USLPGA、全米女子プロ、結果。

結果はクリスティ・カーのぶっちぎりでした。
追うべき位置の選手が失速し、日ごとに差が開くばかり。

最終日も６アンダーのクリスティ・カーに対し、同組の姜知(カン・ジミン)は２オーバー。

ひとつ前の宮里美香は４オーバー、アザハーラ・ムニョスは３オーバーと失速。

そのひとつ前の組も金設煕(キム・ソンヒ)３アンダー、申智愛(シン・ジエ)１アンダーと、
クリスティ・カーを脅かすには至らなかった。
優勝スコアは１９アンダー。

ロレックス・ランキングは試合ごとに重みづけをした加重平均なので、
試算ではこれで５位から一気にトップになるらしい。
彼女自身はもちろん、アメリカ人選手がトップに立つのは初めて。

歴代は、アニカ・サソレンスタム、ロレーナ・オチョア、申智愛(シン・ジエ)、宮里藍。
ただ、これを「宮里藍1位から陥落」などとセンセーショナルに伝えるのはいかがなものか。
今までマスコミはロレックス・ランキングに関心すらなかったのに、なんて思っちゃいますね。

２位は金設煕(キム・ソンヒ)。通算７アンダーと１２打差も付けられた。

５アンダーの３位タイには、申智愛(シン・ジエ)と宮里藍。

宮里藍は７バーディ、１ボギー。
－－－－○○○－○　－－－○－○○－△
ドライバー：２３０．５ｙ、フェアウェイ：１０、パーオン：１２、パット数：２３。
１８番は４日間ともボギーでした。

４アンダー、５位タイにはカーリー・ウェブと金寅敬(キム・インギョン)。
３アンダー、７位タイには、モーガン・プレッセル、姜知(カン・ジミン)、
朴仁妃(パク・インビ)、ミーガン・フランセラ。

２アンダー、１１位タイにはアザハーラ・ムニョスとスーザン・ペターセン。

宮里美香は４オーバーで、結局１アンダーの単独１３位に終わった。
トップとは１８打差。いわゆる「エブリ１」の差がついた。
３日目を終わってトップと８打差とはいえ２位タイだったから、惜しいことをした。
－－△－△－－－○　△－△△－－－－－
ドライバー：２３７．５ｙ、フェアウェイ：７、パーオン：１２、パット数：３１。

いずれにしてもこれが今季最高位だし、まだビッグゲームが続くから頑張ってほしいものです。

イーブンパー、１４位タイ、ステーシー・ルイス、ブリタニー・リンシコムら５人。
１オーバー、１９位タイ、ミシェル・ウィー、曽雅妮(ツェン・ヤニ)ら６人。
２オーバー、２５位タイ、横峯さくら、ナタリー・ガルビスら９人。

横峯さくらは、終盤ばたばたっと来て３バーディ、３ボギー、１ダブルボギー。
－－－－－－－－－　－－○○△△▲○△

有村智恵は１バーディ、１ダブルボギーで通算３オーバーの３４位タイ。
－－－－○－－－－　－－－▲－－－－－
ドライバー：２３１ｙ、フェアウェイ：９、パーオン：１０、パット数：２７。

ポーラ・クリーマーは通算４オーバー、４２位タイ。
盧曉晴(テレサ・ルー)は、７オーバーの５９位タイ。
マリアヨ・ウリベは１０オーバーの６７位タイでした。

次週はオハイオ州で、コーニング・クラシック。
宮里美香と上田桃子は出場ですが宮里藍はお休みの模様。

その次はペンシルバニア州での全米女子オープン。

出場者をつらつら眺めてみると、ＪＬＰＧＡ関連では次の名前がある。
但し、これらの選手は出場が期待されるということで確定ではない。

（アルファベット順）
有村智恵、
タミー・ダーディン、
全美貞(チョン・ミジョン)、
キャンディ・クン、
李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、
宮里藍、
宮里美香、
森桜子、
諸見里しのぶ、
朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、
宋ボベ、
上田桃子、
上野藍子、
横峯さくら、

なお、一覧表には三塚優子の名前も載っているが、ご承知のように例の件で、
出場資格のある海外試合の内、全米女子オープン、エビアンマスターズ、全英女子オープン
の３試合出場辞退を決めており、一覧に書かなかった。