫を拷問されて改宗する若妻なんかがいたように思う。
こういう役は日本俳優だよね。
どうっすか、木村っち。
出演しませんか?
スコセッシ監督、好きでしょ?

監督も日本のスーパースターを使いませんか?
ちょっと顔立ちが綺麗すぎますが、
『武士の一分』をごらんになれば納得するはず。
どうせなら脚本をちょっと変えて、
妻と共につかまった隠れキリシタンの武士にして欲しいなぁ。
どんなに拷問されても改宗しないの。
でも妻を救うために踏み絵をしてしまう美しい若い武士。
嗚呼、そんなのを観たいです。
(って、勝手に趣味の世界に入って内容を変えるなって?)
いいと思うんですよぉ。
どうっすかねぇ。