Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

2018年のQBランキングにはなぜ33人がいるの?Fantasy Point順位との差を見る

2019年01月05日 20時32分33秒 | NFL2018

Youtubeに「Ranking the NFL QB's from Worst to First」という動画があがっていました。シーズン終了時点で各チームのエースQB33人を順位付けしたものです。

「あれ32チームなのになんで33人を順位付けしたの?」という方も多いかと思います。筆者もそのうちの一人でしたが、ランキングを見て納得しました。

BALだけ2人のQB、つまりLamar Jackson(7試合)とJoe Flacco(9試合)をカウントしていたからですね。JacksonとFlaccoは挙げた勝ち星では圧倒的にJacksonが上なので、一人増えるが仕方ないと判断したのでしょう。

そうなると例えばRyan Fitzpatrickはどうなるという方がおいでになるかもしれませんが、Jameis Winstonの方が出場試合数もTD数も上ですので、原則一人となればWinstonを選ぶのが妥当です。

さて上の動画を見てない方にとってはネタバレになりますが、ここで挙げられた順位を下の表にまとめました。ここで大事なのは、このランキングとFantasy Pointが必ずしもリンクしていないということです。

例えば、このランキングで2位になったBreesは、どう考えてもチームがリーグ最高勝率を得たことで下駄をはかせてもらっています。Fantasy Pointが8位なのは、チームとしてRBを使う機会が増えたからでしょう。

Aaron RodgersはRussell Wilsonの上にいますが、誇れるのはINT数が少ないところくらい。TD数も少なく、GBファンの筆者としてもこの順位をすんなり受け入れていいのか迷うところです。

Fantasy的にいえば1位のポイントを獲得したPatrick Mahomesは別格として(MahomesをFantasyドラフトで指名していたことを自慢したいわけではないのですが)、2位はMatt Ryanで3位はBen Roethlisbergerという渋いQBが占めています。この二人はそれほどFantasyドラフトの指名順位が高いわけではなかったので、「お買い得」だったといえるでしょう。

そういう意味では、ホントに復活できるのか多くのNFLファンが半信半疑だったAndrew Luckや昨シーズンの好調を維持できたJared Goffなどが指名して正解だったQBといえるでしょう。

 選手TGSFP  選手TGSFP  選手TGSFP
1 Patrick Mahomes KC 16 427.08 1   12 Baker Mayfield CLE 13 244.10 17   23 Sam Darnold NYJ 13 173.40 27
2 Drew Brees NO 15 311.98 8   13 Kirk Cousins MIN 16 288.12 11   24 Lamar Jackson BAL 7 172.54 28
3 Philip Rivers LAC 16 287.02 12   14 Carson Wentz PHI 11 205.66 22   25 Eli Manning NYG 16 244.96 16
4 Andrew Luck IND 16 333.92 5   15 Cam Newton CAR 14 284.60 13   26 Joe Flacco BAL 9 139.10 31
5 Aaron Rodgers GB 16 314.58 7   16 Matthew Stafford DET 16 214.18 20   27 Case Keenum DEN 16 224.90 18
6 Russell Wilson SEA 16 306.42 9   17 Andy Dalton CIN 11 178.54 25   28 Nick Mullens SF 8 125.48 33
7 Jared Goff LAR 16 316.32 6   18 Dak Prescott DAL 16 300.90 10   29 Alex Smith WAS 10 145.00 29
8 Matt Ryan ATL 16 358.96 2   19 Mitchell Trubisky CHI 14 265.02 15   30 Ryan Tannehill MIA 11 142.96 30
9 Ben Roethlisberger PIT 16 349.86 3   20 Jameis Winston TB 9 202.78 23   31 Blake Bortles JAX 12 178.22 26
10 Tom Brady NE 16 281.30 14   21 Marcus Mariota TEN 13 179.42 24   32 Josh Allen BUF 11 213.06 21
11 Deshaun Watson HOU 16 338.70 4   22 Derek Carr OAK 16 219.76 19   33 Josh Rosen ARI 13 127.92 32

(表中「T」はTeam、「GS」は先発試合数、「FP」はFantasy Point、「順」はFantasy Pointの獲得順位です)

一方でFantasy Pointが伸びなかったのはTom BradyとRiversでしょうか。特にBradyはいろいろなところで衰えを指摘され始めています。Playoffの結果が芳しくないと、もしかして...なんてことがあるのかもしれません。

Cam Newtonはチームが前半好調でしたが、チームの失速と怪我で今一つでした。Carson Wentzもケガから復帰後は今一つの成績で、結局背中を痛めてNick Folesに先発を明け渡すことになりました。今年はさすがにないかと思いますが、もしFolesがまたチームをSuper Bowlに導いたら、Wentz不要論が巻き起こる可能性もあります。

Kirk Cousinsも鳴り物入りで移籍した割に、いまいちでしたね。Fantasy Pointも前半はよかったように思いますが、チームと同様右肩下がりだったような印象があります。

ということで筆者は既に、来シーズンのFantasyドラフトで指名するQBの評価を始めています。さすがにMahomesは上位で指名されそうなので、来シーズンも我がチームに抱えられる自信はありません。

とすれば、誰を指名するとよいのか。多くの方も来年はこのQBが延びると踏んでいるのではないでしょうか。あ、ほとんど答えを言っちゃっていますね。答えは来年の夏の、筆者のリーグのドラフトの時にお知らせしましょう。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス


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