学生時代の最後に広島に行ったと、毎回思い出して楽しそうに話していた顔を思い出す。
そして本葬当日がやって来た。
切欠を作った父親はまさかの逃走。
母が来るな顔も見たくないと言ったに違いない。
そして自分にとって最強の猛者である叔父2人が居るから余計にだったんだろう。
今思えば緊急搬送されて病理解剖の間に葬儀社を決める時も弟に16回掛けても電話は繋がらなかった。
それでいいよ、寒いから室内に戻ってと遺志が働いたのかもとすら思える。
家から1人だけ歩いて坂を登り降り、更に登る。
弟と叔父2人と談笑する。笑いの絶えなかった暗いのが嫌いな母親なのはみんな知っている。
だから何も言わずともしんみりするのは無し。
本来なら30分後の所1時間後に安置された場所に向かう。
楽しい声を聴きたかったんだろうなと。
そして母自身が最もおくって欲しい4人に見守られてお別れの瞬間がやって来る。
頬を触ると冷たい。信じたく無くてそれまで髪の毛しか触れなかった。
花で周りを4人で。
遺影を持ち火葬場へ。
1時間20分ぐらいでと告げられる。
4人で喫茶室でご飯を食べ、コーヒーを飲む。
紅茶党から珈琲党へと変わったっけ。
叔父同士の会話をもう一度聞かせて上げたかったと。
そしてその瞬間がやって来る。
喪主様はこちらへ。
炉の確認をしてお骨拾い。
遺影を持って外へ。
眺めの良い景色が目に入り、景色のいい場所にお墓を建ててねと言ってた事を思い出し思わずこみ上げる。
涙雨も本当に朝には上がり、太陽の照っている青空が見えていた。
そして叔父達との別れ。
叔父達もこれ以上一緒に居るときついだろうと察していたに違いない。
その日の晩、弟と2人でもう一度号泣。
人生で最も悲しかった3日間は通り過ぎて行った。
顔を上げて。
そして本葬当日がやって来た。
切欠を作った父親はまさかの逃走。
母が来るな顔も見たくないと言ったに違いない。
そして自分にとって最強の猛者である叔父2人が居るから余計にだったんだろう。
今思えば緊急搬送されて病理解剖の間に葬儀社を決める時も弟に16回掛けても電話は繋がらなかった。
それでいいよ、寒いから室内に戻ってと遺志が働いたのかもとすら思える。
家から1人だけ歩いて坂を登り降り、更に登る。
弟と叔父2人と談笑する。笑いの絶えなかった暗いのが嫌いな母親なのはみんな知っている。
だから何も言わずともしんみりするのは無し。
本来なら30分後の所1時間後に安置された場所に向かう。
楽しい声を聴きたかったんだろうなと。
そして母自身が最もおくって欲しい4人に見守られてお別れの瞬間がやって来る。
頬を触ると冷たい。信じたく無くてそれまで髪の毛しか触れなかった。
花で周りを4人で。
遺影を持ち火葬場へ。
1時間20分ぐらいでと告げられる。
4人で喫茶室でご飯を食べ、コーヒーを飲む。
紅茶党から珈琲党へと変わったっけ。
叔父同士の会話をもう一度聞かせて上げたかったと。
そしてその瞬間がやって来る。
喪主様はこちらへ。
炉の確認をしてお骨拾い。
遺影を持って外へ。
眺めの良い景色が目に入り、景色のいい場所にお墓を建ててねと言ってた事を思い出し思わずこみ上げる。
涙雨も本当に朝には上がり、太陽の照っている青空が見えていた。
そして叔父達との別れ。
叔父達もこれ以上一緒に居るときついだろうと察していたに違いない。
その日の晩、弟と2人でもう一度号泣。
人生で最も悲しかった3日間は通り過ぎて行った。
顔を上げて。