
2013/8/10、109シネマズ木場。
上映時間の関係で2D版を鑑賞。
さすが夏休みの公開初日、ほぼ満席だった。
*
ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ファナ・モコエナ。
*
元国連職員のジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、
妻のカリン(ミレイュ・イーノス)娘のレイチェル、コニーらとともに
車で旅行に出かけた。
途中街中での渋滞は尋常ではなく、車は全く動かない。
白バイがミラーをひっかけていき、続く白バイはトラックに跳ね飛ばされる。
後ろから迫る不思議な集団。逃げ惑う人に噛みついて倒しながら次々と人を襲う。
噛まれて倒れた人は12秒ほどで覚醒し、噛みつく側の一員となる。
ジェリーは車を走らせるが衝突。別の車を確保して逃げる。
一旦は狂気の集団から逃れたものの、安全ではなかった。
ジェリーは国連の事務官のティエリー(ファナ・モコエナ)に電話し、救出を要請。
アパートの一室に立てこもり、その後屋上に向かう。
アパートの少年を連れ、ジェリー一家の計5人はギリギリのところでヘリに救出され、
海上の空母に退避し、原因究明の協力を要請される。
家族の安全を人質にされ、ジェリーは若いウィルス学者とともに
最初に感染情報のあった韓国の米軍基地に向かう。
しかし、着陸直後に襲撃に遭い、ウィルス学者はあっさり死亡、
ジェリーは果たして事態を打開し家族をそして人類を救うことはできるのか。
**
史上最も俊敏に動くゾンビ。
自滅もいとわないで、攻撃をしてくる。
予告のパニックシーンは中盤までに出そろうが、直接ネタバレには結びつかない。
どういう状況でああなったかはよくわかる。
コメディ仕立てではなく真面目にゾンビと戦うとすると、
設定にどれだけの真実味があるかだが、
噛まれることでウィルス性の病原菌に感染し(一旦死ぬが)ごく短時間に発症。
病理解剖して原因の特定や、病原菌の分離培養についてはうまく行ってない。
等は既知であるかのように共通している。
また、ゾンビについては毎回疑問に思う、ほぼ狂人化しているのに、
どうして同じ目的に向かって集団行動がとれるのか、
どうして仲間は襲わないのか(共食いはしないのか)の解はない。
とすれば、ゾンビの原因究明や治癒がテーマではなく、
パンデミックを伴うパニック状態の時に如何に愛する人を守っていくか、
また人類共通の危機に対してどうあるべきか、が主眼となってくる。
個々のエピソードはそれをどう展開していくかのパターンの提示。
死んでいるのに死んでない場合、どうやって殺すのかが疑問になるが、
この映画の設定では、普通に殺すことができるし、頭を破壊することが効果的なので、
いわゆるアンデッド、本物のゾンビ、と言うよりは、凶暴化し感染拡大させようとする
「ウィルス性ゾンビ症候群」と考えればいいのかもしれない。
*
奥さんは「LAギャング・ストーリー」の身重の妻、コニー。
子役は親に似ていることはあまり重視しないのか。
長女は比較的母親似と言えるが、次女は両親のどちらにも似てない。
上映時間の関係で2D版を鑑賞。
さすが夏休みの公開初日、ほぼ満席だった。
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ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ファナ・モコエナ。
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元国連職員のジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、
妻のカリン(ミレイュ・イーノス)娘のレイチェル、コニーらとともに
車で旅行に出かけた。
途中街中での渋滞は尋常ではなく、車は全く動かない。
白バイがミラーをひっかけていき、続く白バイはトラックに跳ね飛ばされる。
後ろから迫る不思議な集団。逃げ惑う人に噛みついて倒しながら次々と人を襲う。
噛まれて倒れた人は12秒ほどで覚醒し、噛みつく側の一員となる。
ジェリーは車を走らせるが衝突。別の車を確保して逃げる。
一旦は狂気の集団から逃れたものの、安全ではなかった。
ジェリーは国連の事務官のティエリー(ファナ・モコエナ)に電話し、救出を要請。
アパートの一室に立てこもり、その後屋上に向かう。
アパートの少年を連れ、ジェリー一家の計5人はギリギリのところでヘリに救出され、
海上の空母に退避し、原因究明の協力を要請される。
家族の安全を人質にされ、ジェリーは若いウィルス学者とともに
最初に感染情報のあった韓国の米軍基地に向かう。
しかし、着陸直後に襲撃に遭い、ウィルス学者はあっさり死亡、
ジェリーは果たして事態を打開し家族をそして人類を救うことはできるのか。
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史上最も俊敏に動くゾンビ。
自滅もいとわないで、攻撃をしてくる。
予告のパニックシーンは中盤までに出そろうが、直接ネタバレには結びつかない。
どういう状況でああなったかはよくわかる。
コメディ仕立てではなく真面目にゾンビと戦うとすると、
設定にどれだけの真実味があるかだが、
噛まれることでウィルス性の病原菌に感染し(一旦死ぬが)ごく短時間に発症。
病理解剖して原因の特定や、病原菌の分離培養についてはうまく行ってない。
等は既知であるかのように共通している。
また、ゾンビについては毎回疑問に思う、ほぼ狂人化しているのに、
どうして同じ目的に向かって集団行動がとれるのか、
どうして仲間は襲わないのか(共食いはしないのか)の解はない。
とすれば、ゾンビの原因究明や治癒がテーマではなく、
パンデミックを伴うパニック状態の時に如何に愛する人を守っていくか、
また人類共通の危機に対してどうあるべきか、が主眼となってくる。
個々のエピソードはそれをどう展開していくかのパターンの提示。
死んでいるのに死んでない場合、どうやって殺すのかが疑問になるが、
この映画の設定では、普通に殺すことができるし、頭を破壊することが効果的なので、
いわゆるアンデッド、本物のゾンビ、と言うよりは、凶暴化し感染拡大させようとする
「ウィルス性ゾンビ症候群」と考えればいいのかもしれない。
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奥さんは「LAギャング・ストーリー」の身重の妻、コニー。
子役は親に似ていることはあまり重視しないのか。
長女は比較的母親似と言えるが、次女は両親のどちらにも似てない。
本作に登場するゾンビは、「本物のゾンビ、と言うよりは、凶暴化し感染拡大させようとする「ウィルス性ゾンビ症候群」と考えればいい」というご指摘は鋭く、十分な説得力があると思います。
なお、「噛まれることでウィルス性の病原菌に感染し(一旦死ぬが)ごく短時間に発症」とお書きになっておられるところ、ゾンビの血を浴びたブラピが、屋上で12数えてゾンビに変身するかどうか自己確認するたシーンからすると、感染から発症までの間に「一旦死ぬ」というプロセスが入るのかどうかよくわからないのですが(ブラピは「一旦死」んでいないのだから、数えるまでもないのでは、と思えてしまいます)?
貴記事の深い分析にはいつも感心しています。
たしかに、ブラピは死んでませんね。
この映画の場合、咬まれた人を本当に死んだかどうか確かめた人もいないので、
初期症状は死んだように見えるが、初期症状が出ずいきなりゾンビ症候群を発症する場合がある
(かもしれないとブラピは思った)と考えればいいのかもしれません。