第二回江戸夢落語会という落語会に行ってきた。
先日行った両国亭のバイリンガル英語会でもらった
チラシが興味を引いたからだ。
2015年の社会人落語日本一決定戦(大阪池田市)で
7大目名人になった関大亭笑鬼さんが出るというのだ。
社会人日本一とは、どういったレベルなのかと興味を
持ったのだが、度肝を抜かれた。
素晴らしかった。
昨年日本一になったネタの「ぼやき酒屋」と、「子は鎹」
を演じたのだが、どちらも素晴らしかった。
ちなみに、落語日本一とは言いつつ、大阪池田市が後援
していて、審査員長が桂分枝ということで、関西落語で、
日本一とはと、すこし疑問に感じつつ、問題は演者の
技量ではないかと思って聞いてみて感動した。
ぼやき酒屋は、桂分枝作の創作落語だが、なかに、
桂分枝の不倫騒動も少しはいっていて、まさか、
昨年の決定戦では、不倫騒動前だから、目の前で
言ってないよなと思いつつ、さすが、関西人と感心した。
また、無冠の帝王」と渾名される実力派社会人落語家、
若鯱亭夢輔(わかしゃちてい ゆめすけ)さんのキレの良い
落語も素晴らしかった。あまり聞いたことのない、「法華豆腐」
というネタを演じていた。江戸前落語というか、早口で、勢いがあった。
そのほか、さえの助さんと吉遊さんと4人の落語会なのだが、
いずれもレベルが高く、へたなプロの落語家の噺を聞くよりは、
充実した一日を過ごせた。
面白ければ、眠気はおきないものらしい。
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