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試写会「ロード・オブ・ドッグタウン」@ヤクルトホール

2005-11-16 01:55:58 | 映画感想
新橋ヤクルトホールで鑑賞。
好みの分かれる映画かも。

1975年、アメリカ、カリフォルニア、ヴェニス。
通称、ドッグタウン。

サンタモニカの少し南、ボート関係に詳しい人なら知っている、
マリーナ・デル・レイのすぐ近く。

ヴェニスビーチは観光地としても有名。
ところどころに海に突き出した桟橋がある。
メキシコ系の住民が多く住んでいて、
金持ちもいるけど貧困やドラッグもそこここにある、そんなところ。

以下、完全にバレバレですので、筋を知りたくない人は読まないこと。

**

高校生のトニー・アルヴァ(ヴィクター・ラサック)
ステイシー・ペラルタ(ジョン・ロビンソン)
ジェイ・アダムス(エミール・ハーシュ)は、
学校をサボってサーフィンに行くような間柄。

しかし、地元でも若い彼らは(先輩の締め付けが厳しく)
なかなか自由にサーフィンもできやしない。

そんな頃、サーフボードショップに
(ここの親父、スキップがなんとヒース・レジャー=「ブラザーズ・グリム」)
アクリルのホイール(スケボー用語ではウィール)が持ち込まれる。

それまで使っていたローラースケートのホイールに比べ格段に操作性が上がり、
自由にサーフィンができないこともあって、
彼らは急速にスケボーにのめりこんでいく。

良い波は滅多に来ないが、道はずっとたくさんある。

ヒース・レジャーはスケボーで一儲けしようと、
彼らを入れてチームを作り大会に参加、スケボーの製造を始める。

よりスリリングなスケーティングを求め、
彼らは他人の家の空のプールですべりまくったり、やりたい放題。
大会での3人の活躍もあって、スケボーの人気はどんどん上がり、
ヒース・レジャーの店も儲かる。

そのうち、メジャーなスケボーメーカーがチームのみんなを引き抜きにかかる。
みんなばらばらになって、ヒース・レジャーの店を、そしてチームを離れていく。

トニーは有名スケートボードメーカーと組んで人気スターになり、大金持ちに。
ステイシーも別のチームで大会を転戦し、そこそこ成功。
ジェイはバイトしながらもスケボーを続けるが、結局はチンピラの仲間に。

それぞれが違う生き方を選び、一時は疎遠になってしまう。

3人と仲のよかったシド(マイケル・アンガラノ)の病気で
また一同に会した3人はやっぱりスケボーの大好きな一途な青年だった。

**

エンドロールで、
実際のトニー、ステイシー、ジェイの若き日の映像が映し出されます。
8ミリフィルムの映像らしく画像はぼやけているが、
キャストの3人ととてもよく似ている。

トニー・アルヴァは実際にスケボーの世界チャンピオンになり、
ステイシー・ペラルタはスケボービジネスで成功しただけでなく、
監督としてサーフィン映画を撮ったり、この映画でも脚本を書いている。

ジェイは「悪さ」のせいで保護観察の身らしいが、
いまだに現役サーファー+スケボー乗りと言うことだ。

もう一人のキーパーソン、シドは脳腫瘍で若くしてこの世を去った。

本物の3人はメンバーの演技指導にも一役買ったそうだ。

もちろんスタントマンやスタンドインは使われているが、
役者のほうの3人ともスケボーを猛練習し相当乗れるようです。

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