MLBオールスター、ア・リーグ勝って、イチローMVP。

イチロー、本塁打でＭＶＰ 初ランニング弾(共同通信) - goo ニュース

ＭＬＢ＝イチロー、オールスターでＭＶＰ獲得(ロイター) - goo ニュース

現地時間、７/１０、アメリカ・大リーグ、ＭＬＢオールスター・ゲーム。

イチローは、３打数３安打２打点の活躍でアメリカン・リーグの逆転勝利に貢献。
日本人初のオールスターＭＶＰを獲得した。

イチローは初回アメリカン・リーグの先頭打者として登場。
２球目を打つと打球は鋭く２塁手の横を抜くライト前ヒット。

その裏、ナショナル・リーグは先頭打者レイエスが負けじとヒット。
打者ボンズの時に盗塁を決めて、ケン・グリフィーＪｒのヒットで１点先制。

イチローの第２打席は３回表、２死走者無し。
２ボール、２ストライクからの５球目、低めの球をカットするように打ち、
三遊間の頭を越えてレフト前へのポテンヒット。

第３打席は、５回表、１死ランナー１塁。
初球を叩き、本人は打った瞬間ホームランだと思ったらしいが、
ライト外野フェンス直撃弾。

ケン・グリフィーＪｒがセンターに回り込んだが、
クッションボールは意に反してライトへ跳ね返った。

打球を見たイチローは急加速、あっという間にベースを一周して
何とオールスター史上初のランニング・ホームラン。
英語では、インサイド・パーク・ホームラン（inside-the-park home run）

これで、２点が入りアメリカン・リーグが逆転。
イチローはここで交代。
５回裏からはセンターにハンターが入った。

試合は、６回に
表にクロフォードのソロ・ホームラン、
裏にケン・グリフィーＪｒの犠牲フライで、
両リーグ１点ずつ。
８回表は、マルチネスの２ラン・ホームランで５対２と点差が開く。

９回裏、ナ・リーグの最後の攻撃も２アウト・ランナー無しで、
すんなり終わるかと思ったら、
ヤングのセカンドゴロをファーストが受け損ね、ラッキーな内野安打。
続くソリアーノがマリナーズのプッツから２ラン・ホームランで１点差。

プッツは続くリオスを四球で出して、ピッチャー交代。

替わったロドリゲスも２者連続四球で２位満塁と俄然緊迫した状態に。
しかし、最後はロワンドがセンターフライに倒れゲームセット。

最後まで面白いゲームとなった。

これで、ランニング・ホームランを含む３打数３安打２打点で
アメリカン・リーグの勝利に貢献したイチローがＭＶＰを獲得した！

オールスター史上初のランニング・ホームランのボールは、
早速野球殿堂入りだそうです。

ところで、イチローは今年ＦＡで去就が取りざたされていましたが、
５年１億ドルでマリナーズに残留するようです。

イチロー残留へ、５年契約で総額１２１億円…地元紙報道(読売新聞) - goo ニュース