Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

全問できたら神レベル、2016年シーズンに出場したQBのJersey Numberでクイズ

2017年01月29日 17時40分00秒 | Jersey

2016年シーズンに、QB登録で試合に出場した選手は70人います。Jersey Numberについてはこれまでもいくつかコラムを書いたのですが(例えばNFL2015年シーズン、QBのJersey Numberのまとめページ)、今年は趣向を変えて、選手をJersey Number別に並べたことで分かった事実を基に、クイズを10問+おまけで2問、作ってみました。

全問正解できたら、QBについての知識は神レベルと言えるでしょう。商品は何も出ませんが。難易度は下の方に行くにつれて上がっていきます。

では早速行きます。なお、本文はQBとして出場し、成績を残した選手だけが対象です。Jersey Numberを得ていても出場しなかった(つまりサイドラインにいたけど一度も出番がなかった)QBやQB以外の選手がパスを投げた場合などはカウントしていません。

  1. 2016年シーズンでQBが着用可能なJersey Numberのうち、だれも着用しなかったJersey Numberをすべて答えよ
  2. 2016年シーズンでQBが着けられるJersey Numberのうち、一つのJersey Numberは一人しか着用していない。その番号とは?
  3. 2016年シーズンでQBが着けたJersey Numberのうち、あるJersey Numberは誰もQBとして先発していない。その番号とは?(ヒント:その番号を着用したQBは今シーズンは2人だけ)
  4. 2016年シーズンで複数試合にQBとして先発し、全ての試合で勝利した選手が1人だけいる。その選手が着けていたJersey Numberとは?
  5. 2016年シーズンで最も多くのQBが着用したJersey Numberは同着で二つあった(8人が着用した)。そのうち、先発したQBが多い(7人いた)のは何番?
  6. 2016年シーズンで16試合に先発したQBは全部で14人いる。三つのJersey Numberでは2人のQBが16試合に先発したが、そのうち一つのペアを挙げよヒント:うち1人は2016年シーズン最もINTが多かったこのヒントは間違いでしたので削除します
  7. 2016年シーズンで16試合に先発したQBのうち、控えにQBとして出場チャンスを与えなかった(Knee Downを任せただけでもRushingが記録される)QBは5人いる。しかもそのうちの2人は、ほかの選手(KやP、WR、RBなど)にもパスを投げさせていない。そのうちの1人が着用していたJersey Numberを挙げよ
  8. 2016年シーズンで最もQB RushingによるTD回数の総和が多かった(複数のQBがいる場合は加算してよい)Jersey Numberは何番?(ヒント:2016年シーズン最もRushing Yardが長かったQBが着けているJersey Numberである)
  9. あるJersey Numberは2016年シーズンは●人が着用したが、その●人は出場した試合で全て先発している。先発率が抜きんでて高かった、このJersey Numberとは何番?で、そのJersey Numberを着用した選手をすべて挙げよ(ヒント:そのQB●人の、Passing Ratingの平均は85ポイント程度。つまりそれほど高くはない)
  10. 2016年シーズンで最も勝率が高かったJersey Numberは#4(26勝6敗)だが、#4を付けたのはDak PrescottとDerek Carrともう一人は誰?(ヒント:そのQBが先発したのは1試合だがその試合で勝利している)

 最後に2問だけおまけ。これは下の表にも載っていないので。

  1. Mark Sanchezは2015年シーズン終了後にPHIからDENにトレードされたが、先発の座をつかめないままシーズン前の2016年9月に解雇されDALに移籍した(DALでは2試合に出場)。その時にJersey番号も変わったが、DENで2016年シーズンに着用するはずだったJersey Numberは何番?
  2. Coddy Kesslerはルーキーとして8試合に先発しているが、実はレギュラーシーズンで着用した#6の前に、別のJersey Numberを与えられていた。 2016年8月29日に、KのTavis Coonsが退団したのを受け、大学時代に着用していた#6に変更した模様だが、その前に着けていたJersey Numberは何番?(American Football MagazineのNFL2016カラー写真名鑑には古いJersey Numberで掲載されている

ということで回答の前に表です。

NoNameTeamGGSQBrecP-YdsP-TDP-IntR-YdsR-TDP-Rate Points
1Cam NewtonCAR15146-8-035091914359575.817254.26
2Matt RyanATL161611-5-04944387117 117.12347.46
Brian HoyerCHI651-4-014456 -2 98.03179.60
Blaine GabbertSF651-4-092556173268.43372.70
Trevone BoykinSEA60 145111 91.2567.90
3Russell WilsonSEA161610-5-142192111259192.611268.06
Jameis WinstonTB16169-7-040902818165186.116256.10
Carson PalmerARI15156-8-14233261438 87.219243.12
Landry JonesPIT821-1-055842-4 86.34133.92
EJ ManuelBUF710-1-0131  22 58.3577.44
Derek AndersonCAR520-2-0453254 67.64816.52
Tom SavageHOU321-1-0461  12 80.94617.64
Mark SanchezDAL20 93 2-2 30.367-0.48
4Dak PrescottDAL161613-3-036672342826104.96286.88
Derek CarrOAK151512-3-0393728670 96.710268.48
Nick FolesKC311-0-04103 -4 105.94528.00
5Joe FlaccoBAL16168-8-04317201558283.520242.48
Blake BortlesJAX16163-13-039052316359378.89270.10
Tyrod TaylorBUF15157-8-03023176580689.78270.92
Drew StantonARI511-0-019223-3 39.6519.38
6Cody KesslerCLE980-8-013806218 92.33277.00
Jay CutlerCHI551-4-010594524 78.13946.76
7Ben RoethlisbergerPIT141410-4-03819291314195.418252.16
Colin KaepernickSF12111-10-02241164468290.725200.44
Brett HundleyGB40 17 1-2 0.069-1.52
Jacoby BrissettNE321-1-0400  83183.94428.30
Geno SmithNYJ211-0-0126119 81.2557.94
Cardale JonesBUF10 96 1-1 46.0601.74
Chad HenneJAX10 0  -2 0.066-0.20
8Kirk CousinsWAS16168-7-14917251296497.25300.28
Sam BradfordMIN15157-8-0387720553 99.323220.88
Marcus MariotaTEN15158-7-03426269349295.613259.94
Matt MooreMIA532-1-072183-1 105.63654.74
Matt SchaubATL50 16  -2 52.1640.44
Kevin HoganCLE40 104 2105131.64716.66
Mike GlennonTB20 751   125.4539.00
Connor CookOAK10 15011  83.4586.00
9Drew BreesNO16167-9-052083715202101.73332.32
Matthew StaffordDET16169-7-043272410207293.37279.78
Bryce PettyNYJ641-3-08093719 60.04232.26
Tony RomoDAL10 291   134.4595.16
David FalesCHI10 22    53.8620.88
10Eli ManningNYG161611-5-040272616-9 86.021224.18
Jimmy GaroppoloNE622-0-05024 6 113.34034.98
Robert Griffin IIICLE551-4-088623190272.53566.44
Chase DanielPHI20 16    118.8630.64
Kellen ClemensSD10 0  -1 39.665-0.10
11Carson WentzPHI16167-9-037821614150279.324212.98
Alex SmithKC151511-4-03502158134591.222223.78
12Aaron RodgersGB161610-6-044284073694104.21380.02
Andrew LuckIND15158-7-042403113341296.44307.70
Tom BradyNE121211-1-0355428264 112.215258.56
Matt BarkleyCHI761-5-016118142 68.33470.84
Paxton LynchDEN321-1-04972125 79.24328.38
13Trevor SiemianDEN14148-6-03401181057 84.626191.74
Josh McCownCLE530-3-011006621 72.33852.10
Shaun HillMIN311-0-0242  5 76.15010.18
14Andy DaltonCIN16166-9-14206188184491.812260.64
Ryan FitzpatrickNYJ14113-8-027101217130 69.629133.40
Matt McGloinOAK410-1-050  -3 60.4611.70
Sean MannionLA10 19 1-1 17.468-1.34
15Ryan MallettBAL40 26 1-6 22.270-1.56
Charlie WhitehurstCLE10 182111 78.8529.38
16Jared GoffLA870-7-010895716163.63753.16
Matt CasselTEN411-0-0284223 71.04915.66
Scott TolzienIND310-1-0216123 64.7548.94
17Philip RiversSD16165-11-04386332135 87.914258.94
Brock OsweilerHOU15148-6-029571516131272.228167.98
Ryan TannehillMIA13138-5-029951912164193.527190.20
Case KeenumLA1094-5-0220191151176.430111.14

解答は、上の表を見ると大体書いてありますが、補足を含めて。

  1. #18と#19(#18はPeyton Manning引退で空席に)
  2. #1(この番号を臆面なく背負えるのはCamだけ?)
  3. #15Ryan MallettはJoe Flaccoの復調で今季先発できず
  4. #10 選手はJimmy Garoppolo
  5. #3(先発できなかった#3のQBはMark Sanchezだけ)
  6. #3または#5または#9 INT王はJameis WinstonINT王はPhilip Rivers(ごめんなさい間違えていました)
  7. #9(Matthew Stafford)または#14(Andy Dalton) 控えQBに仕事をさせなかったのは、ほかにKirk CousinsとDrew BreesとEli Manningの3人。Blake Bortlesは一度だけ、Chad HenneにKnee Downを任せた。なおManningはWeek5のGB戦で、Odell Beckham Jr.にパスさせようとしたがSackされた記録が残っている。
  8. #5(QBのRushing王はTyrod Taylor)
  9. #11を着けたCarson WentzとAlex Smith
  10. Nick Foles(ちょっとこのJersey Numberが意外だった)

おまけの方は

  1. #6
  2. #5

でした。ということで、今期のQB Jersey Numberネタはこれでおしまい。また来シーズンをお楽しみに。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。


今さら2015年シーズンをFantasy視点で振り返る、蘇るManning苦闘のシーズン

2017年01月28日 21時16分18秒 | 旧ブログ

筆者がFantasy Football(ファンタジーフットボール)を始めたのは2015年シーズンからでした。当時は、Yahoo.comのシステムを使い、8人でスタートしたのです。

Yahoo.comから2016年にNFL.comに移ったのは、専用スマートフォンアプリが日本でも使えるという理由から。Yahoo.comはスマホアプリを米国限定で提供していたので、日本では使えず、ブラウザでパソコン用サイトにアクセスしなくてはいけませんでした。

筆者はブログをその時に始めました。ただし当時使っていたJ:comのホームページサービスが、2017年1月末で閉じることが判明したので、2016年1月に本サイトで再スタートを切ったわけです。

そしてJ:comのサービスが終了する間際の今日、過去のページをすべてこちらに移行しました。過去のページをいったんエクスポートして、こちらのブログに取り込むことができなかったので、仕方なく30回分の記事を手貼りで移行しました。

日経新聞が決算発表をAIに書かせるようになったなど、AIがいろんなことを手助けしてくれる今の時代には考えられない面倒くささですね。

それが以下のページです。手張りをする過程で一通り読みましたが、2015年シーズン前に筆者がどんなドラフトをしていたかとか、当時の一番人気の選手が誰だったかとかが分かって、そこそこ面白かったです。今思うとひどい戦術で戦っているなあと、自分を客観的に見ることもできました。

すべての記事は、各Weekの終了後に書いています。もちろん2016年シーズンの最後にDENがSuper Bowlで勝利することを知らずに書いていますから、Peyton Mannigを主軸とするDENの苦難の過程も振り返ることができます。

今週は現地ではPro Bowlですね。筆者はPro Bowlはそれほど関心がなく、来るべきSuper Bowlに備えているモードです。もちろん2月6日月曜日は、リアルタイム観戦のため休暇を取るつもりです。

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AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
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CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
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IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
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KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
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GBもPITも大差の敗戦、野望は潰えPlayoff ChallengeはSuper Bowl前にゼロクリア

2017年01月23日 22時30分00秒 | Fantasy 2016

前回この場で、PITとGBのSuper Bowlを祈願していると書きましたが、ご存知の通りその夢は砕け散りました。

ということで今日の結果です。ご覧の通り筆者が選んでいたGBとPITはどちらも敗戦です。当然選手のポイントも伸びず、獲得ポイントは155で順位は全体で26万547番目という、屈辱の数値でした。

Aaron Rodgersは最後にポイントを伸ばしましたが、勝負が決まった後のポイントが大半ですからあまりうれしくありません。それよりもGBのDEFの-12ポイントが悲しすぎる

せめてもJared Cookが13ポイント×3倍の39ポイントを挙げてくれたことが救いでしょうか。

PIT@NEも、大方の予想通り、NEの勝ち。ちゃんと見ていませんが、Le'veon Bellが途中退場した時点で、勝負あった感がありました。そのBellは3倍で6ポイントってことはわずか2ポイントの成績でしたね。

ということで、筆者のPlayoff Challengeは、GBとPITの敗戦によってゼロクリア。倍付けが全くなくなった状態でSuper Bowl臨むことになりました。

これではSuper Bowlのポイントは伸びないけど、そもそもPlayoff Challengeとは実はそういうものですよね。Super Bowl出場チームを予想して、そのチームに寄せて選手を編成しないと4倍付けのポイントは獲得できません。

筆者は読みを外しましたが、NE vs ATLのSuper Bowlを予測して選手を登録していた人もいるでしょう。来シーズンもそれに負けないよう予測します。

今日は短いですがここまで。敗戦のショックが和らいだら、2016年シーズンのFantasyの振り返り記事を書きます


出世頭は全体135位のPrescottだが、2016年ルーキーQBの成長はまだこれから

2017年01月23日 01時00分00秒 | NFL2016

2016年レギュラーシーズンが終わり、現時点でのルーキーQBの1年目を振り返ることにしました。表に上げたのはドラフトされたか、すでに試合に出たルーキーQBです。ドラフト外の選手は試合に出ていない限りは上げていません。だって細かすぎてわかんないんだもん(表中、Team欄の右側にチーム名があるのは、ドラフトされたチームから移籍した場合です)。

NameDraftTeamGameStartResult
Jared Goff1巡目、全体1位LA 870-7-0
Carson Wentz1巡目、全体2位PHI 16167-9-0
Paxton Lynch1巡目、全体26位DEN 321-1-0
Christian Hackenberg2巡目、全体51位NYJ 
Jacoby Brissett3巡目、全体91位NE 321-1-0
Cody Kessler3巡目、全体93位CLE 980-8-0
Connor Cook4巡目、全体100位OAK 10
Dak Prescott4巡目、全体135位DAL 161613-3-0
Cardale Jones4巡目、全体139位BUF 10
Kevin Hogan5巡目、全体162位KCCLE40
Nate Sudfeld6巡目、全体187位WAS 
Jake Rudock6巡目、全体191位DET 
Brandon Allen6巡目、全体201位JAC 
Jeff Driskel6巡目、全体207位SFCIN
Brandon Doughty7巡目、全体223位MIA 
Trevone Boykinドラフト外SEA 60

出世頭は4巡目、全体135位だったDak Prescottでいいでしょう。Tony Romoの背骨圧迫骨折というアクシデントが、非常に良い方向に転んだことで、DALは快進撃。残念ながら、Playoff Divisionalで敗れはしましたが、Ezekiel Elliottと二人のルーキーがそろって活躍したことで、DALの黄金時代復活の条件は整ったと言えるでしょう。

後は、懸念されるPrescottの素行の悪さ(ドラフト前に薬物の影響下で車を運転したらしい。これでドラフト指名順位が下がった)ですが、1年目の活躍だけでこれが出るようだと、ちょっと不安になります(それもあって「復活の条件は整った」という、やや抑え目な表現としています)。

ただ、GBとのPlayoff Divisionalでは、18点差をつけながら追いすがるPrescottからは、ただものではないオーラを感じ取りました。4Qの同点2ポイントプレイには鬼気迫るものがありましたね。

もう一人、レギュラーシーズン全試合に先発したのがドラフト全体2位のCarson Wentz。3782ヤード16TDに14INTでPasser Ratingが79.3という成績は褒められたものではありません。Prescottは3667ヤードと、Wentsにヤード数では劣るものの23TDと4INT。このINTの少なさが104.9というRatingにつながっています。

Wentzは結果、7勝9敗でしたが、チームは厳かったNFC東地区でそこそこ健闘。Sam Bradfordをシーズン初めにトレードに出した時点でチームもWentzの成長待ちは織り込み済みでしょうから、来シーズン以降の成長に期待しましょう。

一方でちょっと厳しいのが、ドラフト全体1位のJaret Goff。オフェンスラインがよくないというチーム事情はあれど、Case Keenumをさっさとお払い箱にできないわけですから、まだ時間がかかるということなのでしょう。

初勝利は来シーズンにお預けなので、ぜひ本人の研鑽に期待したいところです。まずは来シーズンの開幕先発の座を手にするところから。

それを言ったら、CLEでRGIIIとJosh McCownの離脱を引き継いだ、Cody Kesslerも同じこと。チームのほぼ半分の試合に先発して(Goffは7試合、Kesslerは8試合)どちらも勝利できなかったわけですが、来シーズンにその美酒を味わえるようにしてほしいです。

Paxton LynchとJacoby Brissettは3試合に出場し2試合に先発しましたが、どちらもエースQBの怪我やアクシデントがきっかけになったもの。自身の実力で勝ち取ったものではないことを分かっているでしょうから、今シーズンの経験を糧に、次シーズンの自分の立ち位置を築かないといけません

Playoffに突然初先発が回ってきたConnor Cookも同じですね。まさかああいうタイミングで、Derek Carrが離脱し、控えのMatt McGloinまでが先発できないという展開は予想していなかったでしょう。試合をざっと見た限りはこれからの選手ですが、ここから先は自分次第ですね。

ということで、今期は1巡目の3人よりも、ドラフト前に不祥事を起こしたPrescottが成果を残しました。しかしいろいろ言われているように、Prescottの成功は自身の力だけでなく、強力なDALのOffensive Lineがあってのものです。

そしてどのルーキーにとっても、1年目の成績はもう過去のものです。自分がいるチームの巡り合わせには感謝しつつ、自身の腕を磨くシーズンオフとしてもらいたいものです。

今シーズン、試合に出ることはなかったChristian Hackenbergをはじめとする同期にもまだチャンスはあります。例えばHackenbergは、2016年シーズンにひどいことになったRyan Fitzpatrickをお払い箱にできるほどの実力を示さなくてはいけないでしょう。

次のドラフトで入ってくる新人に負けないよう、2016年シーズンのルーキーQBの成長を期待します。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
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Gurley?Gronk?NFL2016年シーズンDraft最悪のPickは誰だ、Fantasy視点で振り返る選手の成績

2017年01月22日 10時30分00秒 | Fantasy 2016

きっかけは「Todd Gurley and 10 other letdowns: What went wrong?」というnfl.comに載った記事でした。Fantasy Footballで2016年シーズンのBust(Letdownsも同義)だった選手をまとめた記事です。

確かにこの11人の「有力選手」は期待外れだったなあ。記事のタイトルにもなったTodd Gurleyは筆者もチャンスがあればドラフトで指名しようとしていただけに、これを引かなくてよかったと思う半面、どこに課題があったか振り返りたい衝動にかられました。

ということで記事で取り上げられた選手の成績を、見やすく表にまとめてみました。ADPとは、「Average Draft Position」のことで、例えばRB1とはnfl.comのドラフトではRBの中で1位の人気を得ていたということですね。Positional finishとは、シーズン終了時点のポジション別のFantasy Point獲得数による順位です。RB20とはRBの中で20番目の成績しか挙げられなかったという意味です。

右側のRB1とか2とかは、チーム内でそのポジションで何番目の成績を出したかです。

Todd Gurley(LA)Positional ADP: RB1RB1 weeks: 3
Positional finish: RB20RB2 weeks: 6
Injured: 0RB3 or worse weeks: 7
Adrian Peterson(MIN)Positional ADP: RB4RB1 weeks: 0
Positional finish: RB124RB2 weeks: 0
Injured: 13RB3 or worse weeks: 3
Lamar Miller(HOU)Positional ADP: RB5RB1 weeks: 4
Positional finish: RB17RB2 weeks: 6
Injured: 2RB3 or worse weeks: 4
A.J. Green(CIN)Positional ADP: WR4WR1 weeks: 3
Positional finish: WR34WR2 weeks: 2
Injured: 6WR3 or worse weeks: 5
DeAndre Hopkins(HOU)Positional ADP: WR5WR1 weeks: 2
Positional finish: WR36WR2 weeks: 3
Injured: 0WR3 or worse weeks: 11
Allen Robinson(JAX)Positional ADP: WR6WR1 weeks: 2
Positional finish: WR28WR2 weeks: 3
Injured: 0WR3 or worse weeks: 11
Rob Gronkowski(NE)Positional ADP: TE1TE1 weeks: 4
Positional finish: TE22TE2 weeks: 1
Injured: 8TE3 or worse weeks: 3
Dez Bryant(DAL)Positional ADP: WR7WR1 weeks: 4
Positional finish: WR25WR2 weeks: 1
Injured: 4WR3 or worse weeks: 7
Eddie Lacy(GB)Positional ADP: RB7RB1 weeks: 0
Positional finish: RB71RB2 weeks: 2
Injured: 11RB3 or worse weeks: 3
Brandon Marshall(NYJ)Positional ADP: WR9WR1 weeks: 2
Positional finish: WR52WR2 weeks: 1
Injured: 1WR3 or worse weeks: 12
Doug Martin(TB)Positional ADP: RB12RB1 weeks: 1
Positional finish: RB52RB2 weeks: 3
Injured: 6RB3 or worse weeks: 4

Gurleyは、全試合に出場したのですが、これでは確かに「1巡目の選手としては酷い成績」ですね。

特にADPではRBとしては1位、全体でも4位だっただけに(つまり1巡目で指名される)、RBとして20位の成績しか残せないのでは、チームオーナーとしてはやり切れません。成績のグラフを見ると、20ポイント越えがわずか1回。しかも好不調の波があるのでオーナーとしては先発からの外しどころに苦慮したことでしょう。

結局、GurleyはRushingで885ヤード、6TD、Receivingで372ヤードの年間155.3ポイントで終了。1試合当たり10ポイントに満たない成績は、記事のタイトルになっても仕方がないものでしょう。ただ記事はoffensive line とQB(Jared Goff)についての言及もあり、Gurley一人の責任ではないと指摘している内容でした。

3週目に怪我で脱落しそのままシーズンエンドとなったAdrian PetersonもBustと言えます。ただAPはスタメンから外れたので、チームオーナーとしては踏ん切りをつけて、ほかの選手を獲得できたところがまだ救いでしょうか。

実世界でも、LAとMINはシーズンが出だしこそ好調でしたが、中盤前くらいからみるみる失速してしまいました。どちらもキープレイヤーの不振、あるいは不在がその理由の一つと言えるでしょう。

WRではA.J. Greenですかね。今期は怪我がちで、チームをPlayoffに導けませんでした。

DeAndre HopkinsとAllen Robinsonも痛いです。この二人について記事では、Brock OsweilerとBlake Bortlesという「Poorな」QBと組んだことを不振の一つの理由として指摘しています。とすると来シーズンのドラフト選択選手を考える際には、WRはQBとの組み合わせも重要な要素になるでしょう。

もう一人はRob Gronkowski。幸いにしてチームはPlayoffに進出したものの、よく言われる「Maddenの呪い」があったかは分かりませんが、TE中22位という成績は厳しいでしょう。特にドラフト1巡目で選ばれる唯一のTEとしては、この結果ではチーム全体の成績にも影響を及ぼしかねません。

以前も書きましたが、TEがポイントを稼ぐとチームの成績がぐんと伸びるので、このあたりの戦略については工夫が必要です。筆者的には(ただでさえ怪我が多いGronkowskiだけにリスクが大きすぎて、ドラフト上位で指名する勇気はありません

筆者としては、Fantasyドラフトの2巡目で指名し、昨シーズンの不振からの復活にかけたEddie Racyの離脱が最大の問題でした。いろいろ考えて考えて、隠し玉として取ったのに、これだったらもっといい選手がいたはず。

その後、James Starksまでが欠場し、GBにRBがいなくなるという非常事態を招いた点でも反省してほしいものです。ルーキー契約が終わったLacyですが、GBに残れるのか新天地に行くのか。まだ使える選手だと思いますので、今後の成り行きに注目です。

リストの一番下にあったDoug Martinは、ドラフトで指名できなかったのですが、怪我で先発を外れているうちに放出されたようで、FAで獲得できました。ドラフトで指名したオーナーからするとBustだったかもしれませんが、筆者的には復帰後そこそこの活躍をしてくれたので良しとしています。来シーズンは薬物規定違反のせいで開幕から数試合出場停止のようなので、市場価値が下がりそうですね。試合に出ればそこそこ活躍をする選手なので、ちょっとねらい目かもと思っています。

ということで、これからQB、RB、WR、TE、K、DEFの6ポジションについて、それぞれのFantasyポイント上位25選手(チーム)を基に、今シーズンを振り返る企画をスタートさせることにしました。今シーズンの反省と来シーズンの展望を語りますのでお楽しみに。

最後に、明日(日本時間で2017年1月23日)のカンファレンスチャンピオンシップ2試合はどうなりますやら。筆者は前に書いた通りPIT vs GBのSuper Bowlを祈念しておりますが、どのような結果が出ても受け入れます。

GB@ATLはともかく、PIT@NEの結果を、自宅に帰り着くまでに目に入れないようにするのが大変そうです。「ペイトリオッツがスーパーボウル進出」なんて見出し一発で、結果が分かっちゃいますからね。

 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
SD サンディエゴ・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス