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ガソリン安くなれば無駄遣い?

2008-01-27 09:23:05 | 政治経済
ガソリン国会──ガソリン値下げ隊は二酸化炭素増やす隊か?(WIRED VISION) - goo ニュース

この記事を読んで理論のすり替えが気になった。

その最大のものは、ガソリン税のおかげで環境にやさしいというものだ。
環境対策でガソリン税をかけると言うのなら道路特定財源でなく、
環境対策税とすればよい。
そして徴収した税金は、環境対策や新エネルギー開発や、
温暖化対策に使うのなら分かる。

道路を造るために税金を取っておいて、
税金を取れば車の通行量が減るという理論は自己矛盾だ。

次にガソリンが安くなれば、使用量が減ると言うのも矛盾だ。
確かに昨今のガソリン価格高騰で、
このところ自動車の稼働率が減っているようだ。

もし自動車のガソリン使用量を低減させるために
税をとっていると言うのなら、
もっと高くしてガソリン消費量を抑えればよい。

今までガソリン税の議論で
ガソリンの使用量を抑えるために税金を取っているということは、
聞いたことがないし、もしそうならなぜ道路特定財源なのか。

そもそも道路特定財源とは、道路を整備して交通を便利にし、
物流やその他の移動を促進させるものではないのか。

繰り返すが、道路特定財源として税金を取っておきながら、
税金を取らないとガソリン消費が増えると言うのは自己矛盾。

車から取った税金で鉄道会社に補助金を出すと言うのならまだしも、
道路を造るための税金で車の使用、ガソリンの使用を減らすと言うのは、
自己矛盾に他ならない。

ガソリンが安くなれば使用量が増えるというのも本当か疑わしい。
一見もっともらしい論理展開だが、じゃあハイブリッドカーの所有者は、
普通のガソリン車に比べて著しく走行距離が多いのだろうか。

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