TOTO

お気楽主婦のお気楽な日記

頭でっかち

2007-06-01 17:05:16 | ドラマ・映画
メソッドといえば方法。
転じて方法論。
演劇では「スタニスラフスキー・メソッド」が有名。
ロシアの俳優兼演出家にして、演技にも文法があるのだとシステムを書き上げた人。
難しくってよくわかりませんが…
そのメソッドを独自の形に発展させたのがリー・ストラスバーグ。
彼と同時期に演劇方法論を作り上げたのは、
他にステラ・アドラー、サンフォード・マイズナーって人もいるそうです。

ストラスバーグは心理的な面
アドラーは社会学的な面、
そしてマイズナーは身体運動面を開拓したといえるそうです。
(書いていてもよくわかっちゃいませんが)

日本で有名なのはストラスバーグですね。
彼の創設したアクターズ・スタジオも。
かのジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドも
あそこの出身じゃなかったっけ?
アプローチ方法の中で重要とされているのが、
「リラックス」「集中」「情緒的記憶」。
「演技にはリラックスすることが重要」と語られることが多くあります。
リラックスしながらも集中するそれがリアリティのある芝居に繋がるのだとか。
身体的なリラックスは比較的容易でも、
心理的にリラックスするのは難しいのだともあります。
また「演技の源が個人の過去の経験や情緒的な記憶などにある」ともしました。

アドラー女史のメソッドの基本は、「想像力」です。
「想像する力が創造する力になる」と言っています。

舞台上の出来事の99%は想像力から生まれると考えたのです。
自分の記憶する経験からではなく想像力を使えっていうことらしいです。
これは使えって言われても、難しいですよね。
そこでエクササイズとして、「置き換え」「言い換え」をレッスンしたそうです。
もちろんちゃんと戯曲に書かれている社会的時代的背景は学びます。
その上で想像力を働かせ、イメージを浮かべていくのだとか。
それはリアルさからは離れるかもしれません。
しかし「リアルなものは演技を制限し、不自由にする」こともあるそうなのです。不自由で死んだ芝居をするくらいなら、
リアル追求から離れても自分の中に取り込むのも必要としたようです。

また女史は台詞を言い換える練習もしたそうです。
「作家の理念を取り出し、俳優の言葉に置きかえ、俳優のものにすること」が目的で、
それによって、なぜ自分は演じるのか、自分が舞台に立つことの正当性を理解させるためです。
そのためには台詞は台本通りにという定法も無視です。
これは作品の意図を理解した上でしか成り立ちませんが…
物語の筋から逸脱せずに言い換えるなんて、そうでなければできません。
根っこがしっかりしていないと、イメージなんて生まれません。
脚本から想像力だけで頭の中で映像化なんてできないのです。
この想像こそが、台本への理解を深め、
よりリアルへと導かれる力だとしています。

マイズナーは同じ舞台に立つ俳優間の関係性を重要視したそうです。
俳優同士の演技の共鳴によって、より素晴らしい演技をひきだせると。

と、ここまで書いてきましたが、
お気づきの通り、ただ単に本を読んだだけの付け焼刃です。
それもあまり理解できなくて斜め読みしたのです。
『二十世紀俳優トレーニング』アリソン・ホッジ編著という本ですわ。
しかも図書館で借りてるし…
要は頭でっかちなのですね。
しかも自分の都合の良いようにしか解釈してません。

そう、緊張感を持ちつつもリラックスするという某俳優さん。
脚本を自分の中で映像化して記憶していく某俳優さん。
その映像を監督の意思に合わせるために横に置いておくこともできる某俳優さん。
その演技法は演劇界でも認められているものと大差はないのだと書きたかっただけなんっす。
何よりも想像力は創造力。
これが当てはまりまくると思うのですがっ!

自分の頭でっかちさが辛くもあります。
自分で書くのもなんですが、私は乱読型の読書家ですの。
最近でこそハーレクインなんぞを愛好したりもしますが。
いろんなジャンルを若いうちから読みまくりました。
中学生で太宰に嵌るなんていう青いこともしてましたわ。
わけもわからんくせにね。
それは今でもだと思ってますが。
だから読書が最高だと思っていません。
それよりも実地が最高だと思います。
読書は語彙を豊かにして、表現や方法論は学べるでしょう。
でもそれは所詮、机上にすぎないと身をもって感じます。
他人の表現、他人の言葉よりも、
自分の表現、自分の言葉だと思うのです。

「本ってほとんど読まないんだよね。」っていう某俳優(しつこい?)の発言から、彼に読書を薦める人は多いです。
彼の発言が時に立て板に水ではないから、読書は必須であるという人もいます。
私も読書はしないよりはしたほうがいいと思います。
しかし、あくまで彼の琴線に触れた本でなければ意味がないと思います。
技術を学ぶための読書など、あの輝く個性には必要がないと思うのですが?

ちと思いだしたのが、『GL』の時の『日経エンタ』での編集後記。
某俳優(もういいって!)にインタビューした編集長の感想。
「思っていることを抽象的に話す感性型の人」だと思っていたが、
「しゃべったことが文章になる活字型の人」だとわかって驚いた、と。
話が具体的でわかりやすく、論理展開も明解だと。
言葉選びのセンスも非凡である。
小説家になっても素晴らしい作品が書けるのでは、とあります。

木村っち(もう“某”は止めます)のテレビでの発言に呆れている人には信じられないかもしれない。
でも、生放送だと特にだけど、彼は自分の発言の扱われ方の特異性を嫌程わかっているのではないかしら?
現にモナコでの“アホ”発言が一人歩きしているし。
私はあの表現は凄く好き。
あんな市街地のコースでF1レースしてるんだもん。
しかも、町中にアホほどのお金持ち大集合なんだもんね。
アホみたいに現実離れしているんだけど現実。
笑ってアホっていうしかないじゃん?
それを切り取って批判するのはセンスがなさすぎ。
過敏になりつつも自分の言葉で発言する。
そんな彼は凄いって思う。
って、またファンの欲目ですかぁ?

頭でっかちの文章で失礼しました。





レッドカーペット

2007-05-28 16:35:39 | ドラマ・映画
河瀬監督、パルムドール受賞おめでとうございます。
ネットとかでダイジェストしか見てないのだけど、
予想通りって感じです。
テイストがカンヌにピッタリ合っていると思ったし。

カンヌといえば赤絨毯。
レッドカーペットが栄光の象徴のようにされてる。
木村っちも『2046』で歩いたし。
でもこれって普通に普段から敷いてあって、
記者さんも記念撮影しちゃったりするそうだ。
もちろん上映の時は出演者や監督だけが真ん中を歩くことが許されて、
関係者は端でなきゃらしいけど…。

でも、このレッドカーペット=俳優としての目標ってのはどうなのよって思う。
国際映画祭で正式上映される作品に出演して、
レッドカーペットを歩くことが俳優として最高か?
それは一概には言えないと思う。
特にカンヌでは上映される作品、賞を受ける作品に傾向があるからね。
前衛的で実験的な監督作や、政治色が強かったり、
カルト的な魅力があったり。
だからこそカーワイ監督は人気があるんだろうしね。
お祭り的にはハリウッド映画大作が招待される。
しかし、コンペ作品には絶対にならない。
良い映画を作り続けていたら、国際映画祭で賞を獲得することはできるだろう。
しかし、世界のマーケット(特にアメリカ)で成功することは望めない。
その二つが相容れるのは稀なのだ。
どうしてもどちらかに傾く。

ブロックバスター的な映画に出て、興行的に成功するか?
個性派監督の作品で国際映画祭で喝采をうけるか?

それはどちらも俳優として否定できる方向ではないだろう。
しかし、
木村拓哉にはその両方を求めている人が多いんではないかしら?
というか、押し付けているイメージがある。
興行的にいまひとつだと人気の凋落。
大ヒットだと人気先行のアイドル扱い。
どうしろってんだって叫びたくなる時もあるだろうな~。

「(道路と映画祭会場を仕切る)柵を越えるとか、
 レッドカーペットの色とかではなく、カンヌから発信したり
 コミュニケーションをとれたりできることが大切。」

これは木村っちがカンヌで取材を受けたときの言葉。
そう、彼は観客の方を向いている。
欲しいのは賞賛でも名誉でも地位でもない。
観客の笑顔。受け取り手の反応。
そのための現場の充実とやりがい。
そこへの挑戦。

外野がとやかく言うことじゃない。
彼の芯はぶれてない。
決して現状に安穏としているわけじゃない。
過酷な環境の下で戦っている。
それにちゃんとエールを送るのが先達の役目じゃないのかい?
彼はもっと遠くを見ているのだよ。

老いたか?

2007-05-17 20:26:10 | ドラマ・映画
カンヌ国際映画祭が開幕した。
木村っちがあちらに行くという説もあるが、
公式に発表はされていないので何とも言えない。

が!
某お笑い出身の映画監督がなにやら言っているらしい。
宇宙人を捕まえた等のトンデモネタを一面にもってくるスポーツ新聞でだが…
「呼ばれもしないのに行く」???云々。
これには心底、がっかりした。
毒が売りだったはずの芸人であり、権威を否定し続けたはずの映画監督。
その彼がすっかり権威主義にとりつかれているのか?
自分は招待されている=自分は巨匠である。
商業的なプロモーション活動などは下等であるとでも言いたいのか?
老いたのか?
もしくは、若き大メジャーへの嫉妬か?
(そりゃま、木村っちが行くとなるとマスコミは押し寄せるだろうしね。)

カンヌは映画の見本市である。
世界各国からバイヤーが押し寄せる。
プロモート側も配給先への売り込み合戦となる。
それを否定するのだろうか?
映画は芸術であり商品ではない。
カンヌは文化的な催しであり、商業目的では来るな。
そう某芸人兼映画監督はいいたいのか?
もしくは嫉妬?焦り?
確かに彼への注目度は年々落ちていっていると思われるが…
興行的にもかんばしくない。
そんなことを笑い飛ばす度量が以前はあったはずなのだが。
寂しいかぎりだ。

そういえばトンデモスポ新の映画賞たるものにもがっかりした覚えがある。
茶化すなら茶化すのに徹しろ。
真面目なら真面目で通す勇気を持てと歯がゆかった。
かの芸人兼映画監督はすべてにおいて中途半端になった。
テレビで見る彼も何をしたいのかわからない。
ただの金儲けのためにテレビに出演しているとしか思えない。
毒さえも吐けなくなっている。
吐くのは恨み節と愚痴ばかりのような…?
しかも的はずれ。

木村っちの各映画賞辞退についても、
カンヌでのプロモーション展開についても、
彼は業界が長いのだから、裏の事情も知っているはずだし、
映画配給会社のやり方も熟知しているはず。
それなのに個人攻撃。
どうせするなら事務所と映画会社、テレビ局を揶揄して欲しかった。
より大きな存在に毒を吐くのが彼の芸風ではなかったのか?
もしくは「キムタク」は彼にとって大きな存在なのか?
一大メジャーとして貶したくなるのか?
しかし的を得ていない。
まるで世間に存在するアンチに迎合しているみたいで小さい。
毒で有名なのだから、そこいらにいるアンチと同じレベルで毒を吐かないでもらいたい。
がっかりだ。


などと書いてはいるが、
木村っちはカンヌに行くのでせうか?
プロモーションのついでに密着してくれませんかね、フジさん?
「スマスマ特別編」ってことで、カンヌの旅♪
慎吾ちゃんと一緒ならより楽しいかも?
もしくは、WOWOWさん。
アカデミー賞に続いて、木村っちに現地取材してもらいましょう!
カーワイ監督もいるしさ。
突撃インタビューなんてどうかしら?

プロモーション活動は貶されるネタじゃない。
そりゃ正式出品でレッドカーペットが最高だったけど。
木村っちが初めて宣伝で行くわけじゃない。
去年なんてウドン配ってたじゃん。
問題なのはマスコミ!妙に大げさに報道するから変になるのだ。
ここはフジ独占映像でいきませんこと?
2時間スペシャルでもいいことよ♪


みんな大好き将軍♪

2007-02-23 11:01:18 | ドラマ・映画
かの『華麗なる』将軍が公式サイトにお目見えだぁ!

ホント、すっげぇ♪
ドラマではわからなかったけど、こりゃ木村っちも夢中になるわな。
石丸さんに買ってぇっておねだりもしちゃうよ。
「おしゃべり機能」(お口がパクパクしちゃうのだ。)まであるのね。
こうしてサイトで写真を見ると可愛い奴だわ。
いぢめてごめんね
(掲示板で将軍が批判の的になってたからね~
 スタッフからはいぢめないでねってお願いが…)

ギャッツビーブリーチカラーの新CM!
実損ねました!
その頃、娘に説教かましてました!
素敵な王子様っぷりだそうで…くすん…
午後のワイドショーで捕獲に頑張る!

ずるい

2007-02-22 08:46:41 | ドラマ・映画
ゆうべ、旦那がいつもよりは早めの9時台に帰宅した。
私は『さんちゃんねる』を見てた。
旦那が言った。
「何か食うもんねぇのか?」
ん?イントネーションが変。
「腹が減ったでがんす。」
あ!観て来たな!
そういえば水曜日はノー残業デーのはず!
旦那は一人で『武士の一分』を観に行ったと白状した。

私が一緒に行こうって誘ったら断ったくせにぃ!

私が木村ファンだということは嫌ほど承知している旦那。
だから素直に木村っちを褒めない。
「眼が見えないようにしか思えなかった。」としか言わない。
笹野さんが良かったらしい。

予想していたけど、加世さんが働き者だって事ばかりを語る。
いつも掃除して部屋は綺麗、旦那には尽くすしって。
すみませんね、掃除がいきとどきませんで。
私も新之丞様みたいな旦那様なら尽くしまくりますとも!
ぷんすか

平日の最終7時台の上映。
旦那ぐらいしか観客はいないだろと思ったのですが、
多くはないが他にもいらしたそうです。
嗚呼、私も逢いに行きたい~


花粉前線が活発になってまいりました
今年は軽そうですが、やっぱり鼻はムズムズ、顔は痒い。
暖かくなって気持ちの良い季節に近づいているのに、
マスクとメガネに帽子という怪しいスタイルで外出しなくてはならない。
これでコンビニ行くと不審がられるの。
強盗じゃありません~

『華麗』サントラ、購入を迷ってます。
憂いの貴公子鉄平様のジャケットは欲しい。
でも、視聴しただけでも泣きそうになって苦しいの。
あううっ…

とあるお便り欄

2007-02-19 11:51:32 | ドラマ・映画
うちの取っている新聞の日曜版にこんなお便りが載っていた。

『華麗なる一族』に嵌って毎週夢中で見ているご年配の女性。
そんな奥様に旦那様が一言。

「おまえは華麗じゃなくて加齢なる一族だろ。」



こんなギャグでも嵌っているってエピソードに嬉しい私。

6話でやっとこさ鉄平様がいかに優秀か、
いかに理想的なリーダーなのかが描かれ始めたような…
阪神特殊製鋼がいかに有望な企業で世界規模になれる可能性があるのを、
阪神銀行にとっても優良な企業であるのかが描かれたような…
遅いちゅ~ねん。
1話から5話までは鉄平様の青臭い夢に会社が巻き込まれているかのように描かれてたような気がする。
父ちゃんが融資を減額するのは仕方ないって思わせたらダメなのに。
う~ん。

いっぱいの沖中仕さんの映像に流れる「DESPERADO」
笑ちゃった私を許して~


辛い

2007-02-16 16:05:54 | ドラマ・映画
「ほぼ日TVガイド」が更新されていた。
…悲しくて辛くなった
原作を読んでいない方々の感想はこうなんだ。
これを演出部の人達に読んで欲しいっす。
完全に物語が変わって受け取られてます。

決して理想のリーダーでも悲劇のヒーローでもない万俵鉄平。
だけど甘ちゃんな御曹子の無謀な賭けでもないのだ。
まるで彼の事を何も知らない世間が描くかのよう脚本。
彼がどれほど苦労して新開発したのか、鉄鋼会社を発展させてきたのか、
彼の人生をまったく描いていない。
脚本に鉄平に対する愛が感じられない。

そんなのじゃないの!
鉄平様はそんな男じゃないし、本当はこうなのよと反論したくなる「ほぼ日TVガイド」
お気楽に語るんだってわかっているんだけど辛い。
何が悪いって…きゃ…
封印しておきます。


3月くらいには木村っちは久利生君になるのかしら?
もう少し茶色の御髪?
ス○ベは伸びるのが早いっていうし、
連続ドラマ版くらいの長さの久利生君ヘアかしらん?
今の黒髪短めの久利生君でも可愛いかもしれないけどね。
もちろん前髪はおろして下さい
季節の設定は春なのかしら?
例のダウンベストは着れないのかな。
特別編でのチェックのシャツを始めとするカジュアルファッションも好きなのだけど
G短パン希望します♪
制作発表はやっぱりドラマが終わってから?

今夜は「わっつ」だ
寝こけないようにせねば!

権威も意義もなし

2007-01-26 16:58:44 | ドラマ・映画
糸井氏のサイト「ほぼ日」の雑談企画が帰ってきた!
テレビガイド的に一つの番組について雑談するコーナーなのだけど、
今回は『華麗なる一族』
3人の男性があれやこれやと語っているが、
「権威も意義もありません。」のがポリシー。
ただしゃべくるだけ。
まぁ、それも面白い。
大体がエンタメであるテレビドラマだもんね。
権威も意義もなくていいでしょう。

原作を読んでいない3人の男性が語るドラマ『華麗なる一族』の1,2話。
なるほどそういう捉え方もあるのね。
大河に近づけてるか…(音楽やナレーションがそうといえるかも)
時代考証よりも印象をグランドロマンにしたい意図もさもありなん。
緑山スタジオにセットを建てたっていう誤解は×だけどね。
(ある程度の下調べはしましょうよ。テレビ雑誌くらいは読もうよ。)
北大路さんの顔の大きさ?
き、木村っちが小顔?
融資額減額を説明不足なだけで済ましちゃうって…
(そりゃま、説明してくれれば納まったかもの話だし。ってか、しろよ。)

つっこみ所が満載で楽しいっていうのには賛成♪
つい原作を読んでいるので、気になる箇所はいっぱいなのだけどね。
もう鉄平様の華麗なるファッションと
華麗なる美貌と
華麗なるお言葉(時折、滑舌悪し
華麗なる仕草を堪能しようっと♪
妙に決意を新たにしてしまいましたわ。

近くの映画館が時間変更するらしいので、
新之丞様にお会いしてきました。
今回は失明前の恥ずかしがり屋の僕ちゃんにラブ
刀のお手入れの仕上げに奥様のお姿を映してチェック♪
なんて可愛らしいんでしょ
あと何回大きなスクリーンで会えるかしらん?

セロ?ゼロ?

2007-01-23 23:40:15 | ドラマ・映画
娘が特にマジックが好きなので、
今夜はゼロのご本家セロさんの番組を見る。
昨日はゼロで今日はセロ。
濃いなぁ…

どうしても木村ゼロが思い浮かんでしまう。
もちろん素人と比べようもないマジック技のセロさん。
でもな~どこか物足りない。
美形度?
まぁそれは仕方ない。
やっぱり眼力だ。

ゼロの眼の迫力は半端じゃないもん。
お馬鹿とエロ度もそうだけど。
あの目で「さぷらぁいず」って見つめられたりしたら、もう!
あの目がすでに魔術ですわよ。
ついでに手の造形美もゼロの方が目を惹きますわ。

セロのマジックは身近なものを使うので、
カッパーフィールドみたいな迫力や壮大さはない。
でも身近な分、驚きもリアリティがある。
ゼロにも出演の白石さんがセロのマジックにもびっくりしていた。
この共通点に笑ってしまった。
「ママさん」がいるんだもん。

んむむっ…

2007-01-22 15:45:41 | ドラマ・映画
第2話から本格的に物語が動き出した『華麗なる一族』
正直言って、1話は登場人物と時代背景説明で終始して、
乗り切れなかった感があった。
しかし、第2話からぐんぐん引き寄せられた。
肩が凝るくらいに緊張して見てしまうほどだ。

それに反して、第1話は「掴みはオッケー」ではなかったのも否めない。
あまりにも多くの登場人物が入り組んだドラマだから、
それは仕方がないのだろうけれど。
重厚すぎる内容(金融再編、昭和の鉄鋼業界、閨閥結婚…)だもんな。
見るのが辛くなった人が多いだろうとは推測できる。
(2話からが面白いのに!って声を大にして叫びたいけど。)
見る者を選ぶドラマだと思う。
苦手な人はとことん嫌だろう。
(そこが『GL』とは根本的に違う。)

それに、日曜夜9時っていう時間帯が問題。
まだ小中学生は起きている時間。
『GL』や『エンジン』を夢中になって
母と一緒に見ていた我が家の子ども達も
私の隣で『華麗なる』を見ようとする。
思わず消しましたわよ。
録画できていることを確認してテレビを消しました。
小学生と妻妾同居の○Pシーンなんぞ見れるかっ!
これも大きな要因だと思いますわ。
見たいけど、見れない。
仕方ないから子どもが寝静まったら、録画をじっくりと見る。
こういう家庭っていっぱいあると思うのです。
潜在的な視聴率は絶対高いはず。

こういう点をちゃんと理解しているのか、てぃーびーえす?
ちゃんと考慮しての企画と戦略なのでしょうね?
愚かな個人攻撃に走る巷の似非マスコミと同じ程度ではないでしょうね?
開局記念に数字も欲しいが、
名作を映画規模でドラマ化したという名声と権威も欲しいとみた。
数字だけなら、お涙ちょうだいものでOKだもん。
悲恋と難病と夭逝でも混ぜて、
木村拓哉に主演させて旬の美人女優が相手役っと。
でも、これで高視聴率だと権威がないとでも思ったのでしょうね。
開局記念にはぜひとも重厚な文学作品でって…
二兎を追うのは難しいっすよ。
今の漫画のようなドラマが受ける世間ではね。
家族みんなで見たい夜の9時ではね。

しかぁし!それでも叫びたいっ!
第2話から俄然面白くなっております『華麗なる一族』!
鉄平様の強さの中に哀しさが美しくてたまりません。
将軍も可愛くなりました。
観ないともったいないぜっ!

嗚呼、武士のような男だもんね。
兄やんに「(彼から)覚悟を学びました。」って言われたもんね。
また自分ですべてを受け止めようとするんでしょうな…

んでもって、最初からわかっていてオファーを受けたんじゃ?
だって、「賭け」だって言っているもん。
こういうことも含めての賭けだと思うの。
(すみません、私の勝手な憶測ですけど。)
いつもいつも甘くて誰でも美味しくいただけるプレゼントばかりを贈りたいわけじゃないものね。
たまには渋くて重い、食わず嫌いさんもいるだろう贈り物もしたいじゃん。
今回のプレゼントがどういう風に受け取られるかも「賭け」だったと思うのです。
物語のラストへの反応も含めてね。