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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

2015-03-27 15:28:47 | 花卉草木
毎朝通るスポーツ会館の横の桜。
遂に咲きましたね。

こちらはソメイヨシノなので、花が先。
葉はまだ出てません。


日本中、いや世界中のソメイヨシノはすべてクローンですから、
同じ環境にいる木々は同時期に咲き始め、同時期に散ります。


開花からおよそ1週間で満開になります。

花が多く付き、花の時期には葉が出ていないこととほとんどの花が下向きに咲くことから、
下から見上げると、花、また花、の姿となります。

ソメイヨシノは江戸末期、江戸の染井村で開発された
エドヒガンザクラとオオシマザクラの交配種で
奈良の吉野桜にあやかって、吉野桜として売られていたようですが、
吉野桜=ヤマザクラとは別種で、混同を防ぐために「ソメイヨシノ」と
名づけられました。

自家不和合性が強く、ソメイヨシノ同士からソメイヨシノは作れず、
全てのソメイヨシノは接ぎ木等によって作られたクローンです。

ソメイヨシノと他の桜の交配種は作れますが、
それはもはやソメイヨシノではありません。

母親と全く同じ娘は産まれない。
DNAレベルで同じにするにはクローンしかないわけです。

日本人がソメイヨシノを愛でるようになったのは、ソメイヨシノが作られた
江戸末期から明治以降。

それまでは吉野桜などのヤマザクラが主流でした。
花は桜、花と言えば桜となったのは平安時代以降。

それまでは花と言えば梅でした。

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