goo blog サービス終了のお知らせ 

ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

格差拡大、是か非か疑問

2006-04-13 17:57:02 | Weblog
18年版労働経済白書 20代所得格差が拡大 成果主義で30-40代正社員も (産経新聞) - goo ニュース

格差拡大が本当に悪いことか。

格差がないということが本当に公平なのか。
結果の平等、ということが目指すべきものなのか。

小泉首相を擁護するわけではないが、
頑張った者といい加減な者と同じ評価で良いのか。

どこの会社でももうすぐ昇給査定の時期だろうが、
あれだけ頑張ったんだから給料はたくさん上がるだろうと期待している人も多いだろう。

これが、思ったより昇給が少なくて、
しかも自分から見て「出来の悪いあいつ」と昇給が同じだったらどう?
絶対不満だよね。
仮に思ったより昇給がよくても「出来の悪いやつ」も同じように上がってたら、
これも絶対おかしいと思わないか。

格差というより頑張ったものが評価されないことの方がおかしい。

記事を振り返ってみると、
非正規労働者と正社員、平たく言やあ、派遣やパートと常雇いで格差が大きいのは問題だと思う。
スーパーなどでは経験の豊富なパートさんのほうがしっかり仕事をこなす例は多いらしい。
労働時間数による賃金格差はあっても賃金単価では同等に評価されるべきだろう。

しかし、「正社員で業績・成果主義賃金の導入で賃金格差が拡大した」のは当然といえば当然。
行き過ぎた成果主義や、本質をよく判っていないで取り入れた場合には問題があろう。
成果を公平に評価する仕掛けも難しいところだと思う。

しかし、出来の悪いやつは残業して給料が多く、
できの良いやつはさっさと仕事を終えて残業しない、
あるいは、仕事がどんどん回ってきて、できの良いやつほど辛い思いをする、
こういう例は枚挙に暇がない。
これで格差がなかったら、そっちの方こそ不公平ではないか。

一生懸命効率よく働いているものと、
いわゆる「遅れず休まず働かず」が同じ評価でしかも年功賃金だったら、
それこそおかしいと思わないか。
それが公務員だったらなおさらだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「プレSE奔走す」公共調達... | トップ | 武富士クラシック(USLP... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事