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史上最長野球試合、延長50回で決着

2014-08-31 12:20:28 | 野球
まさに記録に残る試合となりました。

中京 000000000 000000000 000000000 000000000 000000000 00003

崇徳 000000000 000000000 000000000 000000000 000000000 00000


何が何でも8月中に終わらせる予定だったんでしょうが、
まさかこんなに0行進が続くとは関係者の誰も予想してなかったでしょう。

大会4日目、8/28に開始された、第59回全国高等学校軟式野球選手権大会準決勝
崇徳高校対中京高校の試合は15回を終わって0-0のサスペンディッドとなり、

翌8/29に行われた継続試合は、16回から30回まで進み、依然0-0、
翌8/30に行われた継続試合は、31回から45回まで進み、依然0-0、
いよいよ8月最終日となった8/31に行われた継続試合で、
ついに延長50回! 中京高校が3点を入れ、その裏を0点に抑えて勝利した。

これだけ見ればスポ根感動ものだが、問題はこれが準決勝だということ。

大会はこの後12:30から準決勝を勝ち上がったもう1校、三浦学苑高校との
決勝戦が行われる。

両投手とも一人で投げ切り、合わせて1300球を超える熱投。
二人の根性には敬意と言うか畏敬の念すら感じる。

監督もずいぶん悩んだらしい。
先が見えない中、同じ投手をマウンドに送り続けて良いのか。

点が入っての同点延長なら換えることもできたかもしれないが、両軍無得点。

いわば真剣勝負のつば競り合いで、引いた方が負けの状態の中、
選手たちには最後までやらせてやりたい気持ちとそこまでやらせていいのかの葛藤。

現ルールの中では誰も悪くないというか、他の方法はなかったと思われる。

か、しかし、敢えて言う。

ルールそれでいいのか。
ピッチャー壊れるぞ。
いやピッチャーだけでなく選手全員ヤバいかも。

高校野球は教育の一環らしいが、こういう教育で良いのか。

以前から高校野球では投球制限を付けた方がいいのではないかとの意見があって、
その一環なのかどうか知らないけど、延長戦タイブレイク方式が提案されたりしている。

やり方次第では効果がありそうだが、どうも小手先の改革の気がする。

投球制限とともに、ベンチ入り人数を増やすことも必要だし、
大きい大会では予選本大会とも日程を見直すことも必要。

細かくは書きませんが、当面の対策は小出しでも小手先でもいいけど、
もっと根本的に問題点を洗い出して見直しを掛け、改革しないと
頑張るのはいいんだけど、体壊すまでやるのはいかんと思いますが、いかが。

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