2011/10/24 ユナイテッドシネマ豊洲。
ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン、エイダン・ギレン。
*
トム・ブラント警部補/部長刑事(ジェイソン・ステイサム)は、乱暴デカ。
きょうも車上狙いの若者を見つけると、コテンパンに叩きのめし、
暴力警官と新聞でたたかれる。
そんなある日、警ら中の婦人警官が射殺される事件が起きる。
休暇中のロバート警部の代わりにポーター・ナッシュ(パディ・コンシダイン)が
移動してきて事件の指揮を執ることになった。
ナッシュはホモで有名だが辣腕で、署内の不祥事にも目を光らせる。
犯人と名乗る男からジャーナリストのダンロップ(デビッド・モリシー)に
電話がかかってくる。
男は、ブリッツと名乗り、あと8人の警官を殺すとほざく。
二人目はパトカー乗務中の警官だった。
そして、三人目の犠牲者はなんと、ブラントの親友でもあるロバート警部だった。
ロバートの家を襲った犯人は射殺に失敗し、ロバートを撲殺し
部屋に火を放って証拠隠滅を図る。
ブラントはナッシュと協力、当たりをつけたバリー・ワイス(エイダン・ギレン)を調べる。
実際犯人はワイスだったが、証拠がなく、一旦は逮捕してが結局釈放せざるを得ない。
ワイスは有頂天でマスコミのフラッシュの中を悠々と帰っていく。
そして、さらに事件は起こり、犠牲者が出る。
果たしてブラントはワイスを野放しにしておけるのか。
**
イギリス版ダーティ・ハリーとでもいおうか。
法が裁けない犯人を処刑する、言わば必殺仕置き人。
何が正義か、何が悪かの議論はこの際置いといて、悪い奴、
性根の腐ったやつらは叩きのめす。
かといって、自分が絶対正義とは言わず、どちらかといえば悪、
しかも悪い奴には徹底して悪。
本当にあったら大変だが「毒を以て毒を制す」は
古今東西の一つの「正義」の考え方なのかも。
*
ジェイソン・ステイサムは、どちらかというと「まともな悪い奴」の役が多いが、
今作では「悪いまともな役」となっている。
彼は車のアクションが多いが今作では普通の運転しかしておらず、
その部分の期待には応えてない。
いずれにしても肉体派、武闘派の役柄が多く、
「エクスペンダブル2」「ワイルド・スピード6」への出演が期待されている。
パディ・コンシダインは「ホット・ファズ」では古参の地元警官、
「ボーン・アルティメイタム」ではボーンを追うジャーナリスト。
ストークスのルーク・エバンスは「三銃士」のアラミス。
ザウィ・アシュトンは初見だが、TVの出演が多いようだ。
ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン、エイダン・ギレン。
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トム・ブラント警部補/部長刑事(ジェイソン・ステイサム)は、乱暴デカ。
きょうも車上狙いの若者を見つけると、コテンパンに叩きのめし、
暴力警官と新聞でたたかれる。
そんなある日、警ら中の婦人警官が射殺される事件が起きる。
休暇中のロバート警部の代わりにポーター・ナッシュ(パディ・コンシダイン)が
移動してきて事件の指揮を執ることになった。
ナッシュはホモで有名だが辣腕で、署内の不祥事にも目を光らせる。
犯人と名乗る男からジャーナリストのダンロップ(デビッド・モリシー)に
電話がかかってくる。
男は、ブリッツと名乗り、あと8人の警官を殺すとほざく。
二人目はパトカー乗務中の警官だった。
そして、三人目の犠牲者はなんと、ブラントの親友でもあるロバート警部だった。
ロバートの家を襲った犯人は射殺に失敗し、ロバートを撲殺し
部屋に火を放って証拠隠滅を図る。
ブラントはナッシュと協力、当たりをつけたバリー・ワイス(エイダン・ギレン)を調べる。
実際犯人はワイスだったが、証拠がなく、一旦は逮捕してが結局釈放せざるを得ない。
ワイスは有頂天でマスコミのフラッシュの中を悠々と帰っていく。
そして、さらに事件は起こり、犠牲者が出る。
果たしてブラントはワイスを野放しにしておけるのか。
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イギリス版ダーティ・ハリーとでもいおうか。
法が裁けない犯人を処刑する、言わば必殺仕置き人。
何が正義か、何が悪かの議論はこの際置いといて、悪い奴、
性根の腐ったやつらは叩きのめす。
かといって、自分が絶対正義とは言わず、どちらかといえば悪、
しかも悪い奴には徹底して悪。
本当にあったら大変だが「毒を以て毒を制す」は
古今東西の一つの「正義」の考え方なのかも。
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ジェイソン・ステイサムは、どちらかというと「まともな悪い奴」の役が多いが、
今作では「悪いまともな役」となっている。
彼は車のアクションが多いが今作では普通の運転しかしておらず、
その部分の期待には応えてない。
いずれにしても肉体派、武闘派の役柄が多く、
「エクスペンダブル2」「ワイルド・スピード6」への出演が期待されている。
パディ・コンシダインは「ホット・ファズ」では古参の地元警官、
「ボーン・アルティメイタム」ではボーンを追うジャーナリスト。
ストークスのルーク・エバンスは「三銃士」のアラミス。
ザウィ・アシュトンは初見だが、TVの出演が多いようだ。
イギリスものとは言え、ガイ・リッチーなんかはもっとキレキレの演出するんで、この監督はオーソドックスに攻めすぎたかな…。
ラストのビルの屋上までのシーンもやたら長かったし。
そういえば「バンク・ジョブ」も地味でした。
TB、ありがとうございましたm(__)m
しばらくスカイツリーには近づいていませんが
>ステイサムは、どちらかというと「まともな悪い奴」の役が多いが、今作では「悪いまともな役」となっている。
うん、その表現的を得てうまいですね~
何故かステイサムの映画って観てしまうんですよね(笑)
コケる作品がないからかなぁ^^
「キラー・エリート」も期待しているんですが、公開されるでしょうか
「悪いまともな奴」ですか~うまいこと言いますね。
それだけになんとなくしっくりこなかったのかな?
「お前はアイルランド人か、俺はケルト人だ」でとっさに「キング・アーサー」(2004)を思い出しました。
あの映画のケルト人は野蛮人の風体でした。
ステイサムは相変わらずですが、 犯人役がインパクト大で印象に残りました。
個人的にはあのオチはイマイチかな。根本的に暴力を裁くのは暴力しかないという結論は嫌いです。事実なだけにやりきれなくなります。
結局、暴力は暴力でしか排除できないとすればやっぱり虚しいものがあります。
…とはいえ、逃走劇の走りっぷりは相変わらず。
イギリス映画は暴力描写は容赦なく描くけれど、アメリカ映画のようなスカッとしたものは描かないのかも?
時代劇でよくある切られて腕が飛ぶようなシーンもアメリカ人が見れば残虐シーンらしいですから。
「ホットファズ」も痛いシーンがいっぱいでした。