Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

なんて日だ!Demaryius ThomasとHa Ha Clinton-Dixがトレードされる、Montgomeryはやむなし

2018年11月01日 21時55分20秒 | NFL2018
今までこの場で明確に宣言したかどうか忘れましたが、筆者のトーマスというニックネームはPeyton Manning時代のDENでレシーバーを務めたDemaryius Thomas(#88、WR)とJulius Thomas(#80、TE)からとったものです。なので筆者のこのブログ用メールアドレスはthomas8088になっています。
 
Juliusの方はその後、DENを離れJAXとMIAを経て、2018年5月に引退していました。そしてもう一人のDemaryiusが10月末のトレード期限に、HOUへトレードとなりました。Double Thomas時代はとっくに終わっていましたが、Demaryiusもがチームを離れることはさすがに寂しいですね。
 
確かに今シーズンはCase KeenumのメーンターゲットになっていたのはEmanuel Sandersで、ヤード数もThomasの402Yard(56Target)に対して、Sandersは660Yard(65Target)となっています。さらにドラフトで獲得したCourtland Suttonがそこそこのレシーブ成績(324Yard、37Target)を残し、年俸が高額なDemaryiusのトレードがうわさに上っていました。
 
早速NFL.comのShopを覗いたところ、予想した通りDemaryiusのJerseyがDiscountコーナーで投げ売りされていました。ここを見ると、Brock OsweilerとかC.J. AndersonとかAqib TalibとかTrevor SiemianとかPaxton LynchとかEric DeckerとかWes WelkerとかのJerseyがいっぱい出てくるわけですが(もうなくなったようですがTim TebowのJerseyは最近まで残っていました、まあ作りすぎたんだろうなあ)、さすがにここに並ぶのは悲しい。おっと、よく見るとJuliusのJerseyもまだ売っていました。
 
3連敗のあと5連勝で、一気にAFC南の首位に立ったHOUにしてみれば、Will Fullerがシーズンエンドとなったため、DeAndre Hopkinsと対をなすWRの獲得は急務でした。とすると、Demaryiusにとっては悪くないトレードですね。

昨年NEにRSで勝ったHOUとしては、DEFも復活基調となってきた今、NEと正面から戦う大チャンス。NEにAFC Championshipでも勝った経験があるDemaryiusの経験が生きることでしょう。ぜひDemaryiusには、新天地での活躍を期待したいものです。
 
と、いう話をしていて#88つながりでもう一人。ご存知Ty Montgomery君のニュースも流れていました。筆者が先日のWeek08のレポートを書く気を失ったきっかけとなったあのRB/WRが、GBからBALにトレードとなりました。
 
Montgomeryの失敗についてはいろんなところに書かれているのでそちらをお読みいただくとして(例えばこれ)、2年前のシーズンには、Eddie Lacyが足首を故障しJames Starksがひざを故障(交通事故で脳震盪を起こすのはその後)してRBがいなくなったGBで本職はWRなんだけど窮余の策でRBやらせてみたらそこそこうまくいったんじゃね状態のMontgomeryに期待していた時期もあったんですよ。そういえば2016年シーズンのWeek03で、このときもリターナーをしていたMontgomryの頭脳プレイをほめる記事も書いたっけ。
 
2014年シーズンのNFC ChampionshipのときのBrandon Bostickを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、GBのSpecial Teamはたまに致命的なやらかしをやってくれます(ほかのチームのことは知りませんが)。
 
先日の試合では、Kickoffを取ったらリターンせずに膝をつけと指示があったという情報が流れていますが、Bostickの時といい今回といい、選手が勝手なプレイに走るのはどう見てもチームの統制(ビジネス用語でいうところのガバナンス)が効いていないとしか言えません。
 
ということで調べてみると、現在のSpecial teams coacheはRon Zookというご老体で、2014年にSEAに敗れた時にSpecial Teams CoordinatorだったShawn SlocumのAssistantを務めていました。当時は記事を更新していた「Packersファンにはおなじみの某サイト」では、Zookの昇格に否定的な声があると指摘しています。
 
実はGB@LARの2QでLARのPunterであるJohnny HekkerがPassを投げるという、今シーズン2回目のプレイを敢行し見事に成功させています。このPassを取ったのが元GBの
Sam Shieldsだったことも因縁を感じますが、Special Teamの甘さが相手チームにも漏れ伝わっているということなんでしょうか。
 
Bostickがシーズン終了後に解雇されたのと同様に、MontgomeryもGreen Bayを去ったわけですが、確かにあれだけのことをしたらチームにはいられないでしょう。自業自得といえばそれまでですが、残念な結果となりました。ちなみにMontgomeryは新天地でも#88を着けるとのこと。Demaryiusは#87に変更になってしまうというのに。
 
そしてもう一つ残念だったのはGBのHa Ha Clinton-Dix放出です。以前の記事で写真を載せましたが、筆者はHa HaのJerseyを持っています。2014年のルーキーシーズンにフル出場してそこそこ活躍したため、4年は着られるはずと思ってJerseyを米国から取り寄せました。
 
その後、2017年シーズン開幕前に1年契約を延長しましたが、2018年シーズンが始まった後に、来シーズンはGBと契約しない意向であるとHa Ha側から情報が流れていました。チーム内でなんかあったんでしょうか。だったら4巡目でもいいから来期のドラフト指名件と交換してしまえというチームの考えも分かるのですが、とりあえず残ったJerseyどうしよう。
 
ということで、それなりに思い入れがあった3選手が移籍することになりました。筆者的には、バイきんぐの小峠に倣って「なんて日だ!」と叫びたい思いをぐっとこらえた10月末日でした。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス


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