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試写会「彼岸島」@中野サンプラザ

2009-12-27 21:40:23 | 映画感想
2009/12/22、中野サンプラザ。
開演10分ほど前に着く。

列の中央付近はほとんど埋まっており、前から4列目に陣取ったが、
中野サンプラザで前から4列目はいかにも前過ぎ、かなり見上げる格好での鑑賞となった。

**
  
日韓合作映画、と言っていいんでしょうね。
監督は金泰均(キム・テギュン:Kim Tae Kyun)
石黒英雄、渡辺大、水沢あさみ、山本耕史。

**

冒頭は真っ暗な中を逃げる一人の男。
お堂に逃げ込むが、編笠をかぶった男達に襲われる。
物陰から現れた男が彼らを切り殺す。

追われていた男は一旦息絶え、吸血鬼としてよみがえるが頭をつぶされて死ぬ。



場所は変わってどこかの高校。
不良に呼び出された明(石黒英雄)は、
謎の女(冷:水沢あさみ、この時点では正体不明)の助けで逃げ延びる。

翌日、仲間とともにその女を見つけた明。
あとをつけていくと、廃工場で巨漢の男に襲われるが、
女の手助けもあってこれを倒す。

女は、ざっくり事情を説明し、行方不明の明の兄、篤(渡辺大)の消息を語る。

明は兄を救出するため、仲間のケンちゃん(弓削智久)、
西山(足立理)、加藤(半田昌也)、ポン(森脇史登)、
それに紅一点ユキ(瀧本美織)とともに、女の操船で島に向かう。

目的地はGPSも方位磁石も利かず携帯も圏外、地図にもない要塞の島、彼岸島。
島に到着してまもなく、真っ暗な集落に到着。

突然明かりがつき、編笠の集団=吸血鬼たちが襲ってきて6人はあっさり捕まる。

このとき冷はすっと姿をくらます。
冷は人間だが、吸血鬼の親玉、雅(山本耕司)の手先だった。
人質となった6人は順番に「餌」にされるという。

6人はどうなってしまうのか、冷は単に吸血鬼の手先だったのか。
明の兄、篤の消息は、、、。

***

吸血病ウィルスが血液感染することで吸血鬼になる、との設定は
目新しいものではなく、多くの映画で使われている。

また最初はへたれな主人公が、鍛えられるうちに天性の才能を発揮して
最強になるというのもありふれた展開。

人気漫画の実写映画化だが、展開は原作とは多少違うようだ。
見る前は知らなかったが、途中からこりゃ漫画の映画化だなと気がついて、
それ以降はあまり突っ込まずに見ることができた。

ただし、最後の怪獣はちょっといただけない。
原作を知らないので何とも言えないが、別の形の方がよかったかも。
それと、あの羽のある吸血鬼もいかん。
造形(特に頭)が全く恐ろしくなく、にやけた表情がさらに恐怖心を削ぐ。

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