MICHAEL CONNELLYのボッシュシリーズは、シリーズ物
で読み続けている洋書の一つだ。すでに20作以上続いているが、
5年ぶりに読んでみた。
図書館で借りたので、順番も前回の17作目に対して、
11作目とかなり戻ったのだが、すでに忘れているので、
あまり気にならなかった。
定年後、3年して復職したボッシュは、未解決事件捜査の任務で、
元のパートナーとコンビを復活する。
最初の案件は、17年前に殺害された少女の事件だ。DNAの
技術により容疑者が浮かび上がったのだ。
アマゾンの評価の中にもあるが、地味な作品だ。ひたすら、
調書を読んだり、関係者を探し出してのインタビューと、少し、
退屈に感じ始めたところ、容疑者の電話盗聴が許可され、がぜん、
動きが出てくる。
しかし、それもつかの間、容疑者が殺害され、手掛かりが全く
なくなったかに見えた。
5年ぶりに読んだボッシュシリーズだが、思いのほか重厚に感じた。
特にラストシーンが良かった。事件解決へのあくなき探求を
感じさせる終わり方だった。
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