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映画「メリー・ポピンズ リターンズ」@ユナイテッドシネマ豊洲、2019/2/14

2019-02-14 00:44:04 | 映画感想
2019/2/14、ユナイテッシネマ豊洲。
9番スクリーン、過去メモを参考にE列を選択。

レディスデイということもあって、観客は女性がほとんど。


 
エミリー・ブラント、リン・マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、
エミリー・モーティマー、コリン・ファース。



前作「メリー・ポピンズ」から20年後。(25年とも、IMDBではdecades=何十年)
明け方に街の灯りを消して回るジャック(リン・マニュエル・ミランダ)。

霧のロンドンは相変わらずだが、世の中は大恐慌の不景気真っただ中だった。
前作で銀行勤めだったMr.バンクスの息子、マイケル(ベン・ウィショー)は、
男女の双子、アナベルとジョン、それにジョージの3人の父親。

前年に家の切り盛りをしていた妻を亡くし、家計のやりくりに追われている。
エレン(ジュリー・ウォルターズ)は、相変わらず家政婦として働いている。
姉のジェーン(エミリー・モーティマー)は未だ独り身で、弟一家の世話を焼いている。
家は古くなり、水道管から水が噴き出すような傷み具合。
そんな一家のもとに2人の弁護士がやってきた。
2人はマイケルが勤める銀行から受けた融資の一括返済を求めに来た。
5日間の間に残金を返済しないと家を差し押さえると言うのだ。

その銀行はかつて父、ジョージ・バンクスが勤めており株を持っていたはずで、
マイケルとジェーンは父の遺品の中から株券を探そうとする。
なかなか見つからないが外に捨てたガラクタの中から凧が風にあおられて飛び出した。

出かけていたジョージが凧を掴まえて空高く上げると、大空高くから凧を掴まえた
メリー・ポピンズが降りてきた。
メリー・ポピンズは3人を家に連れて帰り、ナニー(乳母、しつけ係、字幕では教育係)になる。

こうしてメリー・ポピンズが加わった一家は借金を返済し家を失わずに済むだろうか。



前作に対するオマージュ満載。
屋根裏で見つけたのは「2ペンスを鳩に」で出てきたスノウボールと思われる。

姉のジェーンは、女性参政権運動に熱心だった母親に似て労働者の権利運動に力を注いでいる。
凧も前作でマイケルが遊んでいたものと同じ設定。

エレンは前作でも登場。
同じ人物の設定だがさすがに同一キャストではなく、ジュリー・ウォルターズ。
彼女は「ハリポタ」でロンの母親のモリー・ウィズリー、
「マンマミーア」ではメリル・ストリープの友人のロージー。

そのメリル・ストリープはいとこのトプシー。
知らないと気づかないような(声で分かるけど)メイクだった。

前作では煙突掃除屋で先代のドース頭取との二役だったディック・バン・ダイクが、
(前作では息子の新頭取の)ドース頭取役で出ている。

ジュリー・アンドリュースには公園の風船売りのオファーがあったが固辞したため、
アンジェラ・ランズベリーになった。
実はアンジェラ・ランズベリーは前作でメリー・ポピンズの候補だったそうだ。
二人とも撮影時は91歳(現在はともに93歳でアンジェラが2か月上)で
ディズニー映画史上最年長男女となっている。



一応ストーリーはあるが、展開がややグダグダでつぎはぎ感は否めない。

思い出補正の可能性もあるが、曲全般は前作の方が良かった。
個人的には歌は「本は表紙じゃわからない」と「無くしたものが行くところ」が良かった。
エミリー・ブラントが下手というわけではないが、歌はジュリー・アンドリュースの方が一枚上。

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