NHK新人落語大賞の決勝を争った5人の新人落語家の落語を聞いた。
2014年から、今の形式になったらしいが、テレビで見るのは初めてだった。
司会が林家たい平で、審査員の中には、文珍、権太楼のほか、俳優の近藤正臣が
いたのが面白かった。
決勝に残った5人は、100人を超す予選の中から選ばれた15年以内の二つ目クラス
という条件の中から勝ち抜いてきたので、どの落語家も、元気、勢いがあり、
楽しく聞けた。
11分以内という時間制限も緊張感があり、良かった。
春風亭ピコリン(湯屋番):女性の落語家で、湯屋番というネタのチャレンジが面白かった。女性がやっているおかしみが出たら更に良かったかもしれない。
桂雀太(代書):決戦投票の結果、僅差で、優勝したのだが、私も、一番押しだった。
桂三度(虹):いち、に、さーんのお笑いの人から落語家に転身して、自作の創作落語を演じたのだが、その独創性は素晴らしかった。
柳亭小痴楽(浮世床):江戸落語の勢い、イケメンから、将来性を感じたが、やや一本調子になったか?
春風亭昇々(最終試験):笑いは一番取れてたかもしれない。最期の落ちは少し弱く感じた。
優勝を争った二人は、どちらも、キャラクターの演じ分けが、わかりやすく、それが笑いを取れたように感じた。
いずれにしても、5人とも将来が楽しみな新人落語家だった。
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