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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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大相撲初場所の行方は(追記あり)

2022-01-22 12:10:56 | スポーツ
照ノ富士と御嶽海が2敗で並んでのあと2日。

今日の対戦は照ノ富士は阿炎と御嶽海は宝富士。
多分順当な結果になるだろう。

明日の千秋楽の組み合わせはおそらく今日の取り組みが終わってから発表されるのだろうが、
結びは照ノ富士と御嶽海になるのか。
そうするとまたも横綱大関戦は無しになる。
正代もなめられたものだが、阿武咲にあっさりやられるようでは致し方ないか。
貴景勝が休場してしまって正代が休めないのはわかるが、今場所は元気なく負け越し。
昔は弱い大関を九六大関(くんろくおおぜき、9勝6敗の意味)と言ったものだが、
正代は九六なら良い方だ。

結びを横綱大関戦、結び前を関脇対決にすれば、成績は別にして番付的には格好がつく。
いずれも勝って優勝決定戦というのも面白いが、仮にもこの2日間でどちらかが負けて、
直接対決のないまま優勝が決まればファン心理としては納得できないものがある。

御嶽海は今まで序盤、中盤と好調でも終盤に崩れて結局そこそこの成績と言うのが多かった。
今場所の2敗はいずれも完敗だが連敗せず踏ん張っている。
いよいよ大関取りへ来場所が勝負。
優勝できなくても今場所並みの成績であれば大関昇進は固い。

照ノ富士は玉鷲、明生と速い攻撃で不覚を取った。
阿炎の諸手突きからの速攻を受けても優位は揺るがないとは思うが、思わぬ落とし穴があるかも。

** 追記1 **

十四日目。御嶽海は正代を破り2敗を守った。正代は9敗となり、来場所角番だ。
大関在位8場所にして3回目の角番。
大関昇進直後の2020年11月場所は途中休場で3勝2敗10休。
翌1月場所は11勝4敗で大関在位中最もいい成績。
その後は7-8、9-6、8-7、8-7、9-6と2桁勝てていない。

一方の照ノ富士は阿炎にしてやられた。
諸手突きからののど輪、取り口を覚えていないと言う阿炎の執拗な押しに捕まえる間もなく押し出された。
これで阿炎と並んで3敗目。3敗にはもう一人琴ノ若がいる。

千秋楽結びで御嶽海が照ノ富士に勝てばすんなり御嶽海の優勝。照ノ富士が勝てば優勝決定戦。
阿炎と琴ノ若も勝てば4人の決定戦になる。
仮に4人の決定戦になれば、いわゆるトーナメント方式になり、優勝には本割と合わせて3番取ることに。

** 追記1 終わり

** 追記2 **

千秋楽、阿炎と琴の若の対戦となったため、4人の決定戦の可能性は無くなった。
阿炎と照ノ富士が勝てば、御嶽海を含めた巴戦。
御嶽海が勝てば阿炎の結果いかんにかかわらず御嶽海優勝。

** 追記2 終わり 

御嶽海を除いて関脇以下は降格が目立つ。
現時点で勝ち越してるのは阿武咲(前5)、豊昇龍(前6)、阿炎(前6)と、それ以下では
石浦、琴ノ若、碧山、琴恵光だけ。、今日勝ち越しを決めた玉鷲と若元春。

まだ6敗、7敗でこの2日間に勝ち越しの目がある力士も多いものの、関脇、隆の勝と小結2人は負け越し、
前頭35名のうち16名が負け越しで来場所の番付は大きく変化しそう。
前頭35名は昨日までの16名に加え、翔猿、照強が今日負けて負け越しは18人。
7勝7敗の力士は、宇良、逸ノ城、佐田の海、千代丸、栃ノ心、王鵬で、明日次第。
英乃海はまだ処分が決まっていないが、最悪は解雇、良くて3場所出場停止ぐらいか。
いずれにしても来場所の番付は大きく変化しそうだ。

それにしても負傷休場力士が多い。
一説によれば怪我の原因の一つは大相撲の土俵が小さく高いからだと言う。
土俵の円のサイズは決まっているが、その外側、土俵の縁までの距離が短いらしい。
また土俵も高く段差が大きいので土俵下に落ちたときの衝撃がすごいらしい。
アマチュアの土俵ではもう少し広く低いらしい。
こども相撲では、土俵外に投げられても一回転できるぐらいの広さがあると言う。
また、落下したときのけが防止のために係員がカバーする体制をとっているとも聞く。

力士が大きく重くなったのも怪我が多い要因らしい。
現役時代は大柄に見えた大鵬は150kgほどで、大鵬と覇を争った柏戸は140kg台前半。
(大鵬の孫の王鵬は180kgぐらい)
今の幕内力士は平均で160kg程度らしいから、稀代の名力士も平均以下。
確かに重いと怪我のリスクも増えるが、土俵を広くする選択肢はないのか。
土俵の円を広くしろとは言わないが、その外側は広くしても良いのでは。
土俵下への転落防止がけがの防止につながるはずだ。
審判や土俵下に待機する力士の位置を下げて空間を広く取り衝突を防ぐ。
土俵下にクッション材やマットを敷き、落下時の衝撃を和らげる。
等々方法はいくらでもある。

怪我をしないように鍛えろと言うのは聞こえはいいが、怪我する力士が悪いと言っているようなもの。
土俵を広くしたら客の入りが減る=>実入りが減る=>だからできない?
色々事情はあるのだろうが、怪我しても休めず、明らかに力が出ていないのにズルズルと負ける。
これが本当に力一杯の相撲、全力勝負を見に来た客に対するプロの姿か、とは思う。

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