３色ボールペン

ボールペンは長く使わないで放っておくと使えなくなる。
その原因の主なものは、ボールペンの命ともいえるボールの錆付きで、
ボールがうまく回らなくなってインクを引きずり出してこなくなる。

そんなこんなで長く使わないでいたボールペンが、いざ使おうとしたらダメになっていることはよくあるが、
今回久々に３色ボールペンを使おうとしたら、ノッチが途中までしか下りない。
よく見るとペンの先がどす黒い色になっている。

分解してみたところ、黒と青のペンはまともだが、赤の先がない。
理由はわからないが先端の金属部分が外れてインクが漏れだしたようだ。


芯の先っぽ、つまり外れた金属部分だが、先に挟まっておりこれがノッチが下りない原因。
金属部を取り出し芯の先にはめてみると簡単にはまった。
他の色もラジオペンチなどで引っ張ると簡単に撮れる。
それほど頑丈についているわけではなさそうだ。

先端部には漏れたインクがたまっている。
これは簡単には取れない。
ボールベン専用のうすめ液でもあれば溶かすことができる可能性もあるが、そんなものは持ってない。
地道にティッシュペーパーで拭いとる。
それでも完全には取れないが、ともなく芯の出入りに支障がない程度までは取れた。