資料編：BradyからClinton-Dixまで、NFL Top 100 2018完全版

前のページの資料編です。

Rank	Player	Pos	Team	+/―	2017	2016	2015	2014	2013	2012	2011
1	Tom Brady	QB	NE	―	1	2	3	3	4	4	1
2	Antonio Brown	WR	PIT	2	4	4	8	23
3	Carson Wentz	QB	PHI	―
4	Julio Jones	WR	ATL	-1	3	8	13		26
5	Le'Veon Bell	RB	PIT	4	9	41	16
6	Todd Gurley	RB	LAR	―		22
7	Aaron Donald	DE	LAR	8	15	14	92
8	Drew Brees	QB	NO	8	16	30	30	6	11	2	9
9	Von Miller	LB	DEN	-7	2	15	33	76	9	52
10	Aaron Rodgers	QB	GB	-4	6	6	2	11	6	1	11
11	Russell Wilson	QB	SEA	13	24	17	22	20	51
12	Luke Kuechly	LB	CAR	8	20	7	14	15	79
13	DeAndre Hopkins	WR	HOU	―		19
14	Calais Campbell	DE	JAX	69	83	71	99
15	Rob Gronkowski	TE	NE	8	23	9	10	41	25	21
16	Khalil Mack	DE	OAK	-11	5	13	49
17	Jalen Ramsey	CB	JAX	―
18	Ben Roethlisberger	QB	PIT	4	22	21	26	31	61	30	41
19	Everson Griffen	DE	MIN	73	92
20	Alvin Kamara	RB	NO	―
21	Bobby Wagner	LB	SEA	18	39		69
22	A.J. Green	WR	CIN	-5	17	16	37	9	16	77
23	Patrick Peterson	CB	ARI	-4	19	18	19	22	33	55
24	Travis Kelce	TE	KC	2	26	91
25	Cam Newton	QB	CAR	19	44	1	73	24	46	40
26	Cameron Jordan	DE	NO	―		99		99
27	Larry Fitzgerald	WR	ARI	18	45	27	68	38	22	7	14
28	Chandler Jones	DE	ARI	57	85	48
29	Matt Ryan	QB	ATL	-19	10		77		17		52
30	LeSean McCoy	RB	BUF	-3	27	69	29	5	45	18
31	Matthew Stafford	QB	DET	0	31			100	76	41
32	Jadeveon Clowney	DE	HOU	17	49
33	Kareem Hunt	RB	KC	―
34	DeMarcus Lawrence	DE	DAL	―
35	A.J. Bouye	CB	JAX	―
36	Adam Thielen	WR	MIN	―
37	Joey Bosa	DE	LAC	63	100
38	Jared Goff	QB	LAR	―
39	Tyron Smith	OT	DAL	-21	18	42	36	78
40	Tyreek Hill	WR	KC	-4	36
41	Keenan Allen	WR	LAC	―
42	Earl Thomas	S	SEA	-12	30	66	21	17	66	66
43	Mark Ingram Jr.	RB	NO	―
44	David DeCastro	G	PIT	53	97
45	Davante Adams	WR	GB	―
46	Harrison Smith	FS	MIN	28	74	73
47	Ryan Shazier	LB	PIT	―
48	Cameron Heyward	DE	PIT	―		88
49	Darius Slay	CB	DET	―
50	Deshaun Watson	QB	HOU	―
51	Case Keenum	QB	DEN	―
52	Jarvis Landry	WR	CLE	-10	42	98
53	Aqib Talib	CB	LAR	-16	37	34		79
54	Ezekiel Elliott	RB	DAL	-47	7
55	Xavier Rhodes	CB	MIN	11	66
56	Philip Rivers	QB	LAC	17	73	46	43	34		61	26
57	Trent Williams	OT	WAS	-10	47	45	47	60	99
58	Leonard Fournette	RB	JAX	―
59	Casey Hayward	CB	LAC	5	64
60	Derek Carr	QB	OAK	-49	11	100
61	Ndamukong Suh	DT	LAR	-6	55	40	24	40	40	38	51
62	Micah Hyde	S	BUF	―
63	Geno Atkins	DT	CIN	5	68	29		48	36
64	Richard Sherman	CB	SF	-43	21	20	11	7	50
65	Stefon Diggs	WR	MIN	―
66	Jurrell Casey	DE	TEN	20	86		96
67	Telvin Smith	LB	JAX	―		83
68	Zach Ertz	TE	PHI	―
69	Fletcher Cox	DT	PHI	-31	38	49
70	Devonta Freeman	RB	ATL	-29	41	50
71	Zack Martin	G	DAL	-13	58
72	Delanie Walker	TE	TEN	3	75	82
73	Thomas Davis	LB	CAR	16	89	54
74	Cameron Wake	DE	MIA	-12	62		39	66	89		63
75	Kam Chancellor	S	SEA	-41	34	32	41	65
76	Melvin Ingram	DE	LAC	―
77	Odell Beckham Jr.	WR	NYG	-69	8	10	32
78	Taylor Lewan	OT	TEN	-6	72
79	Marcus Peters	CB	LAR	-47	32	65
80	Kevin Byard	S	TEN	―
81	Michael Thomas	WR	NO	―
82	Marshon Lattimore	CB	NO	―
83	Linval Joseph	DT	MIN	―		76
84	J.J. Watt	DE	HOU	-49	35	3	1	12	5
85	Bruce Irvin	DE	OAK	―
86	Chris Harris Jr.	CB	DEN	-23	63	52
87	Andrew Whitworth	OT	LAR	―		67
88	Yannick Ngakoue	DE	JAX	―
89	Jimmy Graham	TE	GB	―			31	10		14
90	Jimmy Garoppolo	QB	SF	―
91	David Bakhtiari	OT	GB	―
92	Landon Collins	S	NYG	-64	28
93	Mike Daniels	DE	GB	-9	84	95
94	Kirk Cousins	QB	MIN	-24	70	85
95	Lane Johnson	OT	PHI	―
96	Malcolm Jenkins	S	PHI	-6	90
97	Carlos Hyde	RB	CLE	―
98	C.J. Mosley	LB	BAL	―			94
99	Doug Baldwin	WR	SEA	-11	88	72
100	Ha Ha Clinton-Dix	S	GB	-23	77

前のページに書いたクイズの回答です。

第1問　Brady、Brees、Rodgersの3QBに加えて8年続けてランクインしたのは、Ben Roethlisberger、Larry Fitzgerald、Ndamukong Suhでした。Suhさんが難しかったように思います。

第2問　引退したJoe Thomas、2017年シーズンは2チームで働いたAdrian Peterson、そしてClay Matthewsが2018年のランキングには入りませんでした。Matthewsはなかなか思いつかなかったのではないでしょうか。

第3問　LARとMINですね。選手名は上の表をご覧ください。

第4問　PIT、GB、JAX、NOでした。

第5問　NYJ、TB、IND、CHIでした。

NFL Top 100 Players of 2018の1位は結局Bradyかよ、せっかくなのでいくつかクイズを

Top 100 Players of 2018の1位から10位が発表になりました。筆者の予定はやっぱり外れ、1位はTom Bradyでした。

Bradyは2年連続の1位で、2011年から始まったランキングでは通算3回目の1位。1位を2度取った選手もほかにいないので、孤高の存在となっています。

ランクインした10人を讃える意味も含め、YouTubeに挙がっている動画のリンクを貼りました。

#1: Tom Brady (QB, Patriots) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#2: Antonio Brown (WR, Steelers) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#3: Carson Wentz (QB, Eagles) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#4: Julio Jones (WR, Falcons) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#5: Le'Veon Bell (RB, Steelers) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#6: Todd Gurley (RB, Rams) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#7: Aaron Donald (DT, Rams) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#8: Drew Brees (QB, Saints) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#9: Von Miller (LB, Broncos) | Top 100 Players of 2018 | NFL

#10: Aaron Rodgers (QB, Packers) | Top 100 Players of 2018 | NFL

先日筆者が予測した順位とはいろいろ大きく違っていますね。Aaron Rodgersの10位は、2017年シーズンの成績から逆算すれば妥当でしょう。

意外だったのがCarson Wentzが3位だったことと、Todd GurleyがAntonio Brown、Julio Jones、Le'Veon Bellの後塵を拝したことです。特にもっと上位に行くと思っていたGurleyは、昨年のランク外からいきなりトップ3に名を連ねるのは難しかったのでしょうか。

最終結果を、こちらにまとめましたのでご覧ください。 

さてせっかくなのでいくつか、NFL Top 100 Playersにちなんだクイズを出してみましょう。

第1問　これまでのNFL Top 100 Playersは2011年から2018年までで8回になるわけですが、すべての年にランキングされた選手は誰でしょう。6人います。10位までに入った選手はそのうちの3人だけです。

第2問　2017年までランキングされていたけど、2018年は残念ながらランキングに入れなかった選手が3人います。その3人とは誰でしょう。うち2人は簡単かもしれませんが、最後の1人はちょっと難しいかもしれません。

第3問　2018年にランクインした100人のうち7人（最多）を占めていたチームはどこでしょう。2チームあります。

第4問　2018年にランクインした100人のうち6人が選ばれたのは4チームあります。こちらはどこでしょう。

第5問　その逆で、2018年にランクインした100人に1人も選ばれなかったチームが4チームあります。それはどこでしょう。なお2017年シーズン全敗のCLEからは2人選ばれていますので、ここではありません。

回答は資料編ページに入れておきますので、こちらをご覧ください。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LAR	ロサンゼルス・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	LAC	ロサンゼルス・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス

NFL.com Columnistが予想したNFL Top 100の第1位、いくら何でもそりゃないだろう

先日来、本ブログで扱ってきた 「Top 100 Players of 2018」ですが、ついに10位から1位が日本時間の2018年6月26日9時（東部時間25日20時）に公開されます。これについてNFL.comが見通し記事を掲載しているので、その話を取り上げることにしました。

 

とその前に、今週末にNFL関連雑誌を2冊（Lindys Sports 2018 PREVIEWとFantasy Football 2018）買いこんだのでこちらから紹介しましょう。例年、筆者は新宿紀伊国屋書店の洋書コーナーでNFL関連の洋雑誌を買っています。

 

このうちのLindys Sports 2018 PREVIEWの表紙を飾ったのは、Eli ManningとJosh McCownでした。Manning弟（以下Eli）はともかくなぜ、McCown兄（弟はLuke）という渋いところを表紙に大抜擢しているかというと、この雑誌が兄弟QBフェチだからというわけではありません。昨年も同じことを書きましたが、この（紀伊国屋書店が仕入れた）エディションはNew Yorkをターゲットとした限定版だからと推測しています。

 

その2週前に筆者は神保町の三省堂書店の洋書コーナーでLindys Sports 2018 PREVIEWの別バージョンを見ているのですが、そちらの表紙はCarson Wentzが飾っていました。この雑誌の真ん中あたりに載っている自社雑誌ガイド（バックナンバーの表紙写真を載せて、読者から注文を取るためのページ）にも、Wentzが表紙のバージョンが載っています。

つまりWentzバージョンが本来のもので、EliとMcCownが表紙のものはNew Yorkの読者向けに編集した特別なエディションということになります。人口が大きいNew York市場では、わざわざ表紙を変えてでもその街のスターを載せて読者に訴求するということですね。こうした大人の事情で、NYGとNYJの選手が表紙に取り上げられたバージョンが紀伊国屋書店経由で出回る→筆者が買うという流れになっています。

 

ここで取り上げられる選手ですが、NYGがずっとEliなのに対し、NYJで表紙に取り上げられるのは2017年版はMatt Forteで2016年版はBrandon Marshallを経て、2018年版はとうとうJoshが表紙になりました。Lindys SportsのFantasy Football 2018年版に乗っている全QBのランキングではEliは25位でJoshは30位。ほかにもっといい選手はいなかったのかよと言いたいところですが（Odell Beckham Jr.は前シーズン、怪我でほとんど出場してませんし）。

 

しかし2019年版のNew York向けバージョンは、全く別の選手になっているかもしれません。NYGは37歳を迎えたEliの去就がうわさされており、NYJは2018年のドラフトでSam Darnoldという有望QBを指名しているからです。NYGの方は、2018年のドラフトで全体2位で指名したShaquan Barkleyが台頭して、NYG部分のメインキャラの座をEliから奪っているかもしれません。

 

実は前に載せた「ATHRON Sports 2018 NFL PREVIEW」も以前書いた通り、New York向けエディションだったことが判明しました。三省堂書店に並んでいたATHRON Sports 2018 NFL PREVIEWは表紙がDrew Breesだったのです。

 

なぜBreesなのかは雑誌を読んでいただければわかるとだけ言っておきますが、筆者が持っているNew York向けエディションはOBJとDarnoldがメーンで、Barkleyもサブで映っています。EliとMcCownよりもこちらの方に未来を感じたというのは言いすぎでしょうか。

 

それからFantasy Football 2018の方には、例年のごとくFantasyドラフトで指名すべき上位10人の名が表紙にうたわれています。ここだけ拡大するとこんな感じ。

 

表紙を飾ったTod GurleyではなくLe Veon Bellが1位という評価を受け、そこから4位までRBが並んでいます。まだどのFantasyリーグもドラフト開催まで時間があるとは思いますが、こういう情報は気になりますね。いよいよシーズンが近づいてきた気分になります。

 

さて、話をTop 100 Players of 2018に戻しましょう。NFL.comが公開したAdam Schein氏の記事を見ていると、最後の10人に残るのは、筆者の予測と同じ。Bell、Tom Brady、Brees、Antonio Brown、Aaron Donald、Gurley、Julio Jones、Von Miller、Aaron Rodgers、Wentzということでよさそうです。

 

ただ、Schein氏の1位予想は筆者と大きく異なりなんとRodgersでした。この方がRodgersファンであることは分かりましたが、2017年シーズンの成績からして、ちょっと公正なランキングとは言えないなあ。

 

多分どう考えてもBradyだったけど、そう書くわけにもいかず（アンチも多いことですし）、一般的に人気があるRodgersの名を出してお茶を濁した…ということではないかと邪推してしまいます。

 

これに限らず米国ではNFLのネタを切らさない動きが続いています。ワールドカップサッカーががぜん盛り上がってきた日本ですが、どんなに盛り上がっても7月には終わるものです。いまからNFLの情報収集をしっかりやりましょう。

NFL Top 100の20位から11位が発表、残る10人でだれが1位か予想してみた

日本代表がコロンビアと戦っているのをテレビで見ながら、この記事を書いています。試合経過については、ここでは触れません。

米国ではNFL Top 100 2018年版の20位から11位までが発表されました。表にまとめましたのでご覧ください。

まず、前回記事のお詫びを。今回のランキングで14位に入ったCalais Campbelですが、20位以内に入るところまで予想していたものの、2017年シーズンに83位にランクインしていたことを見落としていました。

そして、最後の20人にランキングされる選手の予想では一人を外しました。筆者は最後の一人が思いつかず無理やり「Jason Kelce」としていましたが、2017年に92位にいた「Everson Griffen」が19位にランクアップしてきました。去年の活躍を思えばなるほどという印象ですが、ちょっと気づかなかったなあ。こうなると、ATHRON Sportsが挙げていた「Travis Frederick」も外れのようですね。

というのもあと10人（Rankが「―」になっている選手）が100位から11位までに表れていないからです。

Rank	Player	Pos	Team	＋/－	2017	2016	2015	2014	2013	2012	2011
―	Tom Brady	QB	NE		1	2	3	3	4	4	1
―	Von Miller	LB	DEN		2	15	33	76	9	52
―	Julio Jones	WR	ATL		3	8	13		26
―	Antonio Brown	WR	PIT		4	4	8	23
―	Aaron Rodgers	QB	GB		6	6	2	11	6	1	11
―	Le'Veon Bell	RB	PIT		9	41	16
―	Aaron Donald	DE	LAR		15	14	92
―	Drew Brees	QB	NO		16	30	30	6	11	2	9
―	Todd Gurley	RB	LAR			22
―	Carson Wentz	QB	PHI
11	Russell Wilson	QB	SEA	13	24	17	22	20	51
12	Luke Kuechly	LB	CAR	8	20	7	14	15	79
13	DeAndre Hopkins	WR	HOU	-		19
14	Calais Campbell	DE	JAX	69	83	71	99
15	Rob Gronkowski	TE	NE	8	23	9	10	41	25	21
16	Khalil Mack	DE	OAK	-11	5	13	49
17	Jalen Ramsey	CB	JAX	-
18	Ben Roethlisberger	QB	PIT	4	22	21	26	31	61	30	41
19	Everson Griffen	DE	MIN	73	92
20	Alvin Kamara	RB	NO	-

相対的に見て、KelceまたはFrederick（あるいはそれ以外の選手）がランクインすると、10人のうちだれかが外れ、しかも自動的に101位以下となります。これまでの実績と昨年の成績を見てもそれはないなあ。あるとすれば2017年シーズンに7試合にしか出ていないRodgersですが、9試合しか出ていない2013年シーズン直後の2014年も11位にランクされていましたし、まあここにいないとは考えられません。

 

では、残り10人になったところで、誰が栄えある1位を獲得するか考えましょう。

 

上の10人のうちMiller、Jones、Bell、Rodgers、Brees、Wentzは難しいのではないかなあと考えています。

 

MillerとRodgersは2016年シーズンから成績が下降していますし、JonesにはBrown、BellにはGurleyという「同じポジションの成績上位者」がいます。BreesとWentzもシーズンMVPのBradyを上回れないでしょう。

Wentzは怪我を負わずにSuper Bowl MVPを獲っていたら、2017年のBradyとMatt Ryanのように、Wentzが1位を獲る可能性があったかもしれません。

 

だとすると、1位になり得るのはBrady、Brown、Donald、Gurleyのだれかでしょう。本命はBradyのような気はしますが、筆者的にはBradyの3回目の戴冠はあまり面白くないので除外して考えます。NFLの選手たちにしても、「またBradyはつまらん」と思うのではないでしょうか。

 

そしてBrownはGurleyの成績の前にはかすんでしまいますね。とするとDefensive Player of the Year のDonaldかOffensive Player of the Year のGurleyか。

迷いましたが、Bradyが1位にならないのはDefenceのDonaldが選ばれる以外にないかなあという結論になりました。まさに前シーズンMVPのRodersをJ.J.Wattが抑えた2015年の再現というわけです。Donaldの存在感はそれほどかという気もしないでもないですが、これで行ってみましょう。

ついでにダメもとで順位を予想すると、

1.Donald

2.Brady

3.Gurley

4.Brown

5.Bell

6.Jones

7.Brees

8.Miller

9.Wentz

10.Rodgers

としてみました。発表は来週です。お楽しみに。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LAR	ロサンゼルス・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	LAC	ロサンゼルス・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス

2018年のNFL Top 100に選ばれる最後の20人とは？最後の一人が分からない

前回の続きです。前回は既に公開されている2018年の21位以下の選手を示しました。今回は、では残りの20人て誰なんだよという予測をしてみました。

前回載せた2018年の表と、下に載せる2017年の表を見比べてみましょう。ここから分かるのは、2017年の上位選手にまだ21位以下に表れていない選手がいるということですね（2018年が「―」になっている選手）。

 

Rank	Player	Position	2017 Team	2018
1	Tom Brady	QB	NE	―
2	Von Miller	LB	DEN	―
3	Julio Jones	WR	ATL	―
4	Antonio Brown	WR	PIT	―
5	Khalil Mack	DE	OAK	―
6	Aaron Rodgers	QB	GB	―
7	Ezekiel Elliott	RB	DAL	54
8	Odell Beckham Jr.	WR	NYG	77
9	Le'Veon Bell	RB	PIT	―
10	Matt Ryan	QB	ATL	29
11	Derek Carr	QB	OAK	60
12	David Johnson	RB	ARI	―
13	Eric Berry	S	KC	―
14	Dak Prescott	QB	DAL	―
15	Aaron Donald	DT	LAR	―
16	Drew Brees	QB	NO	―
17	A.J. Green	WR	CIN	22
18	Tyron Smith	OT	DAL	39
19	Patrick Peterson	CB	ARI	23
20	Luke Kuechly	LB	CAR	―
21	Richard Sherman	CB	SEA	64
22	Ben Roethlisberger	QB	PIT	―
23	Rob Gronkowski	TE	NE	―
24	Russell Wilson	QB	SEA	―
25	Joe Thomas	OT	CLE	―
26	Travis Kelce	TE	KC	24
27	LeSean McCoy	RB	BUF	30
28	Landon Collins	S	NYG	92
29	Mike Evans	WR	TB	―
30	Earl Thomas	S	SEA	42
31	Matthew Stafford	QB	DET	31
32	Marcus Peters	CB	KC	79
33	DeMarco Murray	RB	TEN	―
34	Kam Chancellor	S	SEA	75
35	J.J. Watt	DE	HOU	84
36	Tyreek Hill	WR	KC	40
37	Aqib Talib	CB	DEN	53
38	Fletcher Cox	DT	PHI	69
39	Bobby Wagner	LB	SEA	21
40	Vic Beasley	LB	ATL	―
41	Devonta Freeman	RB	ATL	70
42	Jarvis Landry	WR	MIA	52
43	Marshal Yanda	G	BAL	―
44	Cam Newton	QB	CAR	25
45	Larry Fitzgerald	WR	ARI	27
46	Michael Bennett	DE	SEA	―
47	Trent Williams	OT	WAS	57
48	Jordy Nelson	WR	GB	―
49	Jadeveon Clowney	DE	HOU	32
50	Marcus Mariota	QB	TEN	―
51	Andrew Luck	QB	IND	―
52	Gerald McCoy	DT	TB	―
53	Amari Cooper	WR	OAK	―
54	Janoris Jenkins	CB	NYG	―
55	Ndamukong Suh	DT	MIA	61
56	Cliff Avril	DE	SEA	―
57	Jameis Winston	QB	TB	―
58	Zack Martin	G	DAL	71
59	Josh Norman	CB	WAS	―
60	Dez Bryant	WR	DAL	―
61	T.Y. Hilton	WR	IND	―
62	Cameron Wake	DE	MIA	74
63	Chris Harris Jr.	CB	DEN	86
64	Casey Hayward	CB	LAC	59
65	Jordan Reed	TE	WAS	―
66	Xavier Rhodes	CB	MIN	55
67	Greg Olsen	TE	CAR	―
68	Geno Atkins	DT	CIN	63
69	Jay Ajayi	RB	MIA	―
70	Kirk Cousins	QB	WAS	94
71	Julian Edelman	WR	NE	―
72	Taylor Lewan	OT	TEN	78
73	Philip Rivers	QB	LAC	56
74	Harrison Smith	S	MIN	46
75	Delanie Walker	TE	TEN	72
76	Justin Houston	LB	KC	―
77	Ha Ha Clinton-Dix	S	GB	100
78	Brian Orakpo	LB	TEN	―
79	Sean Lee	LB	DAL	―
80	LeGarrette Blount	RB	PHI	―
81	Alex Smith	QB	KC	―
82	Clay Matthews	LB	GB	―
83	Calais Campbell	DE	JAX	―
84	Mike Daniels	DT	GB	93
85	Chandler Jones	LB	ARI	28
86	Jurrell Casey	DT	TEN	66
87	Travis Frederick	CAR	DAL	―
88	Doug Baldwin	WR	SEA	99
89	Thomas Davis	LB	CAR	73
90	Malcolm Jenkins	S	PHI	96
91	Lorenzo Alexander	LB	BUF	―
92	Everson Griffen	DE	MIN	―
93	Brandon Graham	DE	PHI	―
94	Dont'a Hightower	LB	NE	―
95	Kelechi Osemele	G	OAK	―
96	Damon Harrison	DT	NYG	―
97	David DeCastro	G	PIT	44
98	Adrian Peterson	RB	NO/ARI	―
99	Malcolm Butler	CB	NE	―
100	Joey Bosa	DE	LAC	37

これを見れば大体の予測はつきます。

例えば2017年上位のTom Brady（1、前年順位。以下同）、Von Miller（2）、Julio Jones（3）、Antonio Brown（4）、Khalil Mack（5）、Aaron Rodgers（6）、Le'Veon Bell（9）までは間違いなく20人に選ばれるでしょう。昨年シーズンの大半を棒に振ったRodgersですが、さすがに100位を下回ることはないと思います。そのほかの選手が選ばれないというもの現実的ではない、とするとここまでで7人。

ここで微妙なのがDavid Johnson（12）とEric Berry（13）という開幕戦のみ出場で残りのシーズン全試合で欠場した2人です。特に一昨年大活躍だったJohnsonは20位以内をキープできるのでしょうか。

ここで参考になるのは2017年の8位から2018年の77位に大きく順位を下げたOdell Beckham Jr.ですね。4試合目に大怪我を負ってシーズンエンドとなったOBJが、ここまで順位を下げてしまったわけです。こうなるとJohnsonとBerryが20位以内をキープするのは現実的ではありません（もっと下の順位ならあり得るのですが）。

Johnsonは残るかもと当初は考えていた筆者ですが、どうやらこの2人は難しいと判断しました。

さらに2017年14位につけていたDak Prescottも危ないですね。チームメイトのEzekiel Elliottが7位から54位に急激に順位を下げていますし、2017シーズンの結果は凡庸。2017年のCam Newton（25位にランクイン）を上回る印象をほかのNFL選手に与えられていたかと考えると疑問符が付きます。なので今シーズンはランク入りせずと予想します。

その下ではAaron Donald（15）、Drew Brees（16）、Luke Kuechly（20）、Ben Roethlisberger（22）、Rob Gronkowski（23）、Russell Wilson（24）は当確でしょう。2017年シーズンはちゃんと結果を残していますし、過去の実績もあるからです。

ランクインしていない選手で次の29位はMike Evanceですが、うーんどうだろう。2017シーズンよりだいぶ成績が落ちたので、選出なしとします。それ以下の2017年のランキングにあった選手で2018年の21~100位にランクされておらず、そして2017年に成績を伸ばした選手はあまり思いつきません。

つまり、ここまでで7＋6＝13が20位以内に入ると予測できました。あと7人は2017年のNFL Top 100上位にいない中から、新たに20位以内にランクインする選手となります。それはいったい誰なんでしょう。

簡単だったのは、Carson Wentz、Todd Gurley、Alvin Kamara、Jalen Ramsey、DeAndre Hopkinsですかね。この5人は2017年シーズンはそれなりの高い成果を残していたと思います。

Wentzは2018年に38位にランクされたJarett Goff（ドラフトで1位と2位を分け合った）よりも上の評価をされてしかるべきです。終盤の怪我は残念でしたが、2018シーズンも期待できるでしょう。

ではWentzの代わりにSuper Bowlに出てMVPを獲ったNick Folesはというと、こちらは難しいでしょう。2014年のランキングで、前年のSuper Bowl MVPであるMalcolm Smithは100位にも入れませんでした。FolesもWentzが戻ってくれば控えになることが決まっていますし、20位以内に入ることはないと予測します。

Gurleyは2016年シーズンの不振から見事に復帰し、Offensive Player of the Yearを獲得しました。2016年シーズンは22位でしたが、2017年は圏外。さすがに2018年版で20位に入っていないとは考えられませんね。

Kamaraは2017年シーズンのOffensive Rookie of the Yearですから、その座を争ったKareem Hunt（33位）より上に来るのは間違いありません。そういう意味ではDeffensive Rookie of the YearのRamseyも20位以内に入るでしょう。

HopkinsもWRとしては4位の獲得ヤード数で、TD数では1位。2016年は19位でしたが、2017年はランクインせず。2年ぶりのランキング復帰となりそうですね。QBが変わると、WRの成績も大きく変わるという典型的なシーズンとなりました。

あと2人は誰だろう。いろいろ悩んで一人はCalais Campbelではないかと思い付きました。ディフェンスの選手は成績が数値化されないので難しいですが、2017年のAll-Pro First team選出選手ですし、圧巻の14.5SuckはChandler Jones（28位）に次ぐ成績。この存在感は20位以内にランクされてしかるべきでしょう。

残りの一人は、うーん。いろいろ考えて、Jason Kelceを挙げておきます。先日買ったATHLON SPORTSではCenterではTravis Frederickが一番上の評価で、同誌が選ぶ50位のランキングにCenterとして唯一上がっていました。同誌の論評によると2014年以来Sackを許していないとのこと。

しかし雑誌の引き写しではつまらないのと、Super Bowl覇者のCenterでありAll-ProのFirst-teamに選ばれたという「知名度」に賭けてみました。つまり選手内の評判がいいのではないかという読みです。

このあたり、「こいつを忘れているじゃないか」的なご指摘がありましたら、コメント欄にお願いします。

さてこの予想はどうなりますやら。来週11位から20位までが発表されるようなので、その時に残り10人の順位を考えてみることにしましょう。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LAR	ロサンゼルス・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	LAC	ロサンゼルス・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス