ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

NHK新人落語大賞

2016年10月29日 | 落語はミステリー

NHK新人落語大賞の決勝を争った5人の新人落語家の落語を聞いた。

2014年から、今の形式になったらしいが、テレビで見るのは初めてだった。

司会が林家たい平で、審査員の中には、文珍、権太楼のほか、俳優の近藤正臣が
いたのが面白かった。

決勝に残った5人は、100人を超す予選の中から選ばれた15年以内の二つ目クラス
という条件の中から勝ち抜いてきたので、どの落語家も、元気、勢いがあり、
楽しく聞けた。

 11分以内という時間制限も緊張感があり、良かった。

春風亭ピコリン(湯屋番):女性の落語家で、湯屋番というネタのチャレンジが面白かった。女性がやっているおかしみが出たら更に良かったかもしれない。

桂雀太(代書):決戦投票の結果、僅差で、優勝したのだが、私も、一番押しだった。
        

桂三度(虹):いち、に、さーんのお笑いの人から落語家に転身して、自作の創作落語を演じたのだが、その独創性は素晴らしかった。

柳亭小痴楽(浮世床):江戸落語の勢い、イケメンから、将来性を感じたが、やや一本調子になったか?       

春風亭昇々(最終試験):笑いは一番取れてたかもしれない。最期の落ちは少し弱く感じた。

優勝を争った二人は、どちらも、キャラクターの演じ分けが、わかりやすく、それが笑いを取れたように感じた。

いずれにしても、5人とも将来が楽しみな新人落語家だった。

 


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