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モッコクでもネズミモチでもない木

2020-05-16 21:25:52 | 花卉草木
写真を撮り忘れたが、バルコニーに誰が植えたかわからない(勝手に生えた)木が何本かある。

進開橋のふもとにあった大柄なネズミモチの子孫がその正体だと思っていたが、先日小名木川の遊歩道を歩いていて、
ネズミモチとよく似たモッコクがあることに気づいた。

そこで、今一度ネズミモチとモッコクを調べてみると、ともに木肌は似ていて素人目には区別がつかない。
葉は肉厚でつやがあり、形も似ているというか素人目に違いがよくわからない。

ところが、葉の出方が違った。
ネズミモチは対生葉序で、樹形はやや乱れる。
一方のモッコクは互生葉序で樹形はまっすぐで上に広がる。

あらためてバルコニーの木を見返してみると、対生の物と互生のものがある。
対生のもののもいくつかは花芽がつき始め、明らかにネズミモチだと分かった。
互生のものは、そう言われると幹の下の方から葉が落ちて、上の方に集中。
樹形も幹はまっすぐでピクトグラムの木のように典型的な形に見えなくもない。

これはモッコク、これはネズミモチ、この鉢はモッコクとネズミモチの両方が生えている、などと見分けていったが、
どうもどちらとも言えない木がある。

モッコクもネズミモチも幹は灰色で葉は肉厚でつやがある。
この「?」の木もその点は同じ。

モッコクは互生、ネズミモチは対生は対生でも、次の葉が90度ずれて上から見ると+に見える十字対生。
しかし、その「?」の木は対生だが、二列対生なのだ。
葉の表面は枝の同じ方を向いており、したがって枝は斜めに広がっている。

どうも変だな、とは思いつつ、写真も撮っていないし、モッコクやネズミモチとの違いをよく確認していないが、違うっぽい。
天気の良い時に確認してみようと思っているが怪しいことには変わりはない。

小名木川沿いの植栽であれば、種を運んできた輩がいる可能性は高いので、植栽をよく確認することもヒントになるかもしれない。


その輩の候補は、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、と言ったところでしょうか。
ハト、カラスも可能性がなくはないが、スズメとハクセキレイには荷が重いと思われる。

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