ジェット・コースター、死亡事故

ジェットコースター脱線 女性１人死亡、大阪・エキスポランド(共同通信) - goo ニュース

コースター脱輪、女性死亡１９人けが　大阪・万博公園(朝日新聞) - goo ニュース

事故車両の２両目を調べる捜査員

過去には、スイングする乗り物でベルトからすり抜けて落下した事故や、
太っていて安全ベルトが締められないままで落下した事故もあった。

ジェット・コースターでの死亡事故は初めて、
とフジＴＶのニュースは伝えていたが、
コースターから落下して死亡ってのがあったような記憶が、、、

それはともかく、２両目の後方からの写真を見ると、
傾いた隣の座席にはあるヘッドレストのガード・バーが見えない。
激突の際に曲がってしまったものと思われる。

被害者はもちろん、周りの人もどうしようもなかったろう。
特に同じ車両に乗っていた人は自分の命すら危なかったわけで
その恐怖は想像に余りある。

こういう事故の際は、感覚的に時間が長くなり、
実にゆっくりと事態が展開していく（ように感じる）ので、
被害者に危機が迫りくる瞬間の恐怖は、想像だに恐ろしく、
悲惨としか言いようがない。

点検用通路の手すりにぶつかったわけだが、
手すりがなければ、そこで止まらず床に激突したか、
支柱や交差するレールにぶつかった可能性もあり、
いずれにしても惨劇は免れなかったでしょう。

詳しいことはよく判りませんが、
昔に比べると安全性は十分考慮されてきてはいるのだろうが、
車軸が折れるなんてことがあっていいものでしょうか。

仮に１本の車軸が折れても、１セットの車輪が脱落しても
安全に停止できるように設計しておく必要があったのではないか。

良くこういう事故があると、点検がどうのとか、
日常の維持管理がクローズアップされる。

適切な維持管理が安全性を担保するものであることに異論はないし、
ほとんどの場合、きちんとやっているとしても、
１回や２回の見逃しや点検不良があってすぐ安全が損なわれるとしたら、
その方がずっと怖い。