2008/12/17、ニッショーホール。
帰宅ラッシュの時間帯の雨とあって、歩きにくいったらありゃしない。
前を行く若い女性二人連れ。
信号待ちで何やら手に持った紙をしきりに確認。
ひょっとして、、、、「おじさんの余計なお世話心」が口を突いて出た。
「ニッショーホール?この先だよ。もうちょい。」
紙を持っていた方の女性がびっくりしたように振り返り、
「うふふふ、ありがとうございます。」
こちらはその女性を追い抜いてニッショーホールに進んでいく。
あと少し、入口がそこまでになったとき、
斜め後ろを振り返って、件の女性を見て、入口方向を指さす。
向こうもこちらを見ていたようで「ありがとうございます。」と応えた。
雨だったからか、それとも応募が少なかったのか、
ざっと見、いいところ半分程度の入り。
こりゃ応募者全員当選かな、と思えるほど。
後ろの席では、
「252見た?」
「まだ。」
「私、ボロクソ書いちゃった。」
なんて会話も聞こえてきた。
***
さて、「きつねと私の12か月」
「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケ監督最新作。
登場人物は、10歳の少女リラ、ただ一人。
いや、最後に大人になったリラとその小さい息子が出てくるので、実質は3人か。
リラのママやパパも出てくるが遠景やら声だけやらで、ハッキリとはしない。
相手役は、キツネのティトゥ、その子供たち。
そして、森の動物たち、
オオカミ、フクロウ、ヤマネコ、トナカイ、ヒグマ、ネズミ、、、、、。
***
舞台はフランス南部の山間地。
10歳の少女リラは、ある日、学校帰りに森の中でキツネを見かける。
キツネは狩りに夢中でリラに気付かない。
リラはキツネに近づくが、気が付いたキツネは森の中に逃げていく。
それからキツネを懐かせようとするリラの毎日が始まる。
そこからはフランス山間部の自然と、動物たちがドキュメント風に展開される。
冬になり、リラは雪の中で転落して足を骨折する。
キツネたちは、冬の間も餌探しに余念がないが、
自分たちもヤマネコ(ヨーロッパオオヤマネコ)やオオカミに追われたりする。
春になり、キツネの恋の季節、リラの足も直り、再びキツネを探す。
リラは巣穴を見つけるが、キツネは子ぎつねを連れて巣穴を引っ越してしまう。
やがて、夏休みになり、リラのやるパンや鶏肉などのおかげで、
徐々にキツネの警戒も薄れる。
ある日、キツネの後をついていったリラは鍾乳洞に紛れ込み、
そこからなんとか出られたものの一夜を森で過ごす。
その一件の後、リラはキツネを懐かせることに成功し、ティトゥと名づける。
リラはティトゥを徐々に自分の家に近づけ、
スカーフで首輪をし、ひもで縛ろうとする。
そして、ついにティトゥを自分の部屋に引き入れるが、
ティトゥは嫌がって暴れ、突然悲劇が訪れる。
***
ドキュメント仕立て。
フランス映画のお得意分野?
「皇帝ペンギン」は、未見だが、
むしろ「WATARIDORI」に近いかも。
四季折々の自然、と言ってもいつも同じ場所の四季ではなく、
さまざまな風景が展開する。
とても同じ地域とは思えないほど多様だ。
フランス南部の自然、季節や風景や動物たちの紹介映画とでもいおうか。
それに少女とキツネのふれあいを絡めて見せた。
教訓は「手に取るな、やはり野に置け蓮華草」
帰宅ラッシュの時間帯の雨とあって、歩きにくいったらありゃしない。
前を行く若い女性二人連れ。
信号待ちで何やら手に持った紙をしきりに確認。
ひょっとして、、、、「おじさんの余計なお世話心」が口を突いて出た。
「ニッショーホール?この先だよ。もうちょい。」
紙を持っていた方の女性がびっくりしたように振り返り、
「うふふふ、ありがとうございます。」
こちらはその女性を追い抜いてニッショーホールに進んでいく。
あと少し、入口がそこまでになったとき、
斜め後ろを振り返って、件の女性を見て、入口方向を指さす。
向こうもこちらを見ていたようで「ありがとうございます。」と応えた。
雨だったからか、それとも応募が少なかったのか、
ざっと見、いいところ半分程度の入り。
こりゃ応募者全員当選かな、と思えるほど。
後ろの席では、
「252見た?」
「まだ。」
「私、ボロクソ書いちゃった。」
なんて会話も聞こえてきた。
***
さて、「きつねと私の12か月」
「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケ監督最新作。
登場人物は、10歳の少女リラ、ただ一人。
いや、最後に大人になったリラとその小さい息子が出てくるので、実質は3人か。
リラのママやパパも出てくるが遠景やら声だけやらで、ハッキリとはしない。
相手役は、キツネのティトゥ、その子供たち。
そして、森の動物たち、
オオカミ、フクロウ、ヤマネコ、トナカイ、ヒグマ、ネズミ、、、、、。
***
舞台はフランス南部の山間地。
10歳の少女リラは、ある日、学校帰りに森の中でキツネを見かける。
キツネは狩りに夢中でリラに気付かない。
リラはキツネに近づくが、気が付いたキツネは森の中に逃げていく。
それからキツネを懐かせようとするリラの毎日が始まる。
そこからはフランス山間部の自然と、動物たちがドキュメント風に展開される。
冬になり、リラは雪の中で転落して足を骨折する。
キツネたちは、冬の間も餌探しに余念がないが、
自分たちもヤマネコ(ヨーロッパオオヤマネコ)やオオカミに追われたりする。
春になり、キツネの恋の季節、リラの足も直り、再びキツネを探す。
リラは巣穴を見つけるが、キツネは子ぎつねを連れて巣穴を引っ越してしまう。
やがて、夏休みになり、リラのやるパンや鶏肉などのおかげで、
徐々にキツネの警戒も薄れる。
ある日、キツネの後をついていったリラは鍾乳洞に紛れ込み、
そこからなんとか出られたものの一夜を森で過ごす。
その一件の後、リラはキツネを懐かせることに成功し、ティトゥと名づける。
リラはティトゥを徐々に自分の家に近づけ、
スカーフで首輪をし、ひもで縛ろうとする。
そして、ついにティトゥを自分の部屋に引き入れるが、
ティトゥは嫌がって暴れ、突然悲劇が訪れる。
***
ドキュメント仕立て。
フランス映画のお得意分野?
「皇帝ペンギン」は、未見だが、
むしろ「WATARIDORI」に近いかも。
四季折々の自然、と言ってもいつも同じ場所の四季ではなく、
さまざまな風景が展開する。
とても同じ地域とは思えないほど多様だ。
フランス南部の自然、季節や風景や動物たちの紹介映画とでもいおうか。
それに少女とキツネのふれあいを絡めて見せた。
教訓は「手に取るな、やはり野に置け蓮華草」
リラとテトゥしか登場しないっていう描き方をしたのが功を奏したのか、四季折々の景色とそこに暮らす動植物達が際立って美しかったです。
決してダメと言う意味ではありません。
「皇帝ペンギン」は未見ですが、
「WATARIDORI」を思い起こしました。
みる予定はなかったですが、みてよかったです。
自然の移り変わりや、動物たちの姿に癒されました。
「皇帝ペンギン」は大感動させられて、おすすめです。
四季折々、いろいろな場所をうまく見せていました。
「皇帝ペンギン」は気になっている映画です。
観てみたいと思います。