ヒース・レジャー死ぬ！

ヒース・レジャーが死んだ。

最初見たニュースでは、アカデミーノミネート俳優が死亡、となっていたので、
また、往年の名優が亡くなったのかと思ったが、
ヒース・レジャーだったのでびっくりした。

ヒース・レジャー氏死去 オーストラリア出身の俳優

俳優ヒース・レジャーが死亡、薬物過剰摂取の可能性

俳優ヒース・レジャーが急死

Heath Ledger Found Dead in NYC(英文)

ニューヨーク、マンハッタンの自宅アパートのベッドの上で、
発見したマッサージ師が応急措置を行ったが回復せず、
死亡が確認されたとのことだ。

薬物？とも言われているが、はっきりしない。
２８歳。

ヒース・レジャーは「ブロークバック・マウンテン」で、アカデミーノミネート。
「カサノバ」でも主演し「アイム・ノット・ゼア」などにも出ている。
私は「ブラザーズ・グリム」 「ロード・オブ・ドッグタウン」を見た。

よく使われる文句だが、本当に「まだこれから」って時に亡くなってしまった。
映画ファンとしては残念の一語に尽きる。

合掌。

これで「ダーク・ナイト」が彼の遺作になってしまった。

ＩＭＤＢでみる限り、すでにPost-Productionのステータスにあるようで、
全米で７/１８の公開が予定されている。（日本公開は９/２０の予定）

ヒース・レジャーは「ダーク・ナイト」のジョーカー。
（ダーク・ナイトは暗い夜でなく闇の騎士、バットマンのこと）

関係者が映画公開前に死ぬことはないことではないが、
こういった準主役と言うか敵役と言うか、
矢吹丈に対する力石徹、星飛雄馬に対する花形満のような存在の役者が、
映画公開前に死んでしまったら、スタジオはどうするのか、とても気になる。

ヒース・レジャーはこの役に相当入れ込んでいたようで、
１９８９年のジャック・ニコルソンのジョーカーとは
全く違ったキャラに仕上がっているようだ。

それは予告でも見てとれるし、関係者のインタビューでも語られている。

ずっと楽しみにしていた映画の一つで、いまも楽しみと言うと不謹慎だが、
この映画を観ることが供養になるのではないか、と思っている。

なお、１９８９年の「バットマン」のメインキャストは
バットマン：マイケル・キートン
ジョーカー：ジャック・ニコルソン
ビッキー：キム・ベイジンガー
監督はティム・バートンである。

「ダークナイト」は、「バットマン・ビギンズ」と同じく
クリストファー・ノーラン監督、
バットマンにクリスチャン・ベール、執事のアルフレッドにマイケル・ケイン、
モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンなどは同じキャスティング。

前作でケイティ・ホームズが演じたレイチェルは、
ジェイク・ギレンホールの姉、マギー・ギレンホールになっている。

余談だが、ケイティ・ホームズの久々の最新作は、全米で１/１８封切りの
ダイアン・キートン、クィーン・ラティファ、との共演のコメディで、
「Ｍａｄ　Ｍｏｎｅｙ」